林 佳緒里
2011/10/04
残暑が厳しかった9月でしたが、朝晩冷え込むようになり、秋本番になってきました。
秋の味覚も店頭にたくさん並び始めました。
「サンマ」に「ナシ」に「カキ」に「キノコ」にと・・・。
中でも私が大好きな秋の味覚は「はらこ飯」です。
でも今年の秋は、あの場所の「はらこ飯」は食べられません。
私が「はらこ飯」を知るきっかけになったのは、以前弊社で放送していた全国大会への切符をかけた高校生の駅伝大会の取材でした。
その舞台は亘理町。
亘理町といえば、「はらこ飯」ですよね。
駅伝の取材をしながら、昼食に必ずと言っていいほど、担当アナウンサーみんなで食べに行っていたのが、同じ町内にある寿司屋さんの「はらこ飯」でした。
それ以降すっかり私は、「はらこ飯」のとりこになり・・・。
サケとイクラの親子ペアが醸し出す絶妙な味わい。
キラキラと光るイクラ。
しっかり煮て味付けされているサケ。
もともとイクラ好きな私には、これ以上ない贅沢な食べ物なのです。
でも今年は、そのときのお店の「はらこ飯」が食べられません。震災で被害をうけてしまいました。
現在は、仙台市内のデパートの一角を借りて、お店の味をだしていますが、またいつか、秋にあの場所で、あの味をいただきたいなと思っています。
明日は、拓雄さんです。