「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

私のひとり暮らし

(2008/04/22)


私が一人暮らしを始めたのは、ちょうど3年前の3月の仙台。
まだまだ寒くて、毎日「寒い寒い~」と布団で丸まって優雅とは程遠かった記憶があります。
でも反対に生まれて初めての一人暮らしに希望は膨らむばかり!

インテリアも色にこだわって、
カーテンはピンク、家具はナチュラルな木製もしくは白、キッチンは黄色い冷蔵庫にキッチンマット、バスルームは海をイメージして青いシャワーカーテンに鏡や窓に鯨やイルカなどのジェルジェムをペタペタ。
お風呂は順番ではなく、入りたい時にゆったりと長風呂し放題。
苦手な料理もレシピを見ながら奮闘し、作って写真に撮って家族に送ったり…
「私は自立して生活しているんだわ~!」と鼻息あらく頑張っていました。

でも…

仕事もろくに覚えていないうちですから、くたくたになって帰宅。
がらんとした室内に、やりかけの家事…
某うがいぐすりのCMの様に「ただいまを言う相手もいない」状況に、あの時は寂しい・心細いなど色んな思いがこみあげてきて…、実家で家族が側にいた有難さが身に染みて分かりました。
時として面倒な人との関わりにあぁ私はこんなにも支えられていたのかと。

そんな思いもまあ一人暮らしの登竜門なのでしょう!

今は、心を許せる仲間も出来て、あの頃に比べれば随分強くなったような気がします。
落ち込んだりした時は、やっぱり誰かと話して美味しいものを食べて飲んでもやもやを発散しないといけません(^-^)★
つくづく人間は一人じゃ生きられない生き物だなあと感じる今日この頃。
これも家を離れたからこそ分かるものかもしれませんね。

一人暮らしを始めた皆さん、ファイトですよん!

明日は大先輩の浅見アナ。
浅見さんの一人暮らし…色々気になります!


戻る

アナウンサーTOP
HOME