金澤 聡
2012/07/18
野球のリトルリーグを担当していた今から10年前の7月。
宮城の仙台東リーグが全日本選手権大会を制し、世界大会出場を決めました。
プロ野球ヤクルトスワローズの佐藤由規投手、中根佑二投手を擁した仙台東リーグは、
宮城県勢としては初の快挙を成し遂げました。
当時の私は、プロ野球と同じ規格のボールを使って大人顔負けのプレーを随所に見せてくれるリトルリーグの完全なる虜になっていました。
当時の仙台東リーグは投手王国でした。
エースの中根投手は、最速130キロ近い剛速球を放っていましたし、
由規投手は、世界大会でノーヒットノーランを達成、
サウスポーの加藤投手も完投能力抜群の安定感あるピッチングを見せてくれました。
この3本柱(私自身、イーストサンフレッチェと勝手に命名してましたが…)を擁して、
圧倒して全国制覇し、世界大会でも準優勝に輝きました。
お陰で、リトルリーグ発祥の地、アメリカのペンシルベニアまで行くことができました。
私の青春でもあり、私の生涯忘れられない熱い思い出の一つです。
そして、10年のときを経て今年、仙台東リーグが全日本選手権に出場し、
1回戦でエース伊藤英二投手が全18奪三振の完全試合を成し遂げました。(リトルリーグは6イニング)
大会史上初です!
世界一に夢は馳せ、あぁ、我が青春再熱か…(笑)
次回がこのテーマの最終回です。佐藤拓雄アナウンサーです。