伊達政宗が愛用した太刀 秀吉から拝領

2019年03月15日
豊臣秀吉から伊達政宗に贈られ、政宗が晩年まで愛用した太刀が、宮城・仙台市に寄贈され、15日、報道機関に公開された。 今回寄贈されたのが、「こしらえ」と「太刀」だが、この太刀の金色の部分は「はばき」という。 「はばき」の部分には「行」という字、裏には「国」という字が書かれていて、こちらで「はばき国行」と呼ばれている。 この「はばき国行」は鎌倉時代に作られ、刃の波打つ模様が特徴。 長さは92cm、通常の太刀よりもやや厚く、重いという。 1589年に、伊達政宗が豊臣秀吉にタカを贈った際のお礼として秀吉から贈られたもので、政宗が晩年まで愛用した太刀。 刀剣研究家の小笠原信夫さんが所有していたが、2018年に亡くなり、本人の遺志に沿って、仙台市に寄贈された。 仙台市博物館には、秀吉の花押が入った政宗宛ての書状も残されている。 仙台市博物館・高橋あけみ学芸普及室長は、「晩年まで政宗が愛刀としていた太刀が仙台に戻ってきた。政宗は江戸時代になっても、秀吉とのつながりを大切にしていたことがうかがえる」と話した。 この「はばき国行」は、秀吉からの書状とともに、3月19日から仙台市博物館で公開される。