「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
電話あれこれ
門間 陸斗
(2025/12/04)
これまで自分が触れてきた"電話"を振り返ってみると、意外とバリエーションがあることに気付きました。
曾祖父母の家にあった黒電話、両親が使っていたガラケー、家の固定電話、公衆電話、そして自分専用として初めて手にしたスマートフォン。
今ではすっかりスマホ一色になりましたが、思い返せばこの23年間で色々な電話と出会ってきたんだなと感じます。
なかでも印象に残っているのが、曾祖父母の家の"黒電話"です!
受話器を置いたままダイヤルを回す、あの「ダイヤルパルス方式」が大好きでした。
曾祖父が電話をかける時には、私が電話帳をめくり、番号を確認しながらダイヤルを回して、繋がるまで受話器を耳に当てて待つ。相手の声が聞こえた瞬間に曾祖父にバトンを渡す。連携が成功した時のあのワクワク感は今でも鮮明に覚えています。
ダイヤルを回すときの指先の感触。今でももう一度味わいたい気持ちはあるのですが、「じゃあ買うか?」と聞かれたら答えはノーです。
持ち運びが困難、通話のみの機能しかないことなど、スマートフォンの便利さには敵いません。
それでも、昭和100年を迎えた今年は"レトロブーム"が来ています。
若者が昭和、平成初期の文化を「エモい」と捉える感覚が"レトロブーム"を後押ししているようです。
そしてブームの中で、黒電話はしっかり存在感を放っています。
調べてみると、黒電話をモチーフにしたバッグやTシャツ、インテリアとして部屋に飾るなど様々な形で使われていました。
今では「電話として」ではなく、"ファッション"や"インテリア"として親しまれている黒電話。
形を変えながら長く生き残り続けている姿を見ると、確かに「エモさ」を感じます。
写真は、夏休みに行った大阪関西万博の写真です。
大屋根リングの迫力、各国のパビリオンと食べ物、物凄い数の観光客、万博花火など全力で万博を楽しんできました!