「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

私のカゼ予防法
佐藤 拓雄
(2008/02/08)


先日、系列の会議の出張で長崎に行きました。
九州は、これで鹿児島と熊本以外の5県(沖縄を含めれば6県)を訪れたことになりますが、改めて感じたのは、九州はどの県も「カラー」がはっきり分かれているなあということ。長崎で感じたのは(と言っても長崎市をちょこっと見ただけですが)、まず、歴史ある町だということ。1600年代に創業という店が古い建物のままフツーにあったり、さすがは江戸時代にオランダ貿易で栄えた町だなと感じさせられます。それから、建物が密集しているということ。長崎市の中心部だけなのでしょうが、東西の山にもびっしり建物が建っていたり、あの平和公園も入り口のすぐ脇に細いマンションが建っていたり、原爆爆心地のすぐ裏に小さいスナックがあったり。なんだかどこにでも建物が所狭しと建っている印象で、その中を縫うように、路面電車が走っています。この路面電車、昼間は約5分間隔ですぐ来るし、1回100円だし、すごく便利。「電停」は道路上にあるので、気軽に乗れるし、渋滞には巻き込まれないし、かなりいいです。仙台にもかつてはあったそうですが、地下鉄より利用しやすかったかもしれないなあ。

で、写真は、その長崎駅前での一枚ですが、ここでようやく本題です。すみません。「私のカゼ予防法」、第一はやはりマスクです。この写真は、それを言いたいがために撮ったので、別に長崎で撮らなくてもよかったのですが、それは話のつかみということで。

さて、僕の場合、日中にマスクをずっと外さないのは、間もなく到来するスギ花粉の季節だけなのですが、夜眠るときは、夏の暑い時期をのぞいて、ほとんどいつもマスクをしています。ノドに乾燥は大敵ですが、経験則上、寝ている間が一番乾燥しやすい。睡眠時のマスクはそれをしっかり防いでくれます。冬はこれに加湿器をプラスして、乾燥対策は万全です。とか言いつつ、朝になってみると、マスクがアゴのところにずり落ちていたり、おでこのところにあったり、あるいは枕元、足元に転がっていたり、ということはよくあるのですが…(笑)
ほかにも、手洗い・うがい、インフルエンザの予防接種等々いろいろ心がけていますが、それでも、かかるときはかかってしまうもの。絶対の予防法はないんでしょうね…

次回はスーパーニュースの相方・林アナウンサー。

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