「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
給食の思い出
堤 勇高
(2025/02/03)
好きだった給食のメニューは数えきれないほどありますが……
それよりも「印象に残る給食」があります。
それは私の通っていた小学校において、卒業を間近に控えた6年生へ与えられた最後の贅沢……
その名も「バイキング給食」です。
バイキング給食はその名前の通りバイキング形式の給食で、
6年生向けに普段より余裕をもった量の給食が用意され、好きなメニューを好きなだけおかわりできるというものでした。
普段から「おかわり常連」だった私にとって、給食を心ゆくまでおかわりできるバイキング給食はまさに夢。
小学校低学年の頃にその存在を知り、小6まであこがれ続けていました。
大人になってから考えると、決まった額の中から栄養バランスなどを考慮した上で作られている給食の献立ですので、それをバイキング化するというイベントはコスト面でも栄養面でも、「作る側」の相当な工夫を要するものだったと思います。
しかしそのおかげで、今でもこうして話題になるほどの給食の思い出を持つことができました。
物価高騰などが叫ばれている現在も続けられているのか?それとも中止となってしまっているのか?
続いていればいいなと思います。
写真は先日降った雪。
木の枝についた雪が芸術的でした。
さて今回のお題は私がアンカーでした。
次回からは新たなお題で、下山アナウンサーからスタートです。