「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ

合格発表

(2009/03/06)


今日から新テーマ!『合格発表』です!やはり今の時期は受験シーズン。そして今日は3月6日、世間では国公立大学・前期日程の合格発表が続々と始まっています。明か暗か、天国か地獄か、期待と不安が入り混じり、緊張で喉がカラカラ、胃液が出そうな何ともいえないあの瞬間!受験に限らず、車の免許や就職試験など、皆さんも合格発表には様々な思い出があるのでは?

私の場合、思い返せば自分で見に行った合格発表は合格した覚えがない!自分でもびっくりしました。

中学受験では、1番の志望校の発表に母と見にいきました。今でも覚えています、番号は「353」、見込みあり!です。皆さんも一度は語呂合わせしたんじゃないでしょうか?(笑)
しかし結果は、見込み全くなし!あっけなく落ちて、母と二人泣きながらトボトボ帰りました。

ならばとリベンジ!迎えた高校受験、またも1番の志望校の発表!塾の友達10人位で見に行きました。番号は覚えていませんがこれも見込みなし!返り討ちに遭いました。しかも10人のほとんどが落ちたような…。当時も帰り道、涙を流していたと思います。家に帰ったらベッドに飛び込み、枕に顔を埋めて泣き叫んでたなぁ。

しかし2番目の志望校(母校)には受かりました!ただ発表は何と見ていません!なぜなら補欠で繰り上がり合格、電報で合格通知が届いたからです。補欠の発表は、他の学校の試験と重なって行けず両親に見に行ってもらったのです…
というように、母と子が受験票を握り締め、目を輝かせながら数列から自分の番号を探し出し、見つけては二人抱き合い歓喜の涙を流す…そんな、いわゆる合格発表を経験したことがないのです。
でも電報が届いた私は、やはり号泣していました。どんな形にせよ、合格の二文字は最高に嬉しいものですよね。以前にも少し受験について書きましたが、長く苦しい戦い、辛い鍛錬を乗り越えて合格した時は、何と人生は素晴らしいものなのかと思います。あの解放感、高揚感、充実感、今でも忘れません。
受験生の皆さん、本当に頑張ってください!

ちなみに写真は社内での1枚。WBC日本対中国が始まり、TVの前に人だかりが。浅見アナ、早坂アナ、広瀬アナ、そしてスポーツ部長も、皆さん神妙な面持ちで観戦してらっしゃいました。

次は原さんです!原さんはいわゆる合格発表を経験されたんでしょうか?

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