「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
クリスマスソング、私はこの一曲
佐藤 拓雄
(2008/12/04)
師走です。街にクリスマスソングが流れる季節になりました。
ということで、今回のアナ・ログ、お題は「クリスマスソング、私はこの一曲」。それぞれが、思い出の一曲、お気に入りの一曲、思い入れのある一曲などなど語る予定になっております。
さて、僕の場合。
ぱっと思い出すのは、ルロイ・アンダーソン作曲「そりすべり」です。原題は「Sleigh Ride」。クリスマス・シーズンになると、デパート、商店街など街中至る所で流れていますので、題名は知らなくても、おそらくどなたでも耳にしたことがあるはずです。
僕は、この曲を聴くと小学生くらいの頃のクリスマスをいつも思い出します。当時、クリスマスとなると、両親と一緒に、街へ行き、デパートで買い物をし、夕食のためにチキンを買う、というのが恒例行事でした。街へのお出かけ、あちこちのクリスマスの飾り、年末の気ぜわしい雰囲気、寒さ、人混み、デパート、買い物、家族で乗った電車・・・そういうもの全てが好きでした。幸せな記憶、というのはこういうものを言うのかもしれませんね。その街中でいつも耳にしたのが、この「そりすべり」。この曲とともに、あの頃のクリスマスを思い出すのです。
ちなみに、インターネットで調べたら、この「そりすべり」、クリスマスソングとして書かれたものではないようです。いまさらそんなこと言われてもなあ。
写真は、クリスマスと言えば、鳥。ということで、先日名古屋で食べた、名古屋コーチンの鍋を。八丁味噌の鍋です。めっちゃくちゃ美味いです。仕上げにきしめんとおじや。地球に生まれてよかったー。
続いては、現在のデスクのお隣さん、金澤アナウンサーです。