「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

かつてお年玉で買ったもの

(2009/01/16)


お年玉をもらわなくなってはや○年…
恐らくこのテーマがなければ、自分がお年玉を渡すようになるまで敢えて思い出さなかったのではないかという「お年玉」

さて!それこそ子供の頃は夢にまで見た「お年玉」!…ではありますが、実際何に使ったかというと結構思い出せないものですね。小学生くらいの子供にはお小遣いの10倍以上のお金がもらえる、年に一度の大イベントでしたから、親戚に会う日には必要以上にいい子になったりと子供なりに気持ちよく渡してもらおうという変な努力をした記憶が…

そうそう!
何年生かは忘れましたが、一番覚えているのは学研の図鑑「宇宙」を買った事。きっかけはNHKのスペシャル番組で宇宙の始まりはビッグバンと言われていると知った事でした。それこそ買った日は枕元において寝て、スミからスミまで読んでいました。水金地火木土天海冥、恒星・惑星、グラビアの宇宙の写真を見てうっとり。
お手洗いにまで持っていこうとして注意されたのを覚えています。

そんな「宇宙」への興味も残念ながら年を経るにつれて次第に薄れ、図鑑は今は実家の弟の本棚に収まっています。けれども、ページをめくると当時のドキドキワクワク、あの高揚した気分が蘇ってくるから不思議です。

大きくなってから知りましたが、子供にはもらいすぎだと親が判断した分は、私には秘密で、専用の口座に積立貯金されていました。「英里奈がお嫁に行くときに使いなさい」と先日通帳を見せてもらった時は嬉しかったです(^▽^)
…いつか、使わせていただきます!

さあ次は佐藤アナウンサーです。
一体何を購入されたのですか?

戻る

アナウンサーTOP
HOME