「アナ・ログ」
アナウンサーリレーエッセイ
合格発表
梅島 三環子
(2009/03/11)
人生初の合格発表は、今からちょうど20年前。小学校のお受験です。
野菜嫌いの少女は、給食がないという理由だけで受験を決意しました。完全に不純な動機です。受験といっても、東京などドラマでよく見る厳しい受験戦争とは違うのでしょうか?
静岡の私の母校では、ボールを投げたり、でんぐり返しをしたり、先生とお話をしたり…という課題だけだった気がします。
思いついたように、何の対策もせずの受験。ですから、結果発表もドキドキせず迎えることができました。あまり、発表の日も覚えていないというのがホントのところです。
結果は、無事合格。初戦は快勝でした。ここから、楽しい小学校生活が始まっていった♪というわけです。実に楽しい6年間を送ることができました。
ただ、一つだけ計算はずれなことが。
それは、給食は"ない"のではなく"少ない"ということを入学後に知ったこと。週に2回、給食の日があったのです。私が、野菜嫌いを克服したのは大人になって働き始めてから。つまりは、週に2回の給食を前に私はいつも固まっていたのです。
お米だけ食べて、そっと回収BOXにお弁当箱を戻して
先生に見つかっては、怒られるお昼休み。
「ゆっくりでいいから、食べなさい」と
給食を広げたまま午後の授業を受けていたこともありました。好き嫌いはよくありません。先生が正しいことも十分わかってはいたのですが、この給食と私の戦い6年間繰り広げられることになります。
以上、今日は私の初合格は勘違いの受験から始まったというお話でした。
写真は、1番最近合格したもの。宮城マスター検定です。ちなみに1級ではありません。2級です。
次は、確かマスター検定を受けていたと思います。拓雄さんです。お願いします。