「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
ツキ(月)にまつわる話
(2008/09/04)
写真は林アナとのスーパーニュースお疲れ様会です。入社以来佐藤アナの夏休みの間ピンチヒッターで起用して頂いていまして、その都度開催されるのがこの会食。今年で3回目、毎年恒例となりました。今年は美味しいうなぎ屋に連れていってくださいました。
さて月にまつわる話。まず思い浮かぶは、文字通り月にまつわる話、映画『月とキャベツ』。隠れた名作だと思うのですが、皆さんはご存知ですか?96年に放映された、歌手の山崎まさよしさん主演のラブストーリー。月がもたらす奇跡の夏物語です。御伽噺のようで、ロマンティックで、優しく、そして切ない。山崎さんの名曲『One More Time, One More Chance』が心に響きます。あと、無性にキャベツが食べたくなります(笑)気になる方は是非一度ご覧下さい。
この映画に限らず、月をモチーフとした作品や音楽、芸術は数知れず。昔から夜空に遠く輝く、神秘的な存在として捉えられてきました。それが21世紀の今では、もはや旅行プランに組まれるまでに、身近なものになりつつあるんですね。
宇宙旅行。2005年に大手旅行会社から民間向けの商品が発表され、すでに5人の民間宇宙飛行士が飛び立っています。改めて調べると驚きの連続です。費用は日本円にしておよそ30億円!月旅行も近年実施予定で、およそ100億円とか!旅行自体は現実になりましたが、実行性は全然現実的じゃないですよね。ビルゲイツさんか石油王ぐらいしか行けませんって。それでもお金さえ払えば、38万キロ先の世界にたどり着けるんですから、凄い時代です。
近い将来、より安価に、より手頃に月へ行ける日が来るのでしょうか。人々の想像や空想でしかなかった星にはどんな世界が広がっているのでしょうか。旅行好き、新地開拓好きの僕としては、自らの目で確かめられる、そんな日が一日も早く来て欲しいものです。
次は、出射アナ。コツコツと続く「ツキ」のお話です。