金澤 聡
2023/01/25
前回の新年最初のアナ・ログで我が家のウサギを掲載しましたが、今回は違うウサギを紹介します。
初詣にウサギの神社と言われている仙台市内にある「鷲巣山 文殊堂(じゅそうざん もんじゅどう)」へ赴き参拝してきました。さすがウサギの神社だけあって、境内のあちらこちらにウサギの像がありまして、中でも、写真の張り子の巨大なウサギはインパクトがありました。
艶やかな色使いと存在感に「テレビ的だなぁ」と独り言を放った瞬間、平成生まれの息子に「昭和だなぁ」と言われました。この「テレビ的」という表現は前時代的な言葉になってしまったのかと一抹の寂しさを覚えましたが、テレビ映えする張り子のウサギを写真に収めました。
さて、幼少のころは、何とかテレビに出られないか、どうやったらテレビに出られるのかを常々考えていましたが、結局、初めてテレビに出られたのはアナウンサーになってからでした。27年前のことです。
初めてテレビに出た日は、嬉しさと緊張でハイテンションになり、なかなか寝付けなかったのを覚えています。
いまの時代、テレビに出るってどんな感覚なのでしょうか。
当然我々の時代とは違うのだと思います。
多様性と多メディアの時代。テレビの存在と役割を考えることが多くなったこの頃です。
そういえば、張り子のウサギに “沢山の方がテレビを見てくれますように” とお願いしてきました。
でも、写真だと、このウサギはSNS映えしますね…。
次は、高橋アナウンサーです。