アナ・ログ

バレンタインデーと言えば…

寺田 早輪子

2007/01/23

 林アナの日記の続き。
「私の最後の手段=手作り和食(肉じゃが)」。
最近、あまり披露しておりません(;▽;)
 さて、私が、初めて好きな男子にチョコを渡したのは、小学3年生の時でした。
ひとつ年上で、色白の「美男子くん」を想い、用意したのは、近所のスーパーで買ったチョコを、刻んで、溶かして、ハートの型に入れて、ただ冷やし固めただけの、一応「手作りチョコ」。
 完成したハートのチョコを胸に抱き、「美男子くん」の家へ…。しかし!そこには、大きな、大きな障害が!
 巨大な『犬』が玄関前に、どんと、鎮座していたのです!私、犬が怖かったのです。
「美男子くん」の飼い犬は、小学生だった私なんかよりずっと大きい、茶色で、顔の皮がダラ~っとしている、そう、寝ているのか起きているのか分からない「チャウチャウ」でした。
「玄関のチャイムが押せない…。このまま『美男子くん』が下校してくるのを待つか…。
ああ!でも、学校では、『好き』なんて素振りを見せていないから、『何で、寺田がここにいるの?あ!もしかして!お前、俺のこと…』なんて思われたら、やっぱり恥ずかしい!でも、犬に咬まれたら、痛いし。…どうしよう。」
結局、「美男子くん」に直接、チョコを渡す勇気も、チャウチャウを乗り越える勇気もなかった私は、手作りチョコを、門柱近くの、玄関へと続く飛び石の上に置いたのでした。
当時は、好きな人の家の敷地内にチョコを置いてきただけで、大満足だったのですが、今、思うと、贈り主の名前も書いていない、手紙も添えられていない、飛び石の上に落ちていた、形の崩れたハート型のチョコを、「美男子くん」は食べてくれたのでしょうか?
すべては、チャウチャウのみぞ、知る。
 
続いては…、
「ホワイトデーには、きっとステキな、ステキな、ステキなプレゼントを、抱えきれないぐらい贈ってくれるに違いない!!」板垣アナです。

干支(えと)

寺田 早輪子

2007/01/12

辰(たつ)年・さそり座・30歳・独身の 寺田早輪子です。
まず、前回のエッセーの筆者・柳沢大先輩へ。「一才違い?」。いいえ。「一回り違い」ですよ。
もう。冗談、きついんだから。( ̄▽ ̄ )
 
さて、みなさん『干支占い』なるものをご存知でしょうか?それによりますと、辰年の私は、今年、『結婚に良い年』だそうです。さらに調べてみると、『申(さる)年と酉(とり)年の男性と、相性バツグン!』とあるではありませんか!もっと調べると、『4月に結婚するのが良い』とあるのです。
総合すると…、『今年、申年か酉年の男性と、4月に結婚』!……するのかしら。
申年と酉年…ということはですよ、26歳か25歳、もしくは、38歳か37歳の男性ということになりますが、そんな「若さみなぎる男子」、もしくは、「ダンディーな大人の男性」と、近々出会い、恋に落ち、4月までに祝言を上げる予感が、全くございません。
果たして、占いは当たるのでしょうか?今年の私に、ご注目!

続いては…、辰年と?年の相性も、まあ、悪くはないそうです!その?年の浅見博幸御大の出番です!!

クリスマス

寺田 早輪子

2006/12/14

 12月24日は『クリスマス・デブ』!!
私は、小学校にあがるまで、本気で、「イヴ」でなく「デブ」だと思っていた。
原因は、父だ。
巷に、クリスマスケーキや、鳥のももなどがあふれるこの時期、幼い私は、
「お父さん、クリスマス・イヴって、な~に?」と、近所のスーパーで、父に聞いた。
「『ケーキや、鳥のももを食べ過ぎて、太らないように注意してください!!』…という日なのだよ。デブになったら困るから、ウチは、ケーキを買わないよ。」
まじめな顔をして、父はそう言った。
「目の前にご馳走を出されても、じっと我慢をする。…クリスマスは、神が人間に与えた試練の日なのだ…。」
まじめに、私は、そう信じた。
小学校にあがり、ある日、1年2組で後ろの席だった仲良しのミッちゃんに、「クリスマス・デブ」について講釈したところ、大笑いされ、間違いに気づいた。
のちに、父は、「甘いもの、特にケーキが嫌いで、高いお金を出して買うのが嫌なので、ウソをついた」と白状した。
 大人になった今、私は、敵を討つように、「イヴ」にはケーキを食べまくっている。
それでも、「あまり食べ過ぎたら、冗談抜きで、『イヴ』に、『デブ』になっちゃうわ。」と自制できる自分が、ちゃんといる。(大人なので、我慢できるのは当然ですが…。)
 そんな時、父に少しだけ感謝してしまうのでした。

 続いては、入社14年目(恐れ入ります!)佐藤拓雄アナウンサーです。

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