「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
一番緊張したこと
梅島 三環子
(2009/02/24)
デビューが遅かった分、緊張したのでしょうか…?
うまれて初めて化粧品を買った時、なんだかえらく緊張したのを覚えています。独特の緊張感です。
大学3年の夏、就職活動をはじめるというきっかけで
お店に母親と行き、初めて手にした化粧品。私に、こんなものが使えるのだろうか…と真剣に不安になっていました。
それまでの人生の化粧歴は、七五三と成人式…あと学芸会くらいでしたでしょうか(笑)。ハタチも過ぎた"女子大生"だというのにひどいものです。
「就職活動は、お化粧をしていくものらしい。」
なんとなくわかってはいましたが、一から、いやゼロから覚えるのにはなかなか苦労がいりました。チークは、自分でわかるほど塗ってはいけない。アイシャドウもしかり。
初めて化粧をして、外に出たとき「私、コノ顔デ大丈夫ダロウカ」と不安になっていました。ここでも緊張です。
それが、今では毎朝化粧をして出かけるまでになりました。当たり前ですが、大人になったのです。あまり得意でないのは、今も昔も変わりませんがなんとも初めての経験というものは緊張するものだなあとふと思い出しました。
そうそう、去年くらいから化粧ポーチを必ず持ち歩くようになりました。隣のデスクにヤギがいたので写真を撮ってみます。
アナウンサーは男性も少しですがお化粧をします。
ということで、次は私よりお化粧歴の長い浅見アナウンサーです。