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【公開講座】東北大学大学院文学研究科イブニング講座「メトロでカルチャー」

2016/12/01 11:18

東北大学大学院文学研究科イブニング講座「メトロでカルチャー」
第2回「メトロのカルチャー」

主催:東北大学大学院文学研究科
後援:仙台市交通局
問い合わせ先:東北大学大学院文学研究科総務係
022-795-6002・6003

仙台市地下鉄東西線の開通を記念して、昨年から一般市民向けのイブニング講座が始まりました。今回は地下鉄そのものを対象にした講座です。
地下鉄は光あふれる車両・駅と暗黒のトンネルという対照的な特徴を兼ね備えた特異な存在です。そして1863年にロンドンで世界初の地下鉄が開通して以来、人々の思想や文学、行動に大きな影響を及ぼしてきました。今回のイブニング講座では、日本思想史、英文学、行動科学の視点からこの影響について考えていきます。詳細は以下をご覧ください。なおすべて入場無料、事前申込不要です。場所は東西線川内駅南2番を出てすぐのマルチメディア教育研究棟6階大ホールです。

第1回「地下鉄の怪異――異界から響く声――」
日時:12月7日(水)午後6時30分-午後8時
講師:佐藤弘夫(文学研究科教授/日本思想史)
概要:世界中の地下鉄で怪異現象が報告されています。なぜ地下鉄が超常現象の起こりやすい場と認識されるようになったのか、その原因を探ります。

第2回「地下鉄と英文学」
日時:12月14日(水)午後6時30分-午後8時
講師:岩田美喜(文学研究科准教授/英文学)
概要:20 世紀の英米文学が地下鉄からどんなインスピレーションを得たのかについて、具体的な作品をひもときながら、考えてみたいと思います。

第3回「地下鉄と人間、社会――近代化の視点から――」
日時:12月21日(水)午後6時30分-午後8時
講師:佐藤嘉倫(文学研究科教授/行動科学)
概要:日本で初めて地下鉄が通ったのは1927 年。近代化の視点から日本初の地下鉄の持っていた意味を探っていきたいと思います。