「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

スポーツあれこれ
堤 勇高
(2025/10/17)


子どものころ、運動会といえば、全国共通どこの学校でも秋の開催だと思っていました。
東京の、いとこの通う学校が春に運動会をしていると聞いたときはかなりの衝撃を受けました。

春開催となると入学して、もしくは学年が変わってクラス替えがあって、1~2か月で運動会があるというのは相当あわただしいんじゃないかと子どもながらに想像しました。

やはり運動会は秋だ!入場行進や組体操、リレーの練習なんかをじっくりとして、カラッとした秋晴れの下開催するのが運動会だ!というのが当時の私の考えでした。

調べてみると、運動会を春に開く学校は全国的に増えているそうです。
そこにはそれぞれの地域の事情も影響しているようですが、共通して見られたのは熱中症対策でした。

現在、9月はおろか10月でさえも、残暑の厳しさがニュースになる時代。
秋晴れの日にスポーツをするのは本当に気持ちがいいと思いますが、熱中症の危険が付きまといます。
事前に練習をするとなると、夏休み直後には練習が本格化するはずですが、最近は夏休みがあけても猛暑日や真夏日が当たり前……。

「子どもの命を危険に晒さない」という最重要な理由から、この先、「運動会といえば春」という風潮がどんどん加速する気がします。

写真は先日福岡に旅行に行った際に撮りました、糸島の二見ケ浦です。
私が最近行った最も激しい運動は、糸島含めた福岡散策です!

さて今回のお題「スポーツあれこれ」は私がアンカーでした。
次回からは新しいお題、トップバッターは千坂アナウンサーです。


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