「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

子ども時代の宝物

(2008/05/12)


私にとって宝物はこれしかありません。
クラシックバレエを習う者にとっては重要な『トゥシューズ』

皆さんも靴は人それぞれ形や癖が違うので、快適にはけ靴に出会うと嬉しいものですよね?
このトゥシューズという靴もベストの物になかなか出会えないものなんですよ。

回転しやすい、バランスをとるのに適している、足を美しく見せてくれる、これらの条件を全て兼ね備える優秀な相棒探しは長いことかかるものなのです。

日本製からイギリス、フランス製まで試したこと何足でしょう・・・。
もう数え切れないほど、20足以上だと思います。
ほとんどが職人さんの手作りなので、同じ人が作ったものでも履き心地が異なるのです。
ですから「あ!これ良い!」と感じて同じ靴を買っても「あ~前回のほどはしっくりこないなぁ・・・」この繰り返しなのです。
バレエ経験者ならばこの感覚分かることでしょう。
しいて例えるなら・・・「しっくりと手の感触に合う万年筆を探す」このようなかんじでしょうか?

でもある日突然、バレエの先生からも「軽やかに見えるわ」とお褒めの言葉が!
ようやく出会えた私の相棒はロシア製でした。

ようやく出会えた運命のトゥシューズ。
大切に慎重に履き続けても、長くもって半年ほどなんですがその期間は本当に気持ちよく踊れた記憶があります。

だから大切にいまでも宝物のトゥシューズは保管しているのでした☆


さてお次は、もう仙台に慣れたかな?新人・広瀬アナです。
どんな宝物ですか~?



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