「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
ふるさと
林 佳緒里
(2008/08/01)
♪砂まじりの茅ヶ崎~♪ふるさとは神奈川県「茅ヶ崎市」です。★写真は冬の装いでごめんなさい。中央に小さく映っているのは江ノ島です。よく江の島までサイクリングしていました★
今でこそ"おしゃれな海のまち"と紹介されることが多い茅ヶ崎ですが、私が小さい時はそれこそ小さな田舎町でした。
暮らしていたのは仙台に来るまでの20年。昔、茅ヶ崎駅は階段は石段、切符は窓口で駅員から買い、駅員にハサミで切ってもらう。素朴な駅でした。
さらに「サザンの町」と言われることが多い茅ヶ崎、当時は「加山雄三」がヒーローでした。
私が通っていた「茅ヶ崎市立東海岸小学校」の校歌は加山雄三さん作詞・作曲、誇りにさえ?感じていました。
♪太陽昇る輝く海の♪で始まる歌詞、
海とおなじように広い心を持とうという何とも海の男らしい詩で構成されています。
さらにさらに実家の近くの、駅と海をつなぐ大通りは通称「加山雄三通り」でした。
といった具合に、すべてが「加山雄三」だった茅ヶ崎がいつの間にか「サザンオールスターズ」にシフト。
「サザン通り」なる通りも出来、町はチェーンジ!加山雄三よりもサザンか~。
しかしサザンはサザンで素晴らしい!世代を超えた人気がその実力を示しています。
母もサザンの大ファンです。というのも数年前、サザンが茅ヶ崎の野球場で大規模な野外コンサートを行った時、うちにも招待状が届き母がいきました。大興奮だったようでそれ以来ファンなのです。
今では1年に数回しか帰る機会がありませんが、その度に変わる街並み、しかし私の実家も含め昔ながらの街並みが残る場所もあります。
皆さん、機会がありましたら是非!茅ヶ崎探訪してみてください。
次は拓雄さん。拓雄さんの♪ふるさと~♪は?