「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

みどりと言えば
林 佳緒里
(2008/05/23)


先日、またニュース担当気象予報士の高沢ちゃんと菅原知江ちゃんとおいしい夕食を食べました。今回は仙台市内の自宅レストラン「Numahata」さんで。"みどり"や色んな色の野菜をオリーブオイルなどでいただくこの一品は"美味でございました~"。

生物学科出身の私にとって「みどりと言えば」"カエル"です。これまで何かとカエルに縁のある生活を送ってきました。

小学生の時、オタマジャクシを家で育てていました。後ろ足出る→前足出る→尾っぽなくなる→カエルになる。これをすべて見届けました。水槽には子ガエルが登りやすいよう石を入れたり。巣立っていったカエルは本当に小さかったです。1センチぐらい。一体、どのくらいの子ガエルがその後、天敵の多い自然界で大きくなれたのでしょうか?親心です。

しかし・・・。大学生の時、生物学科だった私の「解剖実習」の時間。白衣に身を包み解剖道具セット片手に実習室へ。私を待っていたのは、見たこともない20センチほどの大きな大きな"ウシガエル"。こんな大きなカエルがいるとは・・・。じっとしていれば怖くありませんが、こちらが動くと向こうも敏感に反応。ここからは想像にお任せしますが、生物学科に入ると必ずある解剖の授業。罪悪感も一杯でした。女子しかいない大学、自分を含めクラスメイトは皆たくましかったです。

そして社会人、仙台に来て始めて行った県内の旅行先は松島、お土産で買ったのは「カエルのガラスの置物」、なぜか惹かれたんですね~。

これから梅雨に入るとカエルの鳴き声を良く聞くようになりますし、姿を見かける機会も多くなります。道路の真ん中でじっとしているカエルがいれば、黙って見過ごすことは出来ません。
本当にカエルとは不思議な縁があるようです。
田んぼに取材に行く機会も多い私、これからもカエルとの出会いは続きそうです。

次はまっこ。「卒論」にまつわる"みどり"のお話のようです。よろしく~。

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