「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

ふるさと

(2008/07/31)


先日仙台市博物館のレストランでいただいた期間限定『ジャーマンプレート』です!
ジャーマンステーキ、ソーセージ、バームクーヘンなどがワンプレートに☆

今仙台市博物館で開かれている「江戸と明治の華―ベルツ博士の眼―」展にちなんだメニューです。
ビールが合いそうですよね!


先日、その展示会のオープニングセレモニーの司会の仕事に行ってまいりました。
その日は、今回の特別展に出品したドイツのビーティヒハイム・ビッシンゲン市立博物館の館長と学芸員の方も出席していて、終わった後一緒にこのランチをいただきました。

その時地元の歴史や文化のスペシャリストのお二人にいろいろと聞いてみたのですが・・・
なんと、バームクーヘンは滅多に食べないそうなんです!
「クリスマスとか特別な時だけ食べるのよ」とイレーコップ館長。
勝手なイメージですが、バームクーヘンはドイツ国民にはお馴染みのお菓子だと思っていただけにびっくりです。
聞いてみると、フルーツケーキはよく食べるとか、チーズケーキはもっぱらベイクドだとか、ケーキにはコクのある生クリームを添えることが多いとか、
ランチの間、ほとんど食べ物の話しかしなかったような気がしますが、
英語と日本語のまぜこぜトークでちゃんとコミュニケーションできたか自信はありませんが、食べ物の話はきっと世界中誰とでも盛り上がるんでしょうね(^^)

あ、もちろんお菓子の話以外にも育った場所の話や、生活、風習の話にもなりましたよ。
『ふるさと』というものを改めて思い出しました。


ちなみに、この特別展ですが、かなり興味深いですよ。
例えば、立派な漆塗りのお重でもかわいらしいタケノコがモチーフになっていたり、どっしりと存在感のある七宝焼きのお皿でも堅苦しいデザインではなく、お部屋に飾りたくなるようなかわいらしいデザインだったり、ただ「見事」と表現するのはもったいないような作品がたくさん展示されています(^^)

続いては佳緒里さん、お願いします!

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