金澤 聡
2012/08/02
宮城の夏はスポーツで熱くなりそうです。
ベガルタ仙台も楽天イーグルスも好調を維持。
今シーズンの成績を左右するのは、おそらく「この夏」です。
毎年ベガルタ仙台は、7月8月の夏場に苦しみます。
選手たちは押し並べて、「自分たちは苦手意識がなんだけど、結果的にそうなっている」と話します。
そこまで戦ってきた、肉体的と精神的疲労が徐々に蓄積し、微妙に影響しているのかもしれません。
いずれにしても夏は鬼門です。
クラブ史上初のJ1制覇もこの夏にかかっていると言っても過言ではありません。
手倉森監督は、優勝のために『夏場の6試合を最低でも5勝2敗でいきたい』と意気込んでいます。
けが人も続いていて、アウェーで暑さの試練も待ち受けるいばらの夏を克服できるか。ご用心です。
主力のケガが相次ぐ中、日替わりヒーローで勝ち星を積み重ねている楽天。
若手の台頭が目覚しく、結果もしっかり残す。星野監督の起用に選手が応える形で、好調を続けてきました。
ただし、楽天も夏にご用心です。
月別の試合数最多が8月。暑さの中、タイトな試合スケジュールが続きます。
東北の夏とはいえ、厳しい暑さがKスタを襲い、選手たちの体力を奪うことも十分考えられます。
元気な若手が好調をキープしてくれれば、初の優勝も視野に入ってくるのではないでしょうか。
若手のみなさん、ケガにご用心です。
楽天、ベガルタの快進撃で日本の夏が熱くなることを期待します。
地元のチームが優勝を狙える位置にいる、こんな幸せなことはありません。
夏に熱い応援をしましょう!
私はこの夏、40歳。日焼けに十分に注意です。もう注意を超えた焼け具合かもしれませんが…、ご用心です。はい。
次回は今回のテーマ最後です。林アナウンサーです。