「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

修学旅行の思い出
堤 勇高
(2025/05/13)


小学6年生の時、修学旅行で鎌倉に行きました。
有名な大仏をはじめ寺社仏閣をめぐるもので、班行動に関しては各班で行動計画を立てるルールでした。

班長になった私は中心となって行動計画を立てていきましたが、当時はありとあらゆることに欲張りだった性格もあり、なるべく多くのスポットを巡りたい!と息巻いていました。

このお寺とこのお寺は外せない、このバスに乗れば最短で到着できる……
結果、詰込みに詰め込んだ行動計画は分刻みのスケジュールに。
売れっ子芸能人も驚きの慌ただしさとなってしまいました。

寺社仏閣めぐりは比較的予定通りに進んだのですが、問題が起きたのは昼食の時間でした。

「お昼もどうせなら鎌倉ならではのものを!」と選んでいたのは鎌倉で有名だというカレー店。
計画通りに進んでいた「午前の部」に満足しながらお店に到着すると、店の前には長蛇の列。
入店まで1時間は待ちそうな様子でした。

小学生の私は有名店がお昼時に並ぶということも、もしそのお店に入れなかったらどこでお昼を食べるかというプランも、全く計画に入れておらず、唐突にやってきた計画外の出来事にかなり慌ててしまいました。

結局、15分ほど街中を探し回って、ちょうど人数分の席が空いていた和食のお店に入ることができましたが、分刻みのスケジュールにとってはかなり痛いロスとなりました。

それ以降、お出かけの計画はかなりの余裕をもったスケジュールを立てるようになりました。出先でかなりの暇ができてしまうこともあるので一長一短ではありますが……

写真は先日いただいたお弁当です。
あまりに豪華で、思わず写真に撮ってしまいましたので、修学旅行と全く関係ありませんがご容赦を。

次は門間アナウンサーです。


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