「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
私の寒さ対策
金澤 聡
(2024/11/22)
私は新潟県の雪国育ちです。
「雪国で育ったので、寒さは平気でしょう?」とよく聞かれます。
ご期待に添えず申し訳ありませんが、
雪国で育ったのは30年以上前の話で、
寒いものは寒く、寒さの耐性は正直なく、冷え性で寒がりです。
子どものころは、友達と雪遊びをしたり、
クラブ活動でクロスカントリースキーをして
汗だくになっていましたが、
汗をかいた後、急激に冷えて寒さが襲い
ブルブルと震えたのを覚えています。
汗をかいた後の対策として、
背中と体操着の間にタオルを入れていました。
タオルが汗を吸収して、運動後に背中から抜き出す瞬間の何と爽快なこと!
風邪予防にも適していたと思います。
学校から配られる家庭用のプリントに、
『今週はスキー授業がありますので、"背中にタオル"を必ず忘れずに!』と
書いてあった記憶があります。
いまは発汗作用に優れたジャージがあるので、
「背中にタオル」は無用かもしれませんね。
寒さ耐性のない雪国育ちは、
冬は、アツアツの辛い鍋で汗をかいて寒さを凌いでます。
鍋の時は、さすがに背中にタオルは入れませんけど。
次は伊藤アナウンサーです。