「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
かつてお年玉で買ったもの
(2009/01/09)
浪費家なんですよね~僕もちゃんと貯金します。ちなみに福耳気味だとは思うのですが・・・
ただ、お年玉に関しては浪費したわけではありません。かといって貯金していたわけでもありません。というか、行方不明です。
お年玉は、母に『貯金しておいてあげる』という名目で、尽く没収されてきました。ですから何かを買った記憶が全然ないのです!本当に!うっすらとファミコンソフトを買った記憶がありますが、定かではありません。それぐらい、使い道に覚えがない。
では、お年玉は何処へ?思い立って母にメールを打ってみました。すると・・・
『どこへいったのかなぁ?何かの形であなたに還元していると思うけど、歳をとって物忘れがひどくなってきたから、思い出せないワ』
・・・うーん母でもわからないか。ただ、なんだか都合の良い感じもしますが・・・しかもメールの最後に、ウィンクを決めあっかんべーをしている顔文字が添えられていましたし・・・
しばらくするとまたメールが届きました。
『ひょっとして高校になった時に通帳ごと渡しませんでしたか?お母さんの都合の良い物忘れのこともアナログに書いておいてください』
あぁ、そういえば、そんな気もしてきました。貯まったお年玉を通帳ごともらって、その後高校生活、大学生活の中でじっくりと使っていったような・・・というか、母よ、何アピールですか。ネタにしてはいけませんよ、全く。
そんなわけで、やはりお年玉を貰ってそのまま何かを買ったことはほとんどなかったんですね。都合の良い母の言葉が真実であればの話ですが・・・
写真は、姉の子供、僕にとっては姪っ子との一枚です。26歳にして叔父さんです。お年玉も、貰う立場から、あげる立場になってしまいました。姉も母の血を継いでいます。願わくば、きちんと姪っ子の手元にお年玉が渡りますように。
次は金澤アナです。先輩、あけましておめでとうございます。