「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

大みそか

(2007/12/20)


艶やか?うふふ(^。^)
毎年、年末年始になると早坂家は活気に満ち溢れます。
忙しい忙しいと大人たちは口にしていながらもどこか楽しそうでした。父が門松を立てはじめ、祖母と母がおせちの食材を上野アメ横で買って、新年を迎える準備をするのです。

その中でも私が毎年楽しみにしていたのが「着物」でした♪お正月には祖母が1年に1度のことだからと、小学生になってから毎年着物を着る用意をしてくれていたのです。祖母のセンスで、私の年齢に見合ったものを準備してくれていました。

ある年「もう牧子さんもお稽古とかで忙しいし着なくていいかしらね」と言われ、その時は納得したのです。お正月からバレエの冬休み集中レッスンなどに参加していたので、着物を着る余裕は無いかなぁと。

でも、いざ大晦日になると…
毎年和室に用意されていた着物が無いと寂しくて、新年を迎える気持ちになれなくて、ついに次の日の朝・元日に大泣きをしている自分がいました。

今振り返るとただの我が儘な子供ですが、それだけ私にとって着物を着て新年を迎えるということがひとつの儀式というかけじめになっていたのだと思います。

世は着物ブームとも言われていますが、ブームで終わるのではなくて、少しでもいいから生活に関わっていたいなと思い、2008年も着物を着ることにしました。
皆さんの中でもお正月は着物を着たい!着ている!という方いらっしゃいますか?

☆写真は某ホテルにて25歳記念に撮影したときの着物姿です。調子に乗って電話ボックスでモデル気取りしていました(^_^;)

皆さま良いお年をお迎えくださいませ。

さて、お次は佐藤アナです。
大みそかのエピソードはなんですか??

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