2009/12/08
私のオススメ温泉は500円と言っても、「500円貯金で行った」兵庫県の有馬温泉です。
秋保温泉が仙台の奥座敷なら、
有馬温泉は関西の奥座敷といった所でしょうか。
六甲山の中腹に位置していて坂が多く、石畳の細い坂道を上り下りする湯の町で、歩くと赤いポストやレトロな看板などがあり、昭和の町並みが味わえます。
500円貯金してくれたのは亡くなった祖父でした。
大阪に住んでいて、毎年東京から孫がやってくる夏休みに「家族そろって温泉に行こう!」と、タバコを買う時も千円札を崩して500円玉を作るなど毎日、コツコツ貯めてくれていたそうです。
行く先は必ず有馬温泉で、やはり同じ旅館(的なホテル)。
石畳の温泉街を一望できる高台にあって、遠くには丹波の山々も見渡せました。
その旅館のお湯は鉄分によって赤茶色(!)をしているため、別名「金泉」。何ともありがたい名前です。
子供にとっては熱くてたまりませんでしたが、浸かれば芯までぽっかぽか。
そしてお風呂上りは、コーヒーミルクではなく必ず「こぶ茶」!夏場なのにあっついこぶ茶を飲まないと、温泉に来たな~と感じませんでした(笑)
今でも「こぶ茶」を飲むと、祖父と有馬温泉を思い出します。
夕食の後はゲームコーナーに行ってコインを上から落として遊ぶゲームに祖父と興じたり、小学3年生の頃には千円で似顔絵を描いてもらったり…懐かしいですね、色んな思い出があります。
宮城に来てからは秋保・作並・鳴子・鎌先(金澤先輩が紹介していましたね)などなど
東北の湯と自然に触れ、大・大・大っ…の温泉好きになった私。
今なら、また違う有馬温泉の楽しみ方があるのかもしれません。久しぶりに行ってみたくなりました。
さあ、明日からは12月ならではの新テーマ
「オススメのイルミネーションスポット」です。
トップバッターは…また私、原英里奈です(^^;)