アナ・ログ

雨の日のすごし方

金澤 聡

2008/07/03

私自身、『正真正銘の雨男』と思っていましたが、
後輩の板垣アナがそれを上回る『雨男』でして、
私は今後『小雨男』としての道を歩もうと思っています。

さて、雨の日の過ごし方を改めて考えてみると、どう過ごしてきたのでしょう?

小学生の頃は雨の日でも友達と遊んでいたと思います。
中学生の頃はサッカー部でしたので、雨の日も関係なく部活に燃えていたと思います。青春の象徴でした。
多感な高校生の頃は、雨が降ると髪のセットが乱れるからとちょっと憂鬱な気持ちになっていたと思います。
大学生の頃は、晴耕雨読。雨だろうがなんだろうがまさに悠々自適でした。とにかく時間がたくさんありましたから…。

社会人になってからは、ほとんど同じ過ごし方です。
録画したスポーツ中継を見ています。サッカー、野球、バスケなどなど。コーヒー飲みながら。だらだらと。
時には雑誌片手に、小説片手に。だらだらと。
雨の日は出かけるのが億劫だし、気圧のせいか体が重く感じるのです。
ですから雨の日はゆっくり家で体を休める日と決めています。
そういう日があってもいいのでは?と自分に言い聞かせています。
『雨降って地固まる』といいますし…。こうやって言い聞かせています。


雨の日に有意義な雨の過ごし方があったら教えてください!浅見さん!!

私の必須アイテム

金澤 聡

2008/06/10

学生時代に“やり残したこと”はありませんか?
例えば、もっと勉強していればよかったとか、バックパッカーな旅行をしたかったとか、時間制限付きのメガ定食にチャレンジしてみたかったとか、何かありませんか?

一時期アルバイトに明け暮れた学生時代、このモラトリアムを金稼ぎに費やしていいのかと学生の本懐との狭間で葛藤していた頃がありました。そんなとき、何気なく手にしたのがロシアの文豪、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』でした。上・中・下の3巻もあり、これを読み切れば新たな自分が見つかるのではないか、勉学に勤しむ自分になれるのではないかと訳のわからない期待を胸に読み始めました。しかし…、上巻を読み始めてもなかなか進まない、頭に入ってこない、正直どこが面白いのか全くわからず、1ヶ月で上巻の半分しか読まず、その後は部屋のインテリアと化してしまいました。もちろん、その後の私といえばアルバイトに明け暮れたのは言うまでもありません。

 時を経ること15年、本屋さんでふと目に止まった『カラマーゾフの兄弟』。また読み始めています。学生時代に諦めた上巻を読み切り、中巻も終了、いまは下巻に達しています。15年経っても上巻は面白いとは思いませんでしたが、中巻に入ると物語は大きく動き出し、下巻はどっぷりとロシアの文豪の世界に魅かれています。いまや就寝前の必須アイテムになっています。
 学生時代にやり残したこともあと少しで達成です。
次は、あれとあれとあれを達成しないと…どれだけやり残してんだっ!!以上です。

次回は、広瀬アナウンサーです。新人アナの必須アイテムって、あれかな、やっぱり。

みどりと言えば

金澤 聡

2008/05/30

最近食べるとすぐお腹の肥やしとなるお年頃でして、食事を気にするようになりました。
 余分なお肉が体全体に均等に分配されればいいものを、不思議なもので何故か一部に集中するわけです。
 ですから、炭水化物やお肉を少なくして、なるべく「みどり」色の野菜を多く食べるようになりました。
 気のせいかもしれませんが、夜のご飯が野菜メインだと目覚めの体調が素晴らしくいいんです。
 旬の野菜のおいしさを30歳後半のお年頃で改めて感じています。
 特に春先の菜の花のおひたしは絶品でした。

 ということで、菜の花に敬意を表するべく、三本木町のひまわりの丘で開かれていた“なのはな祭り”に行ってきました。(ものすごい話の飛躍です)
 このお年頃の男性が、きれいな黄色の菜の花をバックに写真をとるのはいささか恥ずかしさはありましたが、尊敬の念を抱き撮影しました。
 ひまわりの丘とあって夏には一面ひまわりが咲き誇ります。
さすがにひまわりのおひたしは食しませんが、夏にも訪れたいと思っています。ひまわりに敬意を表して。
「みどり」の話というよりも「きいろ」の話になりましたが、野菜は大事だなあということです。

次は、浅見さんです。浅見さんと「みどり」って何でしょう。

子ども時代の宝物

金澤 聡

2008/05/02

私の宝物は『図鑑』です。
子ども時代は決して宝物とは思えなかったのですが、いまとなって思えば宝物かもしれません。

小さい頃、誕生日やクリスマスのプレゼントと言えば、我が家では『図鑑』でした。
『昆虫の図鑑』、『植物の図鑑』、『宇宙の図鑑』、『鉄道の図鑑』、『飛行機の図鑑』などなど。
当時は“超合金”のおもちゃが欲しくて欲しくてたまりませんでしたが、親は絶対買い与えてはくれませんでした。
記念日には必ず『図鑑』でした。
子どもは親を選べない、子供心の分からない親のところに生まれてきてしまったなぁ、なんてため息まじりに思ったりしたこともありましたが、子供心は移ろいやすいものでありまして、結構『図鑑』で楽しんでいました。
暇ができると兄と一緒に『図鑑』を見て「あれがカッコイイ!乗りたい!」と楽しい空想の世界に浸ったり、虫を捕まえてきては名前を調べたり、宇宙の神秘に驚いたりしていました。
実は、楽しみながら勉強していたと今になって思っています。もしかしたら、それが親の狙いだったかもしれず、結局、子供心を手のひらで転がされていたのかもしれませんが…。

いまでも『図鑑』は実家にあります。開くと相当汚れています。
“超合金”だったらこんなに長く付き合えたかどうか分かりませんが、
色々なことを教えてくれていた『図鑑』がいまでも宝物として残っています。


次回は林アナウンサーの宝物です!

私のひとり暮らし

金澤 聡

2008/04/25

私が初めて一人暮らしをしたのは、今から十数年前。
 高校卒業後、前途洋々たる夢を抱いてウキウキでハイテンションで……

 ではなく、大学受験に失敗し浪人生活を送るための一人暮らしでした。
 親元を離れて、自分を厳しく追い込んで大学受験を成功させようと思い、東京の大手予備校に通いました。
ある意味、悲壮感たっぷりの東京デビューでした。

 しかし、勉強を追い込むどころか、食事に洗濯にと家事に追い込まれました。
 予備校の授業中に、きょうの晩御飯はどうしようかとか、布団を干してくればよかったとか、洗濯物がたまったとか、勉強に集中できなかったことが多々ありました。
 しかも、一人暮らし=自由です。自分の裁量ひとつでどうにでもなります。
テレビを見続けても誰も叱ってくれる人もいませんし、朝食を食べずに出かけても「味噌汁だけでも飲んでいきなさい!」と言ってくれる田舎の母の声も聞こえてきません。
 とにかく初めての一人暮らしは、自分を律するのに相当苦労したのを覚えています。
 改めて両親への感謝を感じました。大学入学後はその気持ちも薄らいでいったような…ん~…モゴモゴ…

 初めて一人暮らしをされる方、とくに男性は、朝食と布団を干すのを忘れずに。
 これを守ればたぶん健康でいられると思います。自戒の念をたっぷり込めて…

 次回は、水上アナウンサーです。たぶん社会人になってから一人暮らしを始めたのではないでしょうか?

私の新人時代

金澤 聡

2008/03/27

 今から12年前。私の新人時代当初は、毎日緊張していて、毎日必死で、毎日疲れて帰宅していました。
 同期と毎夜外食し、翌日の朝は朝食もろくに食べず出社、休日は惰眠か読書、運動はゼロ、不規則で不健康極まりない生活を送っていたような気がします。
 現代のストレス病とも言われている花粉症になったのも入社してからでした。幸い五月病にはなりませんでしたが、何かに追われるような日々を4ヶ月程続けていました。
 夏を迎え、状況が一変しました。ビーチバレーの仕事に携ったときです。当時23歳、若さ=単純です。同年代の男女が眩しい夏の太陽の下ビーチで躍動する姿は、単純に美しいと思ったのです。
「そんなさわやかな輝きを取り戻したい」
 本当に単純な理由です。写真の中の表情は、何か薄暗い雲が一気に晴れたような笑顔を見せています。分かりやすすぎます。

 それ以来、同期と休日は、テニス、スカッシュ、ボウリング、卓球、バッティングセンター、スキー、スノーボードなど運動で汗を流し、食事はカロリーを見ながら和食が多くなりました。若さ所以です。

 そろそろメタボが気になる年代突入になりました。単純な気持ちがいまこそ必要です。規則正しい生活を心がけたい13年目です。

 次は、佐藤拓雄アナウンサーです。私個人の勝手なイメージランキングでは、春に惰眠を貪らないアナウンサーNo.1の先輩です。
(変なランキングですいません)

どうしても捨てられないもの

金澤 聡

2008/03/19

会社の個人のロッカーにどうしても捨てられないものが入っています。もう4年くらいになります。
 以下非常にマニアックなお話になるかと思いますが、どうぞご了承ください。

 私は『ガンダム』世代です。人気アニメ「機動戦士ガンダム」とともに育ってきました。
 私と同年代の方には共感していただけると思います。
 どうしても捨てられないガンプラがあるのです。(“ガンプラ”というのはガンダムのプラモデルのことです)
 『1/1200 シャア専用ムサイ』です。写真がそうです。
 なんのこっちゃ分からない方には、本当にすいません、なんのこっちゃ分からないと思います。

 番組の打ち上げのときにプレゼントしてもらったものです。
 10数年ぶりに手にしたガンプラに感動したのを覚えています。プレゼントしてくれた彼もガンダムのことを知っていたニュータイプだと思います。
 (度々すいません、ガンダムをご存知ない方はなんのこっちゃ分からないと思いますがもう少しで終わりますので…)
 でも、なぜ『ガンダム』でもなければ『グフ』でもなく、ましてや“木馬”こと『ホワイトベース』でもなく『シャア専用ムサイ』を私にプレゼントにしたのか、とても不思議でした。私は彼の選択のセンスにも感銘し未だ捨てるに捨てられないものとなっています。中身のプラモデルは未だ作ってはいません。

 今回のアナ・ログはすいません。ご存じない方には全く興味のない、いわば「ニッチ」ブログみたいになってしまいました。ちなみにアニメ『機動戦士ガンダム』の冒頭のナレーションは、サザエさんの波平さんの声です。

次回は、ニュータイプもグフも分からないだろうな…当たり前ですね。早坂アナウンサーです。涙、涙のものだそうですが、なんでしょうか。

あたたかくなる話

金澤 聡

2008/03/05

はい、しょうが焼き弁当を食べました。
 これから「あたたかくなる話」を書きます!さて、何を書こうかな…。

 最近、人の生き方、特にスポーツ選手の人生が面白いし、非常に興味があります。誤解のないように言いますが、スポーツに真摯に取り組んでいる方への尊敬の念を込めてです。
 しかし、それをテレビで表現しようとすると重く責任がのしかかります。彼の人生をこんなにも短く語ってよいものなのか。先入観で彼の人生を歪曲していないだろうか。作ったものが彼の人生をきちんと投影したものなのか。いつも自問自答します。改めて取材の大切さを感じ、そしてスポーツに身を投じる人への勇気、偉大さを感じ気持ちが熱くなります。

 先日、元ベガルタ仙台、現在スペインのプロサッカーリーグで活躍されている福田健二選手のことが書かれた本を読みました。(小宮良之/著『RUN 流浪のストライカー、福田健二の闘い』ダイヤモンド社)
 私も福田選手が仙台にいたときに何度も取材をしたことがありますが、正直、彼のことは何も分かっていませんでした。
なぜ彼があそこまで鬼気迫る形相でサッカーをしていたのか。亡き母親への思いだったと本で知りました。
さらに真にプロスポーツ選手であり続けることの強さ、たくましさ、そして優しさを教えてくれました。
 自分もまたしっかりと地に足をつけて信念を持って歩こうと、熱いというよりは爽やかなあたたかい気持ちになりました。
 
サッカーに情熱と人生をかける先輩の姿を見て、過去の不祥事をきちんと受け止め信頼されるようなベガルタの選手として活躍することを願って今回のブログを書きました。

 次回、早坂アナウンサーのあたたかい話とは!?

私のカゼ予防法

金澤 聡

2008/02/07

ここ4年くらい風邪らしい風邪を引いていないような気がします。
食あたりで会社を休んだことはありますが…。

普段どんな予防をしているかといえば、
(1) 必ず「うがい」と「手洗い」をしています。会社にいてもこまめにうがいをしています。手洗いは必ず石鹸を使って。
(2) この季節、外出するときはなるべくマスクをしています。
「必ず(・・)マスクをして」と言いたいのですが、ときに慌て者の私はマスクを忘れてしまいます。
(3) 風邪をひきそうかなと感じたときは、できるかぎりニンニク入りかショウガ入りの料理を食べるようにしています。
番組の共演者の方には『臭害』で多大なご迷惑をお掛けしているときもあるかと思います。
(4) お風呂に入った後すぐに寝るように心がけています。
風呂上りに面白いテレビ番組があるときは心が折れるときもあります。実際折れています。
(5) 就寝中は必ず加湿器をつけたままにしておきます。
朝の結露は結構すごいのですが健康のため目をつぶっています。

結構アバウトなカゼ予防かもしれませんが、その他、飼っている愛犬と散歩することももしかしたらカゼ予防になっているのかもしれません。
30分から40分くらいウォーキングすると体のリフレッシュにもなりますが、相当ストレスも解消されます。
『ストレスは万病のもと』とも言われているこのご時世ですから、適度な体と心の運動もカゼ予防につながるかもしれません。
さすがに極寒の日は、私だけでなく愛犬も腰がかなり重くなりますが…。写真はまさにそのときです。ご主人様に背を向けています。気持ちは分かります。

さて、佐藤拓雄アナウンサーのカゼ予防とは?

雪といえば

金澤 聡

2008/02/04

雪国育ちです。雪には慣れています。
雪国の人が雪道を歩いていて転ぶことは、陸上のハードル選手が一つ目のハードルでつまずいて転ぶくらい、もしくは、競歩の選手が1歩目から走ってしまうくらい、ほとんどないことなのです。


東京で生活していたころ、2月に雪が降りました。10cmくらいだったと思います。
都会では電車のダイヤが乱れるほどの大雪ですが、私にとっては小雪です。
滑っている人、転倒している人、一歩一歩恐る恐る歩いている人たちを横目に
日常と変わらない速さで歩いていました。
横断歩道では、雪国育ちか都会育ちかすぐ判別できました。
なにせ歩くのが速いのです。信号が青に変わった瞬間に先頭集団にいるのは間違いなく雪国育ちです。


ただし、雪国育ちも弱点があります。それは、凍結した路面です。
雪国の道路は消雪道路になっているので凍結がほとんどないのです。
ですから、凍結した道で転倒した際に「雪国育ちなのになぜ転ぶの?」という質問はしないでください。
平泳ぎの選手に「なぜクロールで泳がなかったの?」と聞くのと同じだからです。(本当!?例えが微妙になってきました)
あの、いずれにしましても、まだまだ冬本番です。足元には気をつけましょう。

次回は、都会育ちの水上アナウンサーです。雪の日は転ぶんだろうな、たぶん、きっと…。

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