アナ・ログ ~アナウンサーリレーエッセイ~

新元号

金澤 聡
2019/05/10
生まれは昭和、入社は平成8年です。
新人の堤アナウンサーの生まれは平成8年です。
時代の流れの速さに驚き、自分との年齢のギャップに悲哀を感じて「令和」を迎えました。

平成生まれの息子たちは新元号に代わることを敏感に感じていました。近所の和菓子屋さんが平成31年の4月に
「令和まんじゅう」を発売すると、子供たちはどうしても食べたいと懇願。平成最後の日4月30日は、『元号が変わる瞬間まで起きていていい?お願い!』と切なる願いを訴えてきました。
自分誕生が刻まれた「平成」から「令和」へ。自分史の大きな変化の瞬間に立ち会いたいという子供たちの強い思い。その懇願する子供たちの横で、「令和」初日が早朝勤務の私は夢心地。

翌日…。
新人の堤アナウンサーは、「令和」になって仙台放送では最初にニュースを読んだアナウンサーとなりました。
その姿を見ている私。
昭和生まれで平成8年入社が、平成8年生まれのアナウンサーのニュースを令和初日に見守るという構図。

感慨深い令和の朝になりました。

写真は、近所の和菓子屋さんの『令和まんじゅう』です。

次は西ノ入アナウンサーです。

キュリオス

金澤 聡
2019/05/06
春の夜空に映えるキュリオスの仙台公演が行われる仮設テント、『ビッグトップ』
初日公演の夜。この景色から物語が始まっているようでした。

去年は取材でお台場のキュリオスの公演を見てきました。お台場のビッグトップの目の前には、大きなガンダムがあります。開演の1時間30分前に到着したので、オリジナルガンダムの大ファンの私はお台場のキュリオスを見る前に足がそっちに向かい軽く小一時間ほど道草、いや、周辺取材…。
十分満足した気分のまま、ビッグトップに入場。
しかし、目にしたキュリオスはガンダムで満足した気分など忘却の彼方へ押しやるほどの圧巻のエンターテインメントでした。
鍛え上げられた卓越した演技はもちろん圧倒的ですが、
それに加えて歌やダンスなどショー的な要素もふんだんに取り入れられていて、ストーリーもファンタジーに溢れ、映画を見ているかのような空間でした。
お台場公演を見終わった瞬間に、これは仙台の初日公演を家族と行こうと決心したほどです。

そして4月19日、早々に予約して購入したチケットを握りしめて家族4人で初日公演を見に行きました。初めて見た家族も、2度目の私も興奮と感動にどっぷりと浸かりました。

当然、我が家では、丸い缶と板でローラーボーラーごっこが始まるわけです。

キュリオスの公演はこの仙台公演で最後。
千秋楽にいきたいなあ、いけないかなあと逡巡する日々が続いています。

次は、牧アナウンサーです。
毎年必ず花見に出かけるのは、太白区の三神峯公園です。もう10年以上になります。公園が高台にあるので、眼下には街並み、見上げれば満開の桜という景色がお気に入りです。

我が家の花見は、早朝花見。午前7時に家を出て、誰もいない公園で、家族だけで花見をする。これが定番です。公園で朝食を食べて、遊んで、お昼前に帰るという恒例行事です。

早起きでちょっとグズグズした子供たちも、さすがに公園の満開の桜を独り占め状態で花見できるとなるとテンションは上がります。あと、早朝花見は、天気が悪いとすぐ予定変更できて、休日の一日を他の事で満喫できるのもいいかなと思っています。

難点は、「寒さ」でしょうか。4月の朝は冷え込むときもありますので、かじかんだ手でお弁当を食べるときもあります。おすすめスポットというよりは、おすすめ時間になりましたが、春の朝の青空に桜。おすすめです。

次は、高橋アナウンサーです。

新年度!

金澤 聡
2019/04/05
新年度になって完成させたいものがあります。
プラモデルです。
34年ぶりに作ります。でも、作るのは初めてです。
矛盾しているようですが、
ガンダムのプラモデル、いわゆる『ガンプラ』は34年ぶりに作ります。
ランバラルの「グフ」以来です。(分からない方すいません)
何が初めてかというと、
アニメの主人公が操作する「ガンダム(RX-78-02)」を作るのが初めてです。
(分からない方、本当にすいません)

シルク・ドゥ・ソレイユ創設30周年記念作品「ダイハツ キュリオス」が
4月19日から仙台で開催されます。
そのキュリオスのイベントスタッフの方が、
祭りの時に、ガンプラの「ガンダム」が欲しかったが「旧ザク」しか
当たらなかったという私の“アナログ”の話を読んで下さったらしく
積年の思いを晴らしてほしいと「ガンダム」のプラモデルをプレゼントしてくれました。
ご厚意に甘えてしまっていただいたのが、「ガンダム」のプラモデルだったのです。

いまのガンプラは、ボンドも必要なくカラーリングを施してありますが、
部品の数が増えた印象があります。

いまはまだ一部分(写真で戦闘機みたいなもの:コアファイターといいます)しか
できていませんが、新年度に入って早々の完成を目指します。
金澤、いきまーーーーす!!!!!
(お分かりにならない方、誠に申し訳ありません)


次回は、下山アナウンサーです。

好きな音楽

金澤 聡
2019/03/14
中学生の時、テレビから聞こえた洋楽。
「アーイ ワズ ボーン トゥーーーラービュー♪」

たぶん化粧品のコマーシャルから流れてきた曲でした。
胸のすくような青空を背景に飛行機が空港に離陸したか、着陸したか、そんな映像のコマーシャルでした。
30年も前のことなので映像の詳細な記憶はあいまいですが、青空と空港とその曲は鮮明に覚えています。

当時私は、その歌は誰が歌っていて曲名が何かは全く知りませんでした。そのため、もう一度そのCMに出会うまで待つ日々が続きました。
日曜日に部活から帰ってきて、テレビを付けると偶然にもちょうどそのCMが流れてきました!
千載一遇のチャンスを逃してはいけないと、集中してCMを見ていると、画面の右下に
『フレディマーキュリー I was born to love you』 と書いてありました。

新聞チラシの裏にあわててメモして、それを握りしめレコード屋さんに猛ダッシュで買いにいきました。
その日以降毎朝学校に行く前にその曲を聴いてモチベーションを高めて通学していました。

あれから30年余りが経って、映画 『ボヘミアン・ラプソディー』からその曲が流れてきた瞬間に、その当時のことがフラッシュバックしてきました。
私の中で、『I was born to Love you』は人生の名曲の一つです。当時、この曲の題名のお陰で英語の過去分詞を深く理解することができました。

次は高橋アナウンサーです。

東日本大震災8年

金澤 聡
2019/03/01
去年、番組のロケで気仙沼市の離島・大島へ行きました。
1日16往復する定期船を利用しました。

大島は震災で孤立状態になりました。そのため国の復興事業で、今年4月7日に開通する気仙沼大島大橋の整備が行われています。

わずか二百数十メートルの距離の島と本土が橋でつながります。いつでも車で乗り入れられるようになります。
ただ、島内の宿泊者数は震災前よりまだまだ少ないと言います。
架橋によって往来が便利になれば、宿泊客も減少するのではと、ロケ先で宿泊した旅館の方は心配されていました。

東日本大震災からの復興の象徴となるであろう気仙沼大島大橋の開通は、島の方の生活は改善しますが、観光面では負の打撃も考えられます。

ロケ先で知り合った方々は、様々なアイディアで島の魅力を引き出そうと知恵を絞っています。地元の魚介をどんぶりに敷き詰めた鶴亀丼。
大島の高台から見える圧巻の星空。
景観や、食、自然など1日では回れないほどの観光スポットがありました。

震災から8年。
あの日孤島となった大島が、今年転換期を迎えます。

気仙沼大島大橋が、震災前の賑わいを取り戻す架け橋になることを願って…。

次は、飯田アナウンサーです。

私の「あるある」話

金澤 聡
2019/02/26
童謡詩人・金子みすずさんの
『こだまでしょうか』という作品があります。

「遊ぼう」っていうと 「遊ぼう」っていう。
「ごめんね」っていうと 「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、 いいえ、誰でも。 (※一部抜粋)

大人が子どもに尋ねると、子どもが素直に答えてくれる、
まさに、こだまのようにやりとりをしている姿を私は想像します。


先日、横浜の中華街に家族で行ってきました。

「美味しい中華が食べたいなあ」というと、
「食べたいなあ」と言います。
メニューをみながら「決まらない?」というと
「決まらない」と答えます。
実際に頼んだものが運ばれてきて「食べたくない?」と聞くと
「食べたくない!」と強めに返ってきます。
こだまでしょうか、いいえ、誰でも。
と思いたい親心です。

急にやりたくなくなることは、よくあることですよねっ!? うちだけかな(笑)
うちの子どもには強い意志がある証拠だと思い込んで向き合っています。
幻想でしょうか、いいえ、誰でも…。です、よね…。


今回のテーマ”私の「あるある」話”は私で終わりです。
次回から新たなテーマでスタートです!

宇宙について

金澤 聡
2019/02/01
『宇宙とは何ぞや』

そんな疑問を抱くようになったきっかけは、映画「スターウォーズ」でした。
もっと詳しく言えば、スターウォーズの“ジクソーパズル”をしていた時でした。
たしか完成形は、宇宙を背景にどこかの惑星に立つ
「R2-D2」、「C-3PO」、「チューバッカ」と一緒に
宇宙服を着ていない「ルーク」「レイア」「ハン・ソロ」が遠くを見つめているようなパズルだったと思います。

幼心に、おかしいのでは?と思った記憶があります。
宇宙には空気がなく、無重力のはずなのに、なぜ、ハン・ソロたちは格好よく決めポーズをとっているのかと。

地球以外に空気がある星があるのか?
重力って、他の惑星にもあるのか?などなど、宇宙について色んな疑問や興味が湧いたことを思い出しました。

小惑星の衝突から始まり、色んな偶然が重なって地球ができて日本があって富士山がある。稀有なものだとつくづく思い霊峰をパシャリ。

次回は佐藤アナウンサーです。

受験あれこれ

金澤 聡
2019/01/23
受験シーズン到来ですが、体調管理に尽きるのではないでしょうか。

その昔、私も受験に向けて体調管理に慎重でした。予防接種をうけて、手洗いうがいをきちんとして自己管理はしていたつもりでしたが、インフルエンザに罹患して寝込んだ後に試験日を迎えるという最悪な事態を2度も経験しています。
1度目は相当動揺しましたが2度目は達観した感じでした。これが自分の定め、運のなさなのだろうと、格好良くいえば泰然自若。簡単に言えば、開き直りというか、あきらめの境地でした。

いまでも大事なイベントがあるとどこか体調を崩しがちです。「病は気から」の具現者といってもいいかもしれません。

弱音は誰にも吐きませんでしたが、「病は気から」のよき理解者の母親は、受験や試験が近づくと、あたたかい紅茶をよく出してくれました。
そんな気遣いにも応えられず、風邪などをひく自分が何とも残念ないきものに思えてなりません。

物事の全てにおいて、健康第一です。
この冬は紅茶をがぶ飲みしています(笑)

次回は、佐藤アナウンサーです。

平成最後のお正月

金澤 聡
2019/01/11
改めまして、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

平成最後のお正月は、写真の花のように美しく優雅に過ごしてみたいという思いもありますが、私にとっては毎年恒例の、『青春の輝き』と向き合うお正月です。

「春の高校バレー全国大会」

高校3年生にとっては集大成の舞台。
絶えることなき情熱を3年間バレーに注いできた想いを表現します。
地方大会で敗れ去ったライバルへの想い、後輩や仲間への想い、そして家族への想いを、プレーで応える…。
尊いものがコートや体育館に満ちています。

四捨五入すれば50歳になる私にも、その熱量が肌に伝わり、気持ちがピリッと引き締まります。

いよいよ明日、準決勝です。
平成最後の「春高バレー」ですが、選手たちのバレーにかける思いは、これからも変わらず続いていくことでしょう。
青春の輝きを言葉で伝えられるよう、しっかりと向き合いたいと思っています。

次回は梅島アナウンサーです。