アナ・ログ ~アナウンサーリレーエッセイ~

落ち着く時間

金澤 聡
2018/06/15
夜勤前の午前9時から11時までの2時間がリラックスタイムです。

基本的に夜勤の日は午後出社。子供たちが学校へ行き、家に静寂が訪れる午前9時ごろから2時間、自分だけの至極の時間となります。

その時間に何をするかを考えることさえも尊く感じます。
2時間たっぷり読書するか、いや、本屋さんに行って本を買ってから家でゆったり読書するか。それとも、録画しておいたドラマを見るか、いや、スポーツを見るか。野球を見るか、サッカーを見るか、そうだ、バレーボールも見ないといけない。
そういえば、見たい映画もあった。DVDを借りに行こうか。いや、たまには音楽をじっくり聞くのもいい。そういう時間がしばらくなかったしなぁ。
たまにはお昼を自分で作って食べてもいいな。さて、何を作ろうか。あっ、でも歯医者に行ってクリーニングしてもらおうか。そろそろ、髪も切らないといけないか。

…などと考えているとあっという間に時間が過ぎます。

何もせず、ゆっくり落ち着いて自分と向き合う時間も落ち着きます。そういう時間を過ごすことで一番心が浄化されているのかもしれません。

写真は、なんか落ち着きません?(笑)

次は飯田アナウンサーです。

最近のマイブーム

金澤 聡
2018/06/06
最近のマイブームは、動物を見に行くことです。
どちらかというとマイブームというより、私以外の家族が動物や生き物が好きなので、そこに連れていく付き添いの回数が多く、マイブームのような錯覚に陥っているのが現状です。

先日は「キツネ村」に行ってきました。

入場前に、“咬まれても自己責任です!” “キツネを追いかけないでください、咬まれます!”などのレクチャーを受け、不安を抱えながらキツネが飼われているスペースへ足を踏み入れました。

確かに、キツネに付きまとわれたり、写真のような威嚇や喧嘩が餌場の近くでは頻繁に勃発したりと、やや足がすくむこともありましたが、大半のキツネがおとなしく、人間サイドが大きな動きをしなければキツネはなんの危害も与えてきません。

園内には、神社もあり、その神社の前で座っているキツネも趣があります。
日向で寝ている幼いキツネもとても愛嬌があります。

思わず、帰りにスマートフォンのスタンドにもなるキツネのぬいぐるみを買いました。

こうなると、もはや付き添いではないですね…。
私自身がまさにキツネに憑りつかれました。

前述の言葉を撤回して、動物を見るのは、完全なるマイブームです。

次は、梅島アナウンサーです。

記憶に残るニュース

金澤 聡
2018/05/25
“結果を出さなくてはいけない”と強く思えば思うほど
求めていた結果が遠ざかる…

そんな経験ないでしょうか。
私は何度もあります。
誰もが成功したいと思っているのは当然で、
失敗したいと思って失敗している人はいないはずです。
プレッシャーや焦りが歯車の歯を欠けさせてしまい負のスパイラルに陥ってしまう…そんな苦い経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

自分自身のみでの失敗ならば打開策は比較的に見出しやすいかもしれませんが、
複数の人が絡んでくると解決方法も複雑になり、やり場のない感情が生まれ
人や環境、もしくは時代にまで失敗の責任を押し付けてしまうことがあります。

結果がでない苦しい時こそ、何よりも温かい支えが立ち上がる力になります。
そして、原点に帰るとまた違った感情が沸き起こることもあります。

自分の街に初めて誕生した時の感動や
上の舞台に立つ初めての昇格時の感動はいまでも鮮明に覚えています。
記憶に残る大ニュースであり、リスペクトの思いと応援の一助になりたいと強く思った瞬間でもありました。


“苦しみを経験し乗り越えた先に、強さが生まれる”
これは地元のチームや地元出身の選手が教えてくれたことです。

震災後の2012年はベガルタ仙台が優勝争いに絡んでチーム最高位の2位。
翌年は楽天イーグルスが初のリーグ制覇、そして、日本一。
手負いのフィギュア界のエース羽生結弦選手がオリンピック連覇を成し遂げる。

立ち上がるその瞬間を信じ、そして、記憶に残るような歓喜を信じて宮城のスポーツにできる限りの声援を送りたいと思っています。


さて、写真は、我が家でちょっと記憶に残りそうなニュースです。
飼っているハムスター用の餌の中に、ヒマワリの種がありました。
それを植えてみたら、芽がでました。
当たり前と言えば当たり前ですが、
子供たちにとっては餌から芽が出たことにちょっとした驚きがあったようです(笑)


次回は寺田アナウンサーです。

私のこだわり

金澤 聡
2018/05/15
私はノートが好きです。
文房具屋さんでノートを見るのが好きです。
取材用のノートとスケジュール帳を探す時間が尊いです。

最近こだわって使っているのは
表紙が輝いているノートです。

スポーツ取材でノートを使うのが主なので、
「取材したチームの勝運が上がるようなノートを使いたい!」というのがきっかけです。

あとは、地元のプロ野球もJ1チームにも共通の『輝き』があるからです。
・東北楽天”ゴールデン”イーグルス
・ベガルタ仙台のチームカラーは“ベガルタゴールド”

上記2チームの取材用のノートは、当然、“ゴールド”の表紙のノートになります。
完全なるゲン担ぎで、輝いているノートを使用しています。

輝きに満ちた取材ができているかといえば、そうではない時もありますが…

ノートのこだわりは、
方眼用紙であること、ゴムバンドが付いていること、
ノートにリング綴じ(めくるところに付いているリング状のもの)が付いていること、
あとは、輝いていること。
この条件が全て揃ったものを購入しています。


次は、佐藤アナウンサーです。

出会いました

金澤 聡
2018/04/20
出掛けるのが気持ちいい季節になりました。
ちょっとした用事にも車を使わず、歩いて行くことが多くなりました。

ただ、花粉症の私にとっては、この季節は辛い季節。
毎年、ゴールデンウィーク終わりまでアレルギー反応が続くので春の陽気の心地よさと鼻水の辛さが同居する時期でもあるわけです。

ですからこの時期に外を出歩くためには、メガネとマスクは必需品になります。

そんな恰好で街を歩いていると出会いました。
写真の『馬』にです。

街の中心地に馬がいたので、ちょっと驚いて二度見をしてしまい、思わず写真に収めました。

馬には花粉症のアレルギー反応はないと聞いたことがあるので、少しうらやましくも尊敬の念を抱きつつパシャリ。

花粉症でも出歩くと、色んな出会いがあるんだなあと、
まさに、『人間万事塞翁が馬』です。

お後がよろしいようで…
次は、高橋アナウンサーです。

わたしの習慣

金澤 聡
2018/04/12
私の習慣は、積んでいくことです。
本を積んでいくことです。
積むだけでなく、当然、読みます。

本屋さんに足を運ぶといつも10冊くらい本を買います。
買った本は、本棚へ置かず、積んでおきます。
熟成させるとその本がより面白くなる、わけではありません。
私は一度に10冊近く同時進行で本を読むことが多いです。
情報処理能力に長けている、わけではありません。
理由は、ただ単に飽きやすいからだと思います。

10冊くらい自分の近くに買った本を積んでおきます。
1冊手に取り、飽きたら次の本へ、
また飽きたら次へと、ネットサーフィンならぬブックサーフィンしながら読み進めていきます。
こうやって読むと、一度に色んなジャンルの本を楽しめるので私個人的には好きな読み方です。
最初に手に取った本が読み始めから面白く、次の本を手に取る前に読了するということもありますが
基本的にはブックサーフィンしながら読んでいます。
過去には上・中・下巻の本を一緒に積んでおいてブックサーフィンしていたら
内容がわけがわからなくなったという失態もありますが…。

習慣は恐ろしいものです。
最近は読んでなくても積んでないと不安になります(笑)



次は、飯田アナウンサーです。

新年度!

金澤 聡
2018/04/04
我が家では新年度がスタートする前に
必ず「イチゴ狩り」に行っています。
それもなぜか子供たちの春休み前に…。

今回は、私が夜勤務の日の午前中に行ってきました。
なぜか、です。理由は分かりませんが、思い立ったが吉日です。
長男、次男の休みが平日に重なって、朝早くに出かけました。

仙台からだと車で1時間もかからずに
様々なイチゴ狩り農園に到着できます。
亘理、山元で震災から復興したイチゴを食べに毎年通っていますし、
最近は、石巻まで足を延ばしイチゴ狩りに出かけます。

ハウスの中で、熟した甘いイチゴを食べると
新たな春を迎える準備が整った様な感覚にもなります。
(『元を取るくらい食べなければ!』と思う気持ちが大半ですが…)

子供含めて男3人いると、制限時間の30分での
イチゴ狩りは『狩猟』に近いですけどね…。


テーマ「新年度!」はこれで終わり。
次回のテーマは「わたしの習慣」。高橋アナウンサーからスタートです。

卒業

金澤 聡
2018/03/13
春は出会いと別れの季節。
思い起こせば、人生の岐路を迎え環境が変わったとき、感傷的な気持ちと高揚感が同居して、背中を丸めうつむいたり、顔を上げて伸ばしたりを日替わりで繰り返すような日々でした。
新たな門出を迎えた方には毎日前を向いて歩ける日々が過ごせるよう陰ながら応援しております。

さて、我が家にも今年卒園を迎える6歳がいます。
春から小学校通いです。
いよいよ自立に向けたステップを迎えるときが来て、本当に幼い時期はあっという間なんだなぁと感じています。

新たな門出には、写真のような日々を送ってほしいと思います。
当然、エビではないですよ・笑
(※ちなみにこのエビは、日本一の生産量を誇る沖縄県久米島町の車エビの塩焼きです)
「背中を丸めず、まっすぐに元気に」という意味です。
(※自分の子供をエビに例えるのもどうかと思っていますが…)

私もこれまでの自分の『負』の部分から卒業し、新年度からは、車エビの塩焼き人生を邁進していこうと考えています。
エビじゃなくてもいいんですけどね…


次は梅島アナウンサーです。

東日本大震災7年

金澤 聡
2018/03/01
3月11日で7年が経ちます。
2011年生まれの次男が小学校入学を迎えます。
毎年この日は、命の尊さを感じます。


今年3月10日に、ユアテックスタジアム仙台でJリーグの試合が行われます。
震災から7年のベガルタ仙台と、阪神淡路大震災から23年が経ったヴィッセル神戸の試合。

ともに災禍に見舞われたチームの試合。

スポーツは、心を豊かにする精神的な活動でもあり、人間の生活を潤す、『文化』です。そういう意味においては、地域に根差したスポーツチームは、文化的な存在であると同時に、心の活性化に必要な存在です。

“がんばろう、神戸”を掲げ、復興に長きにわたって寄り添ってきたヴィッセル神戸。
“復興の希望の光”として被災地に勇気を与え続ける使命を持つベガルタ仙台。

特別な日に行われる両者の戦いは、特別な想いと特別なパフォーマンスで、サッカーの素晴らしさ、スポーツの素晴らしさ、そして、明日への復興の勇気を見せてくれるでしょう。
それこそが、サッカーの文化的な存在であり、精神的な復興の一助となります。

震災によって愛するチームを応援し続けることができなくなってしまった方々に、ひたむきに勝利を追うその姿を見せることが、祈りを捧げることになるでしょう。

スポーツが復興につながることを信じて、7年目の3月11日に哀悼の思いを捧げたいと思います。

次は、梅島アナウンサーです。

真冬と言えば

金澤 聡
2018/02/15
真冬と言えば、「雪」です。

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』(※「雪国」 川端康成)の舞台で過ごした私にとって、真冬と言えば、『雪』です。
雪国生活から離れて、もう27年が経ちますが、それでも『雪』です。

冬休みは、大晦日だろうが正月だろうが関係なくほぼ毎日スキー場に通っていました。
リフト券は毎年シーズン券を購入。
部活は、夏はサッカー部、冬季はノルディックスキー部に所属。
アルペンスキーとノルディックスキーを使い分け、シーズン中は専ら雪上にいたわけです。


仙台に来てからの5年間は、夜勤の前にスキー場、早朝勤務の後はナイタースキー、休日はスキー場と、相当アクティブな冬を過ごしていました。

仙台に来てから23年目の今は、真冬は、専ら『こたつにみかん』です。

誰か、「私をスキーに連れてって!」
確かこんな映画が、私が高校生ぐらいの時に流行ったような…


次回は、佐藤アナウンサーです。