カキ流用か? 村井知事「問題ない」との見方

2017年03月21日
村井嘉浩知事は「問題ない」との見方を示した。宮城県の水産業復興特区を活用して作られた、石巻市のカキの生産会社によるカキの使い回し問題で、県は調査を実施、これまでに法令違反は見つかっていないとしている。 これは、石巻市の「桃浦かき生産者合同会社」が、ほかの地域で採れたカキを「桃浦」と記して販売していたもの。 この問題を受け、宮城県では、販売されている商品のパッケージの表示方法に問題がないかなどの調査を行っていた。 その調査の結果、村井知事は「今年度分のカキについて、法令違反はなかった」と説明している。 村井知事は「去年の10月から現在までの今年度分につきましては、法律に違反するような事項は確認されておりません」と述べた。 さらに、商品のパッケージの採取海域には、桃浦ではなく、実際に採取した「荻浜湾」と記載されているため、村井知事は「問題ない」との見方を示している。 村井知事は「少なくとも、ことし分は、桃浦のカキとして売られているものの後ろに、採取の海域が書いてあるが、荻浜湾と書いてある」と述べた。 一方、桃浦地区以外のカキ生産者からは、「特区として6次産業化を目指し、『桃浦産』とうたっている中で、他の地区から持ってくるのはおかしい」との批判の声が上がっている。 県が導入した水産業復興特区の適用を受け、設立した会社のカキの使い回し問題。 県は、2016年度以前のカキについて、引き続き確認調査を進め、「法令違反があった場合は、厳しく対応する」としている。