「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
ツキ(月)にまつわる話
(2008/08/27)
8月も、もう月末ですね。次のテーマに移りましょう。今年の「中秋の名月」は9月14日だそうです。
そこで、今回のテーマは、「ツキ(月)にまつわる話」ということにしました。
どうもツキのある話がありませんで、「月」で三題噺を・・・・・・・・・・・・・
といっても、綴り合わせて、一席にはなりませんが。
「月に向かって打て」
1970年から3年連続40本塁打を放ち、1970年、1971年2年連続本塁打王、1970年、1972年打点王に輝いた大杉勝男さん。東映時代、飯島滋弥コーチから教えられた「月に向かって打て」のエピソードは、今なお語り草になっています。豪放磊落な性格から、現役時代は数々のエピソードがあります。評論家時代に「プロ野球ニュース」で何度かお世話になった。ランニング姿で「ああ~ かあちゃん・・・・・」と自宅に電話をする姿を思い出します。無類の愛妻家であったといいます。肉を美味しそうに頬張る姿も思い出します。無類の肉好きであったといいます。47歳での他界は早過ぎました。大杉選手にあったユーモアのある教えです。
「月がとっても青いから」
作詞・清水みのる 作曲・陸奥明
昭和30年にヒットした菅原都々子の名曲です。
♪月がとっても青いから 遠回りして帰ろう~~有名なフレーズです。月を見る人の心が表れるのですね。
作曲・陸奥明は菅原の父だそうです。
変わった歌唱力に!明るいメロディー!情景が浮かぶ歌詞がいいのです。
月をみると自然に口ずさむ昭和歌謡のおすすめ曲です。
北京オリンピックが終わりました。体操男子団体2連覇はなりませんでしたが、見事な銀メダルを獲得しました。体操だけは真似できません。(笑)
体操日本といえば、月面宙返り。塚原光男さんが編み出した技ですが、公式名は「ツカハラ」というそうです。この大技が今では、ひねりが加わって新月面になって、それが屈伸だの、伸身だの、抱え込みなどといってさらに大技になって進化しているのです。80年代のロス五輪やソウル五輪のVTRと見比べると、雲泥の差といっていいほど、技の進化は凄まじいものがあります。どこまで進化するのか?もう限界なのか?まだまだ進むのか?これは想像がつかない競技ですね。
ツキ(月)にまつわる話、
あすは、佐藤拓雄アナウンサーです。