基本概要

国内外で活躍する注目の2人のソリストが生み出す唯一無二のデュオ・リサイタル

【出演】 木嶋真優(ヴァイオリン）、酒井茜(ピアノ)

＜木嶋真優コメント＞
今回のコンサートはデュオリサイタルになります。私自身、仙台には久々に伺うので楽しみです。
皆様が聞き馴染みがあるエルガー 愛の挨拶などのヴァイオリンとピアノの小品の数々に加え、あまり弾かれることがないロメオとジュリエットを一部の最後に演奏します。シェイクスピアのあの名作にプロコフィエフが作曲し、今回編曲されたものを演奏いたしますが、シーンに思いを馳せて、皆様に楽しんで頂けたら嬉しいです。
そしてコンサート最後にはシュトラウスのソナタ、大曲でヴァイオリンとソナタの名曲をお届けいたします。私が1番好きなソナタでもあり、音楽人生の中で毎回試行錯誤し、ずっと向き合ってきた大曲でもあります。今回酒井茜さんと仙台でどのような演奏になるか、わくわくしています。
皆様に会場で生の音楽に触れて頂きたいですし、あまりクラシックに馴染みのない方にも、今回ピアノソロ曲もありますのでピアノファンの方、クラシック愛好家の方まで、皆様に楽しんで頂けるプログラムになっていますので是非お越しくださいませ。


＜酒井茜コメント＞
木嶋真優さんのヴァイオリンの『音』はとても特別です。
1つの音にかける想い、密度が特別なのです。尊敬する友人、音楽家として一緒に音楽できることが私にはとても大切な瞬間です。
今回のプログラムはR・シュトラウスが18歳の時に書いたオーケストラを思わせる、色彩豊かなのヴァイオリンソナタをメインに、そして様々な種類の『ダンス(踊り)』で結び付けられています。スペインの民族音楽より影響を受けたファリャのスペイン舞曲(オペラより)、ドビュッシーの版画のグラナダの夕べ(版画より)、ポーランドのマズルカをショパンとシュピルマンから。そして、シェイクスピア不朽の名作をバレエ音楽としてプロコフィエフが登場人物の感情、移り変わる場面を見事に音楽に昇華しました。
珍しいヴァイオリンとピアノの編曲で、みなさまにお届けいたします。