“悲しみ共有” 9・11家族会と交流 石巻市

2018年07月12日
アメリカ同時多発テロの遺族が、宮城・石巻市を訪れ、東日本大震災の被災者と交流した。 この交流会は、2001年のアメリカ同時多発テロで犠牲となった人たちの遺族などでつくる「9・11家族会」のメンバーが、東日本大震災の被災者と、悲しみをともに分かち合おうと行ったもの。 11日は、震災による津波で長女を亡くした石巻市の佐藤美香さんが、震災当時の状況を家族会のメンバーに説明した。 佐藤美香さんは、「大人でさえ経験したことがない、大きくて長い揺れ、けたたましいサイレン音。子どもたちがどんなに怖かったかと思うと、胸が張り裂けそうです」と語った。 家族会のメンバーは、佐藤さんの話を真剣に聞いていた。 9・11家族会メンバーは、「彼女が、自分の子どもの被災のことを伝えることは、勇気がいると思いますが、その勇気が将来の子どもを助けると思う」と話した。 「9・11家族会」は、2019年も石巻市を訪れたいとしている。