「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
私のひとり暮らし
林 佳緒里
(2008/04/17)
ひとり暮らしをしたのは9年間。
そしてひとり暮らしをして気付いた事は「音がない事」です。
就職するまでは実家で家族全員で暮らし、いつもどこかで人の声や物音がしていて、その時はそれが当たり前でした。でもひとり暮らしをしてみると、どれだけその「音」が安心感を与えてくれていたか実感しました。
ひとり暮らしを始め「音がない」寂しさを感じ、自宅に帰ればいつもしていたことがありました。
いつ何時も常に音を感じていたい!
帰宅後まず、ダイニングのテレビのスイッチON、寝る時は枕元のラジオをON、さらにお風呂に入る時も防水ラジオをON。こうして寂しさを紛らわせていました。
★写真は、以前アナログに登場してくれた"かのんちゃん"のママからかなり昔にいただいた防水ラジオです★もちろん現在も使用中!
ひとり暮らしをして初めて知る家族の存在のありがたさでもありました。
人は寂しい気持ちを乗り越えると強くなれると言いますが、これに関しては違ったみたいです!
これからも常に音、人の気配を感じられる空間に身を置きたいと思っている私でした。
拓雄さんのひとり暮らしは「え~こんなアパート?」で始まったようです。