「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
私の最新ヒットソング
佐藤 拓雄
(2009/02/05)
先週土曜日、札幌への出張がありました。全国的な悪天候で、飛行機がなかなか飛ばず、仙台空港で1時間半近く待たされました。同じ時間帯、空港で足止めを食っていたのが、楽天イーグルスの皆さん。キャンプ地久米島への出発の日だったのです。飛行機が遅れたおかげで、出発セレモニーを遠くからのぞくことができました。写真がそれです。
さて、気に入って何度も何度も「ヘビーローテーション」で聴いてしまう曲、耳にこびりついて離れない曲、そういう曲ってありますよね。世間のヒットチャートとはまた別に、それぞれにその時期その時期でのヒットソングというものがあるはずです。
今回のアナ・ログは、各アナウンサーのそんな「個人的最新ヒットソング」についてです。
多くの方もそうかもしれませんが、僕の場合、ドラマの主題歌が「最新ヒットソング」になりがちです。12月までの「ヒットソング」は、嵐の「Beautiful Days」でした。ドラマ「流星の絆」の主題歌。東野圭吾原作の小説を、クドカン脚本でドラマ化。原作の筋をきっちり守りながら、ドラマのテイストを完全に「クドカン化」してしまっていました。お見事!としか言いようがありません。タイトルバックの映像はクドカンが作ったわけではないでしょうが、これも素晴らしい出来で、そこに流れる「Beautiful Days」はグッときました。11月12月は、実にヘビーローテーションで聴いた曲です。
残念ながら、この1月からのドラマは、見るものが少なく、「ありふれた奇跡」と「トライアングル」のみ。しかし、どちらの主題歌も、ピンと来ません。僕にはヒットしてきませんでした。
今一番よく聴いているのは、ミスチルの「HANABI」。クリスマスに妻からもらった最新アルバムに入っていました。今再放送中のドラマ「コード・ブルー」の主題歌ですが、このドラマは本放送の時には見ていなかったので、今頃「最新ヒットソング」になっているのです。詩が哲学的、思索的、内向的なところがよいです。ミスチルの最近の一つの傾向ですよね。それにしても難しい歌だなあ。早口言葉みたいなところも多いし、メロディへの詩の乗っけ方が難易度高し。とてもカラオケでは歌えそうにありません。
続いては、寺田アナウンサーの「最新ヒットソング」です。