アナ・ログ

クリスマス

2006/12/27

クリスマスも終わり、もう年越し、お正月ムードですね。ページェントもあと数日…。
今年のクリスマスはどう過ごしましたか?飾りつけはしましたか?
私の通っていた大学はカトリックの学校でした。
12月になると学校内でさりげなくクリスマスの飾りつけがされます。
先生の部屋、学校の事務所にはクリスマスリースが飾られました。
緑色に、金色のまつぼっくりや、赤いリボン…ワクワクしたものです。

ある日、学校のそこここに張り紙が。
「クリスマスリースが壊されました。リースが泣いています。」
え~!なんだそれ!?

つづきがあって、
「リースのために祈ってください。」
うわーそれはびっくり!

普通なら「触るな」とか「誰がやったのか名乗り出なさい」などと書きそうなところを、「祈ってください」とは。
みんなで壊されたリースを思ったり、壊した人の気持ちを考えて祈りなさいってことなんですね。ただ責めるんじゃないということに、なるほどなぁと思ったことを今でも覚えています。
大切な人と過ごしたいクリスマス(理想)ではありますが、ふと立ち止まる気持ちになるクリスマスでした。


2006/12/26

林アナにご紹介預かりました、仙台放送入社2年目、趣味は犬と戯れる事の原英里奈です。

さてさて、街中は既にクリスマスムードも一掃され、街中は年越し・お正月ムードが漂ってまいりましたが、今回のエッセーのテーマは「クリスマス」。
今更?という気も若干しますが、あまり深く考えないでお付き合い下さい。

今回私はクリスマスを扱ったオススメ映画を紹介します。
ご存知の方が多いと思います、ニコラスケイジ主演の「天使のくれた時間」です。
確か私がこの作品を見たのは、大学3年生の冬で、何気なくレンタルショップで手に取ったうちの一つでした。
エリート金融家で独身の主人公(ニコラス・ケイジ)がクリスマスの朝目覚めると、郊外の一軒家に住む平凡なマイホームパパになっているんです。
妻は13年前に別れた恋人で(この役のティア・レオーニがめちゃくちゃ可愛い)、子供は二人。
周囲の環境に戸惑う主人公。
でも家族と過ごすうちに、決して贅沢ではないけれども温かい愛情のある人生の大切さを知ります。
そして、再び現実に戻るんです。

こう書くと現代版クリスマスキャロルのような内容ですね。
私は非現実的な映画は嘘っぽくて嫌いなんですが、これは素直に見ることが出来ました。
「あの時もし違う選択をしていたら・・・」
人生を左右するような選択をしたからこそ今の自分がある。
映画の中の主人公の成功者と平凡なパパの暮らし。
どちらも幸せだと思うけれど、愛する人がいるからこそ人生は充実するのかなと、そう言う事を考えさせてくれた作品です。
是非、大事な人と見て欲しいですね。
・・・そして!
現実に戻ったあとのニコラスの演技がまたいい味を出しています。
人生遅すぎることなんて無いのかな・・・と思わせるエンディングですよ。

今年ラストを飾るのは
入社5年目の先輩、出射由佳アナウンサーです。

林 佳緒里

2006/12/25

クリスマスといえば「クリスマスツリー!」。小さい時は、12月になると母と一緒に玄関先のもみの木にクッキーなどを吊るしたりしました。何であんなに楽しいんでしょうかね~。
仙台に来て早いものでもう9年目。さすがに小さい時と同じ!というわけにはいきませんが、部屋の中に飾れる小さなクリスマスツリーを飾るようにしています(写真)。その数も年々増えています。お気に入りは、オーナメントが別についていて自分で好きなように飾れるようになっているもの!小さい時に感じた楽しさを同じように味わえるからかもしれません。
子供の時もそして大人になってからも心が楽しくなるクリスマスは、1年の中で大好きなシーズンです。
次は、入社2年目の原アナウンサーです。

2006/12/22

もう20数年前のこと。この時期の子供の幼稚園のお決まりといえば、クリスマス会。開演は、親子揃っての賛美歌の合唱。照れくさそうに、2曲いや3曲歌ったか?賛美歌の番号は刊行年によって違うらしいが、1954年刊 112番は「もろびとこぞりて」これぞまさしくクリスマスを感じた。♪しぼめる心の 花を咲かせ めぐみの露おく 主はきませり・・・・・
最近の世の中は、主が来ないのか?
今年もいやな事件、事故が多かった。来年こそは・・
クリスマスのあとは、仙台七福神を巡る計画でも立てるか!一応、7人の神を紹介しましょうか。幸福、俸禄、長寿をもたらす福禄寿。福運大願を成就させる布袋尊。疫病、災難を除く毘沙門天。学・芸・利に霊験あらたかな弁才天。商売繁盛の神 恵比寿。寿命を授ける壽老尊。五穀豊穣、子孫繁栄のご利益が与えられる大黒天。ご多幸を祈ります。
次ぎは、入社○○(?!)年目の林佳緒里アナウンサーです。

2006/12/21

「クリスマス」。この言葉は、本来の宗教的な意味や西洋の風習とは全く違った、なんとも言えぬ郷愁を私に感じさせる。キラキラ光るクリスマスツリーに、真っ赤なイチゴのクリスマスケーキ。お菓子の沢山詰まったサンタの長靴に、ちょっと豪華な食卓。街はそわそわして賑やかではあるが、それがなんとも心地良い。そしてそこには♪「ジングルベル」♪が流れている・・・。この季節になると毎年脳裏に浮かぶ、セピア色の光景です。
 それは今思えば、父や母が私達のために精一杯の準備で臨んでくれたゆえの「すり込み」になっている記憶なのでしょう?
そして今、私はその「すり込み」いや「演出」をする立場になっているんですよねぇ~・・・。3人の我が子と、私が監督をしている少年野球チームの54人の子供達。「明るく!楽しく!元気良く!」一つでも多くの良い思い出を一緒に作り、そしてそれぞれが、大きな夢を持ち、夢を追いかけ、将来その夢を達成して欲しい・・・素直な気持ちでそう思う、2006年冬。今年のクリスマスです。

さ~続いては、入社31年目! エッ!! 
浅見アナウンサー! 出番ですよ~!!

梅島 三環子

2006/12/20

突然ですが、皆さんは毎年誰かからクリスマスプレゼントをもらっていますか?
先日、新聞に
「働く女性の65%が自分にプレゼントを買っている」という記事がありました。
しかもその額は、夫や彼氏にプレゼントするよりも高額とのこと。
3万円~5万円が最も多く10万円以上と答えた人も15%以上!!
どうりでこの時期、街を歩いても雑誌を読んでも誘惑が多いはずです。
ちなみに、働く女性1年目の私ですが・・・、
今のところ自分をそんなに甘やかす予定はありません。はい。
買わず、もらわず(もらえず!?)誘惑に耐えるのです。
ただでさえ、年末は何かと出費が多いものですからね。
今年は、予定のないクリスマスよりも、
確実に差し迫っている忘年会で景気よく使いたいと思います。
クリスマスよりも、忘年会派!!
皆様はどんな年末をお過ごしになるのでしょうか?
よいクリスマスを、そしてよいお年をお迎えください。
今日のコラムは、入社1年目の梅島三環子でした。
次は、入社20年目の柳沢アナウンサーです。


2006/12/19

街中がイルミネーションで彩られ、クリスマスソングが流れるこの時期に楽しみなのが「年賀状書き」です。
私は達筆ではありませんが(むしろ芸術的な字を書くね、と言われます・・・)正月に葉書が届くと嬉しい気持ちになりませんか?新年のご挨拶を年賀状で頂くと、気持ちが引き締まります。

年賀状の思い出はというと、小学生の頃「和尚が2人でお正月~!」という渾身のギャグを書き添えたのですが、友達には不評だったことでしょうか・・・。

さ、これから2007年の年賀状を考えます。
クリスマスシーズンには既にお正月気分の早坂でした。

ここで、あらためて、お知らせです! 映画『大奥』が今月23日に公開となります。

この映画には、フジテレビ系列の女性アナウンサーがお女中役で出演しておりまして、私も参加してきました。
慣れない鬘(かつら)に打掛姿での所作がとても難しかったです。
映画の撮影現場を体感できるという貴重な体験をさせていただきました。
関係者の皆様、ありがとうございます。

この冬は是非とも、映画『大奥』を映画館でご覧下さい。

次は、東北の寒さに驚いている静岡県出身の入社1年目・梅島アナが登場します!



金澤 聡

2006/12/18

今年は仙台に来て11回目のクリスマスを迎えます。
節目でも何でもないのですが、リビングにクリスマスツリーを飾ってみました。仙台に来て初めてです。
夜中に物置から引っ張り出して、電球付けて、飾り付けして、出来上がったのは深夜2時。中年予備軍から童心に帰っていました。危うくツリーにサンタへ願い事の短冊まで書いてしまうところでした。Wiiが欲しいと…
その夜はなかなか眠れませんでした。
電球の明滅がいつまでもまぶたに残っていたからです。夜中にツリーを作ってはいけないというのを仙台に来て11回目のクリスマスで初めて知りました。

次回は入社2年目の早坂牧子アナウンサーです。

佐藤 拓雄

2006/12/15

 この本、ご存知ですか?

 一つは「サンタクロースっているんでしょうか?」(著:フランシス・P・チャーチ、訳:中村妙子、画:東逸子、偕成社)
 もう一つが「さむがりやのサンタ」(作・絵:レイモンド・ブリッグズ、訳:すがはらひろくに、福音館書店)
 どちらも子どもの時に初めて読み、今でもこの時期になると読み直しています。
 「サンタクロースっているんでしょうか?」はご存知の方も多いのではないでしょうか。100年以上前のアメリカの新聞に載った社説です。
 「サンタは本当にいるの?」という、バージニアという女の子の質問に、これ以上ない最高の誠意を持って答えた内容です。
 サンタの「秘密」に気づいてしまった頃、この本を読んで、僕は、何かとても安心したというか、救われたというか、そういう気持ちになりました。
 そして、親になった今、子どもから「サンタクロースって本当にいるの?」と聞かれたら、どう答えたらいいのか。そんなことに答えてくれる本でもあります。「サンタは心の中にいる」というメッセージは、親として、子どもたちに伝え続けていきたいものです。

 「さむがりやのサンタ」は、とにかく楽しい本です。
 子どもの頃、弟が親に買ってもらった本だったのですが、借りて何度も何度も読みました。「じゃあねクロ」「いってくるよポチ」なんて、セリフまでほとんど覚えているくらいです。
 数年前にまた見つけて、自分の子どもにプレゼントしました。子どもたちもすぐお気に入りに。さらにはその姉妹編「サンタのなつやすみ」まで見つけました。

 そんなわけで、僕は、何歳になっても、クリスマスが近づくと、この2冊を毎年読みたくなるのです。

 次回は、入社11年目、「永遠の好青年(?)」の金澤聡アナウンサーです。

寺田 早輪子

2006/12/14

 12月24日は『クリスマス・デブ』!!
私は、小学校にあがるまで、本気で、「イヴ」でなく「デブ」だと思っていた。
原因は、父だ。
巷に、クリスマスケーキや、鳥のももなどがあふれるこの時期、幼い私は、
「お父さん、クリスマス・イヴって、な~に?」と、近所のスーパーで、父に聞いた。
「『ケーキや、鳥のももを食べ過ぎて、太らないように注意してください!!』…という日なのだよ。デブになったら困るから、ウチは、ケーキを買わないよ。」
まじめな顔をして、父はそう言った。
「目の前にご馳走を出されても、じっと我慢をする。…クリスマスは、神が人間に与えた試練の日なのだ…。」
まじめに、私は、そう信じた。
小学校にあがり、ある日、1年2組で後ろの席だった仲良しのミッちゃんに、「クリスマス・デブ」について講釈したところ、大笑いされ、間違いに気づいた。
のちに、父は、「甘いもの、特にケーキが嫌いで、高いお金を出して買うのが嫌なので、ウソをついた」と白状した。
 大人になった今、私は、敵を討つように、「イヴ」にはケーキを食べまくっている。
それでも、「あまり食べ過ぎたら、冗談抜きで、『イヴ』に、『デブ』になっちゃうわ。」と自制できる自分が、ちゃんといる。(大人なので、我慢できるのは当然ですが…。)
 そんな時、父に少しだけ感謝してしまうのでした。

 続いては、入社14年目(恐れ入ります!)佐藤拓雄アナウンサーです。

2006/12/13

ある、ファーストフードのお店に入ると、竹内まりやの曲がずっと流れています。
また、山下達郎の「クリスマス・イヴ」は、この時期になるとコマーシャルソングに起用されます♪
子どもの頃から、多くのクリスマスソングを聞いてきました。12月になると、毎年、街中やお店の中、何処に行ってもクリスマスの曲が溢れています。
なんか、気分が楽しくなってくる不思議な力があると思うのです。
でも、ふと思うことがあります。冬が近くなると歌手はクリスマスソングを発売するけれど、昔以上に、残る名曲がない!!確かに、カラオケでは最近の歌も歌いますが、来年歌うかはわかりません。

結局、昔の名曲を越える名曲が生まれていないのです。
今の曲が悪いというわけではないけれど、昔の名曲はスゴイと、改めて思う今日この頃なのでした。

次は、
入社3年目ですが、先輩の寺田アナウンサーです♪

2006/12/12

こんにちは!入社1年目の板垣龍佑です。今日からアナウンサーによるリレーエッセイ、『アナ・ログ』が始まりました!1つのテーマについて、各アナが日替わりでエッセイを綴っていきます。是非毎日チェックしてくださいね!
最初のテーマは、『クリスマス』!う~んあまり良い思い出はないですね。去年は学生でしたので某レンタルビデオ店でアルバイトしていましたね。カップルが仲睦まじく映画や音楽を借りていくのを羨望の眼差しで見ていました。
この時期は大繁盛なんです。中でもよく借りられる映画が、僕も大好きです『ナイトメアビフォアクリスマス』アニメのようでアニメでない。キャラクターは皆人形で、コマ漫画のように人形を少しずつ動かしながら撮った映像がとってもユニークです。最近新しく特典映像つきでDVDが発売されましたね。ちなみに僕は購入済です。撮影方法の解説なども収録されていて、つくづくその技術に感心させられます。既に観た方も、観てない方にもオススメです。
ちなみに写真は映画とは全く関係ありません。クリスマスですしね。どこで撮ったかわかります?
さて次ぎは、入社4年目の水上アナです!