「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
私の最新ヒットソング
(2009/02/10)
最新のヒットソングと言われても・・・・
私の場合は、昭和で止まっていまして、しかも、その昭和、アクセントで言いますと、頭高の「ショーワ」がいいですね。
昭和歌謡!
昭和歌謡!!
昭和歌謡!!!
いい響きです。
そんな流れでの最新ソングといいますと、カーCDもカラオケのオープニングソングもこの人の歌です。「岡っぱる」いやいや、「岡っぱる」は失礼ですね。岡晴夫先生です。
「憧れのハワイ航路」「東京の花売娘」「啼くな小鳩よ」が大ヒット曲ですが、私のお薦めは、「国境の春」「遭いたかったぜ」「パラオ恋しや」「港に赤い灯はともる」「東京の空青い空」。花売娘シリーズだったら、「上海の花売娘」「広東の花売娘」「港ヨコハマ花売娘」になります。
その岡晴夫の貴重で珍しい音源を去年、フジテレビの牧原俊幸アナウンサーが送ってくれました。実は、何を隠そう!隠していませんが、牧原アナと私とは昭和歌謡仲間です。
それは岡晴夫のライブ音源です。北海道旭川市で開かれた岡晴夫ショーを地元の篤志家といいましょうか、岡晴夫のパトロンといいましょうか、谷町といいましょうか、スポンサーといいましょうか、ファンといいましょうか、そういう方が、自分の録音機で収録したものだそうです。
ライブは、レコード音源より、非常に早いテンポで、カラオケ装置でいいますと、+2~3ぐらいになります。岡晴夫という歌手は、生のステージでは、「テンポ」を一番大事にしたそうです。「上海の花売娘」の早いこと、早いこと。それ以来、私のカラオケも岡メロディーのテンポは+2で設定しているのであります。
こんな話をしても、若いアナウンサーは誰も聞いてくれません。
ね~板垣君。