梅島 三環子
2025/05/12
ゴールデンウィークも終わり、そろそろ修学旅行…という学校が増えてくるのではないでしょうか?
(今年は4月に大阪・関西万博に向かった気仙沼の修学旅行生もいたようですね!)
ということで、きょうからのテーマは「修学旅行の思い出」です。
私の場合もう一度行けるとしたならば、高校の時の修学旅行に行ってみたいです。
私の出身地は、静岡県静岡市。
行先は、福岡・長崎でした。
色々行った中でも、カトリックの学校ということもあり長崎の教会巡りが印象に残っています。
修学旅行ということで、様々な教会で私たちの学校のためだけにミサが開かれました。
当時はその価値もわからず、早起きをさせられた、ずいぶん長い階段を上らされたなど…文句ばかりでしたが、いざ大人になってみてその教会の歴史と価値を知ると、すごい体験をしていたことに驚きました。
しかし、時すでに遅し…。
修学旅行先をもっとしっかり見ておきたいと、大学時代にお金を貯めて改めて行ったのですが、教会の中も奥までは入れず、目の前の椅子に座ってミサを受けたことは修学旅行特権だったことに気づきました。教会に限らず、そんな場所ばかり。
まさに、お金では買えない価値があることを痛感した瞬間でした。
それから、長崎港から船に乗り五島列島の福江島にも行きました。
ここも趣深い教会があって素敵だったのですが、島での思い出は教会よりも高浜海水浴場の美しさ。「日本一美しい海」とも呼ばれているそうで、ガイドさんに「夏に来るといいよ」と言われ絶対行くと心に誓ったことを覚えています。
しかし、これまた修学旅行のスケジュールに入っていたから行けただけで、一から自分で旅行の計画を立てるとなるとなかなか一歩が踏み出せない状況です。
指示された場所に行き、指示されたことをし、「やらされている感」を強く感じていた残念な生徒でしたが、今になっては先生方の作ってくださった素晴らしい修学旅行プランに感激しています。
なんで価値に気づけなかったかなぁ(涙)
写真は、アスパラの炭火焼。
こういうシンプルなものが一番おいしいことに気づいたのも大人になってからですね…。
明日は、堤さんです。