緑 髙橋伽子 2026/05/08 「青葉」の季節が大好きです。というのも、中学3年生の時に修学旅行で訪れた、京都の枯山水庭園石庭で有名な龍安寺の青葉の美しさが忘れられません。それまでは、季節というと春夏秋冬。春は桜で、夏は海、秋は紅葉に、冬は雪と、ざっくりとした四季のイメージしかありませんでした。 およそ7年前の5月ごろ、当時中学3年生の私が「なんだか中途半端な季節の修学旅行だな、せっかく京都に行くならもう少し四季を感じられる季節に行きたかったなあ」などと友人とぼやきながら訪れた龍安寺。 ところが、お寺の入り口から本堂まで続く見事な青葉の木々を見て、一瞬でそんな野暮な考えは消え去りました。まるで青葉がカーテンのように5月の日差しから私たちを隠し、それでも隠し切れない柔らかな光が青葉の隙間から木漏れ日となり私たちを包み込みました。まさに圧巻でした。それ以来、京都を訪れていませんが、次に訪れる際も青葉の季節がいいなと思います。 青葉繫がりでいえば、「仙台・青葉まつり」、「青葉城(仙台城・雅称)」、それから「青葉区」などなど、宮城県も青葉にゆかりのある県だなとアナログを書きながら思いました。特に、今月開催の「仙台・青葉まつり」では仙台放送の新人として山鉾に参加する予定で、お祭りを盛り上げる側として貢献できることが本当に楽しみです。見渡せば、美しい緑に溢れる杜の都仙台、宮城県の大地がより豊かで実りのある場所になるよう一生懸命山鉾を引いてきます!! 写真は、先日高校時代を切磋琢磨した親友と仙台で久々に再会し、タイ料理をいただいたときのものです。手に持っているのは、タイのビールです!カオマンガイもビールも新人研修後の身体に沁みました。
気持ち 髙橋伽子 2026/06/03 「ぜんぶ」 大切なことは ぜんぶここにある。 泣くこと 笑うこと 怒ること 喜ぶこと あたりまえの気持ちは あたりまえのものとして そのまま 今ここにある。 もうどこへも行かなくても なんにもしなくても どこへ行っても 何をしても ぜんぶそのままだ。 さくらももこさんが作詞した合唱曲「ぜんぶ」の歌詞です。 皆さん一度は「ちびまる子ちゃん」を見たことがあるのではないでしょうか。 ちなみにさくらさんは、私と同じ静岡県出身です。 中学2年生の時、所属していた吹奏楽部による合唱でこの曲に出会いました。記憶が確かであれば、さくらももこさんが亡くなった年でした。 当時、思春期真っただ中の私にとって「大切なことはぜんぶここにある」という歌詞は、本当によく腑に落ちたというか、私の人生の大切な瞬間をすべて包み込んでくれた言葉です。 ありふれた日常から、特別な思い出に至るまで、私たちの生活には本当にいろいろな感情が溢れていると思います。泣くこと、笑うこと、怒ること、喜ぶこと…それらぜんぶ、今ここにあるものが私たち一人一人を創り上げている大切なパーツであり、要素であり、その人自身であると思うと、なんだかとても感慨深いです。 実は高校で合唱部に所属した際に、さくらももこさんが作詞した他の合唱曲もいくつか歌いました。さくらさんらしいユーモアあふれる曲や、人の思いの奥深くに触れるような曲まで、本当にどれも素敵な曲ばかりでした。ぜひ、ご興味のある方は一度調べてみてください。 また、東北歴史博物館では6月21日まで「さくらももこ展」が開催されています。この写真はゴールデンウイーク中に訪れた時のものです! そして私自身、ピアノやクラリネット、合唱、ミュージカルなど、音楽と共に人生を歩んできた中で、「気持ちや思いが音となり、音楽を豊かにする」と教わりました。それは言葉を扱うアナウンサーにも共通することだと最近しみじみと感じます。AIにはない、人間だからこそ溢れ出す気持ちを大切に、豊かな言葉を紡ぎたいです。
新 髙橋伽子 2026/04/01 皆さん、はじめまして。2026年4月1日に入社しました、新人アナウンサーの髙橋伽子(たかはし かこ)です。出身は静岡県沼津市です。大学進学を機に上京し、東京で学生生活を送りました。そしてこの春から、宮城での新生活が始まりました。私は、アニメがとにかく大好きです。生きがいと言ってもいいほどで、休日は家にこもって作品を一気に見てしまうことも。感動して涙が出たり、見終わったあとに少し寂しい気持ちになったり……そんな時間を過ごしています。特に好きなのはバトルアクションや歴史もの。主人公たちが仲間とともに高みを目指す姿や、心に残るセリフ、演出にいつも胸を熱くしています。もちろん、ほっとする日常系の作品も大好きです。さて、この春から宮城での生活が始まりました。一人暮らしはこれで2度目です。採用試験で何度も宮城を訪れましたが、そのたびに感じたのは、地元の皆さんの温かさでした。「この場所で働きたい」と思うようになり、宮城や東北の皆さんと出会えることを今から楽しみにしています。記念すべき「アナ・ログ」初投稿ということで、少しだけ仙台放送とのご縁についてお話しします。実は就職活動の途中で、「アナウンサーを目指すのはここまでかもしれない」と思い、総合職を考え始めていた時期がありました。そんなときに受けたのが仙台放送の採用試験でした。初めて訪れた宮城で、会社の皆さんや地元の方々の温かさに触れ、「この場所で、宮城の皆さんの力になりたい」という思いが芽生えました。学生の頃には、被災地を訪れて語り部の方のお話を伺ったり、青葉城で宮城の歴史を教えていただいたりしました。原子力発電所の資料館にも足を運び、さまざまなことを学びました。こうした経験を通して、「アナウンサーになりたい」という夢は、「宮城の皆さんの思いを伝えたい」という目標へと変わりました。まだまだ未熟な新人ですが、持ち前の明るさを大切にしながら、“生きた言葉”を届けられるアナウンサーを目指していきます。何事にも全力で挑戦し、一歩一歩成長していきたいと思います。これからどうぞよろしくお願いいたします。