「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
春といえば!
堤 勇高
(2025/04/11)
春といえば卒業式や入学式、入社式、新生活などイベントが目白押しです。
卒業・入学・入社などをする人以外も「自分の時はこうだったなあ」と思い出すことが多いのではないでしょうか。
私はやはりここ数年、春になると入社式のニュースを見ながら「自分が入社した時はこうだったなあ」と思い起こすことが多く、今年は、私が入社した時以来の男性新人アナウンサーがついにやってきた!ということもあり余計にそのタイミングが多いように感じています。
私が入社したとき、先輩たちには本当に優しく迎えていただきました。
入社式よりも前、物件探しで仙台に来たタイミングや引っ越しを終えたタイミングなどでも食事に連れて行ってもらい、宮城のことや仕事のことを教えてもらっていました。
そんなお店の中で一つ、印象に残ったお店があったのですが、残念ながら当時の私は仙台に引っ越したばかりで全く土地勘がなく、そのお店が具体的にどこにあったのか覚えられませんでした。
お店の名前を覚えていればよかったのですが、それも忘れてしまい……
仙台に住んでしばらくして「そういえばあの時のお店ってどこだったんだろう」と思い検索してみるも確信の持てるお店がなかなか見つかりませんでした。
一番は連れて行ってくれた先輩方に聞くことなのですが、ここまで来たら自力で見つけ出したいという謎の意地もあり……
しかし先日、この「店探しの旅」が急転直下の幕切れを見せます。
なんとなく入ったお店が、まさに私が探していたお店だったのです。
独特な間取りがまさに私の記憶通り。
6年仙台に住んでようやくたどり着いた答え。ものすごくスッキリしました。
これで、春になるたびに「そういえばあのお店って結局……」と思い出し、結局答えに行きつけないモヤモヤを感じずにすみます(笑)
写真は春らしくを撮った1枚です。
仙台でソメイヨシノの開花が宣言された翌日に撮った会社近くの桜で、すっきりとした青空によく映えていました。
次は高橋アナウンサーです。