アナ・ログ

クリスマスプレゼントの思い出

2007/12/10

寺田アナ プレゼントはおねだりすのものではありません。「おねだりアナ」と呼ばれますからね!

写真はヒロ・ヤマガタの「Paris・Bicycle」という作品です。ヤマガタ氏にしては、ぐっと落ち着いた水墨画を思い浮かべるようなタッチに仕上がっています。夜明け前のパリ郊外?日本的に考えれば、初日の出、ご来光に今年の願いをこめて!ということになるのでしょうか。でも格好は夏ですね。間もなく日の出。ヤマガタお馴染みのバルーンは昇っているものの、カラーはまだ分からず仕舞い。
「バルーンは、どんな色にするのか?自分で決めてください!」そんなことを作者が言っているようです。

自転車で山頂を目指す老若男女。日本版「大山詣り」のような光景か?ヤマガタの絵には、作者自身が出てくるのですが、居ました!居ました!フランスパンを片手に後ろを振り返っている作者の姿がありました。
多分、その人なのでしょう。

私には、その姿は、これまでの自分の人生を振り返っているような、そんな姿に見えたのでした。

何年か前の12月24日に届いた自分自身へのクリスマスプレゼントでした。

あすは、梅島アナのクリスマスプレゼント噺です。

近頃○○が気になります

2007/11/27

秋田県小坂町の康楽館という芝居小屋に行ってきました。明治43年、小坂鉱山の厚生施設として誕生したそうですが、写真のように、洋風の外観、中は和風の舞台に畳の桟敷席という和洋折衷の芝居小屋は、当時としては大変珍しく、話題になったそうです。今の時代になっても愛され続けているわけです。ずっと気にはなっていたのですが、中々行く機会を逃していました。ようやく、念願叶いました。

そうそう、出し物ですね。テレビでお馴染み笑福亭鶴瓶が古典落語の名作「らくだ」を演ずる高座「鶴瓶のらくだ」を観にいったのです。東京・歌舞伎座、京都・南座、大阪・大阪松竹座、福岡・嘉穂劇場、香川・金丸座、熊本・八千代座、愛媛・内手座、そして秋田・康楽館という全国の8会場が選ばれました。いずれも、伝統ある劇場です。

「らくだ」は元々は上方落語の噺で、鶴瓶の師匠笑福亭松鶴の十八番としていたネタです。オリジナルの「私落語」も上演、そのエンターテイメント性は、まさに「落語は人なり」を感じさせる2時間半でした。「らくだ」の最後は、常識?いや普通?いやこのネタからすると考えられない「下げ」までつけての熱演でした。
3時間かけて仙台から行った甲斐があった「鶴瓶魂」の舞台でした。

お次は、アレを楽しんでいる林アナウンサーです。

私の○周年

2007/10/31

お蔭様で仙台放送は、今年開局45周年を迎えました。視聴者の皆さんに感謝申し上げます共に、これからも良質の番組作りを目指していきますので、ご視聴をお願い致します。

そんな訳で、今回のテーマは「私の○周年」になります。ですから、私の場合は、弊社の15周年記念から経験していることになりますね。ことしは、周年記念として「ドラリオン」公演、地震予知番組「リサーチャーズ 地震予知の探究者たち」を放送しました。その節目、節目という感慨や思いはありますが、でも普段の積み重ねから、10年20年がある訳ですから、
毎日、毎日の仕事なりが結局大事になってくるのですね。

ところで、この所は、自分自身への周年として、例えば誕生日、クリスマスで自分へのご褒美を買うことにしています。何を?いやいやそんな大したものは買わないのです。
すでに今年は、誕生日前にプレゼント!!!!!
今度は、クリスマスにこじつけて・・・・・・
自分自身への周年プレゼントです。

あすから11月、あすは、原アナです。

読書の秋

2007/10/26

「読書の秋」の前に、「ムービン」スタジオ秋の衣替えのお話です。ライブペイントの佐藤健史さんの3作品目。とあるヨーロッパの港町から、また旅に出て、辿り着いたのが、ここドイツ。すでに紅葉の季節ですね。川面に映える木々が実にいいですね。
「Autumnis here」というネーミングです。
スタジオは一足早く紅葉狩りですね。

さてさて、今回は読書ネタですね。ちょっと前に読んだ一冊を紹介しますか?
ノンフィクションライター
野村進著「千年、働いてきましたー老舗企業大国ニッポン」
まずは、世界最古の会社が大阪に現存する話から始まり、金地金を取り扱っている会社が、携帯電話のある部品のほとんどのシェアを占めている話、そのケイタイのゴミの山から金を取り出す会社、醤油会社のバイオ技術、「筆ペン」誕生の秘話、町工場の職人技などなど、どれをとっても初めて知る話ばかりでした。
著者の野村氏は、取材先を決定するときの最大の基準をこう言います。「100年以上ものあいだ、目まぐるしく変化する時代に柔軟に対応しながら、時代に即した製品を作り続けてきた製造業」と。


東京・品川の町工場に生まれ、育った私には、とっても興味ある一冊でありました。職人の技と気質が詰まっていました。

お次は、直ぐに本を読むと影響をうける出射アナです。何を読んで、どんな行動をしたんですか?


スポーツの秋

2007/10/15

そうなんですよね。金澤アナはスキーヤーなんですよね。私もスキーはやっていたのですが、志賀高原、赤倉温泉、妙高高原とよく荒らしたものです!今は、めっきり・・・・・・・・・でも最近になって、また始めようかなあという思いはあるのです。足腰のためにね。「わたしをスキーに連れてって」ですね。

そうそう、今回は秋のスポーツ話ですね。秋のスポーツといったら、勿論「1964年東京オリンピック」でしょう。東京で再びオリンピックを!という石原知事の熱意は分かりますが、どうも、もうひとつ盛り上がってこないようです。何でなんでしょうか?お金、再開発の問題ですか?もっともっと知恵を出し合ったらいいのでしょうね。
話を戻して「東京オリンピック」ですから、ここから極論を申しますと、体育の日は10月10日でないと駄目なのです。東京オリンピックの開会式の日だからです。これは記念日なのですから、東京オリンピック開幕の日を記念して設けられた体育の日は10月10日でないといけないのです。体育の日を10月10日に皆で戻そう!

さて、秋のスポーツ、いやスポーツの秋か。
自分でやるスポーツは、どうもみんな中途半端になってしまって、困ったものです。ゴルフにしても練習しないから上手くならない。ということは、練習すれば上達するということ?これもどうかなあ?気が置けない連中とゴルフをするのが一番ですね。

秋のビッグイベントをひとつ。今年は4年に一度のワールドカップバレーの年。上位3チームには、北京オリンピックの出場権が与えられます。日本女子は、先のアジア選手権で中国を破って優勝しています。日本女子は、3位まで入る可能性を十分持っているチームに成長しています。11月2日女子開幕。
北京ダッシュ!
がんばれニッポン!
応援してください。

あすからは「読書の秋」がテーマ。
まずは、読書家? 林アナからです。

食欲の秋

2007/09/13

いや、寺田さん。
秋といわず、食べる欲は、1年中ありますね。
今の1番の欲は、食べることと言ってもいいくらいですかね。ですから、その季節季節のものを如何に探すか?そんな楽しみもありますが・・・・・・・・・・

その梨の話ですが、先日の「ムービン」の特集でもお伝えしましたが、梨はスピードが勝負だそうですね。
摘果作業もそうですし、収穫作業も数時間で終えなければならないということ。本当に食べるだけで申し訳ありません!ですね。
キュウリもこの季節美味しい。カツオは戻りガツオ、
北の海で運動して体力を付け、脂肪分がたっぷりだそうです。カツオはメタボの方がいいようです。

この処、昼食に限っていえば、毎日毎日が弁当生活!
「ムービン」の打ち合わせが、12時から、小一時間かかるので、その後にすでに注文済みの弁当タイムに入るのです。この日の弁当は、和風松茸弁当570円也。ふむう・・・・・・ふむう・・・・・・
少しでも、早めに秋の味覚を!

秋の味覚といえば、仙台に来て初めてサンマの刺身があったことへの驚き、はらこ飯の旨さの驚き。
最近では焼き筍の旨さの再確認、少々変わったウニ飯の旨さの再発見、ウニは秋ではありませんが・・・・

そろそろ今年の秋を見つけに行きましょうか。
和でもフレンチでもイタリアンでも・・・・・・・

ところで、きょうの昼飯は?
あすは、水上アナです。

祖父母の思い出

2007/09/03

人生80年とは、現代社会の話だが、そういう意味では、うちの祖母は、2人とも人生80年を全うしました。その代わりといったらおかしいが、祖父は、私が全く知らないままにすでに逝ってしまったのでした。ですから、祖父は仏壇の上の長押に飾ってある写真での対面でした。

日本でも近年、注目されているお婆ちゃんがいますね。ターシャ・テューダーさん。1915年ボストン生まれ、92歳になります。50歳代半ばからバーモント州の森の中で、自給自足の生活をひとりで営んでいます。絵本作家であり、ガーデナーであり、料理人でもあります。「ターシャの庭」という写真集には、彼女が夢を叶えた「楽園」を見ることができます。かっこいいお婆ちゃんであり、またきれいなお婆ちゃんでもあり、万能お婆ちゃんであるのです。

そういえば、うちの祖母も、料理は出来る、梅干は上手くつける、裁縫はプロ並み、いやプロだったのでした。それを生業にしていたのでした。要はなんでも出来るし、なんでも知っているスーパーお婆ちゃんと言ってもいいぐらいでしたね。そのお婆ちゃんが毎日どんなことを思って生活していたかは分かりませんが、ターシャ・テューダーは、毎日の生活に感謝し、周りの自然を大切にし、心から生きることを楽しんでいる様子が感じられるといいます。

そんな年寄りになれれば・・・・・

続いては、最年長アナから最年少男子アナへバトンタッチ。板垣アナです。

宿題あれこれ

2007/08/27

早めにやってしまうものあれば、最後まで悩むものもあれば・・・・ですね。

写真は、FNS27時間テレビより。マギー審司さんと出射アナの各局対抗天竺ボウリングは、残念ながらお台場進出も初戦負け。
再起を!来年はないですか・・・・・・・・・・・・

さて、「宿題」がアナログの宿題ですが、また本人の昔話を。昔はというと、夏休み、冬休みのみならず、毎日毎日、宿題というやつがあったものですね。今は、どうなのでしょうか?どういう訳か、最後の最後まで残るものは、決まっていましたね。何ですか?
工作・自由研究・読書感想文。今考えると、そんな悩むことないのになあ・・・と思うのですが、当時は大変なことだったのですね。要はですよ。自分の好きなものを扱えば、いいのですよ。ですが、当時は、そんな好きなものが見当たらなかった訳ですね。何にしよう?何にしよう?と考えているうちに、あっという間に長い休みが過ぎてしまった訳ですね。困ったものです。

この宿題を今やるとしたら?どうしましょう!

工作だったら、陶芸教室に通って、そば猪口や長皿作りを。
自由研究は、立川志らくの現代落語論研究か。
読書感想文は、山川静夫著「和田信賢物語」でしょうか。

そんなこどもが何処にいるか!ですね。

夏休みの思い出

2007/07/30

「扇子」と「手拭い」があれば、なんでも出来るのです!

スタジオセットのライブペイントが7月から衣替えしました。ライブペインターの佐藤健史さんに、今回は2日間で仕上げてもらいました。見事です。前回のパリの市場「カフェ・ドゥ・ムービン」から旅に出て3ヶ月余り、辿り着いたのが、ここヨーロッパのとある港町。「港町」といっても「十三番地」ではありません。「ムービン・ブルー」というタイトルです。もう夏休み気分ですね。

さて、「夏休みの思い出」 また、唸りますね。ウー。
臨海学校という言い方は今でもするのですか?
硬く言うと、
夏期に海辺で、健康の増進、水泳訓練、その他特別の教育計画のもとに開設される教育施設ということになります。
我が高校では1年生が必修の授業になりましたが、入学時には、こういう伝統があるということは知る由もありません。どういう伝統?水泳には「赤ふん」を着用するんです。そうです。そうです。何がそうです?「ふんどし」です。「赤いふんどし」です。石原裕次郎の「赤いハンカチ」は知っていましたが、「赤いふんどし」はネェ!漢字ですと「褌」と書きますが、褌祝は男女13歳から15歳に行う成人式の祝いだそうですが、臨海学校で何も祝うことはありませんよね。当時、「赤ふん」を着用していた学校は、あの学習院と我が母校ぐらいだったのか?周りの海水浴客からは羨望の的だったらしいです。しかし、しかしですよ。こういう伝統というものは、いつか変えなければいけない時期がくるもので、その時が我々の時だったのです。「海パン」変更に決定!その当時はほっとした表情で臨海学校に参加したのでしょうが、今思うと「赤ふん」最後の年の方が絵になりましたかね。浅見少年15歳の夏の思い出でした。

さて、お次は、原アナのキャンプ便りです。

夏と言えば

2007/07/12

「みちのくのチューブ」というよりは「みちのくのチュウコ」かなあ!!!!

会社のデスクの引き出しの中に、どういう訳か?扇子が4本も入っていましてね、中にはフジ系列局の謝品の扇子までもが。全て頂き物。扇子さえあれば、どんなことにでも使えますからね。
それは落語家さんでしょ!!!

その扇子を使いながら、「夏といえば」
え~ ふむ~ う~ 唸りますね。

「夕涼み よくぞ男に生まれけり」夏は嫌いではないのですが、夏の味? 今では味わえない、そうそう
氷の味! 氷屋さんがノコで切り出すあの氷ですよ。
ひとかけらを口に含んだ瞬間のあの美味しさ。どう転んでも、今、あの味は出せないのですね。でも、そう感じただけだったのか?いや、美味かったですね。
ですから、当然、かき氷も美味いのです。その美味さを一番引き出すのが、氷スイなのです。スイはいってみれば、ただの甘いシロップなのです。イチゴもメロンも、カルピスもいらないのです。スイで十分なのです。
この経験?から学ぶことは、何か?
シンプル!シンプル!シンプル!ということではないでしょうか?
素材の美味さを壊さずに食べる。これこそ夏の食べ方ではないでしょうか。
今回は、少々無理な結論でした。

続いては、「ひと夏の恋」(いやいやタイトルはわたしの勝手な想像)早坂牧子アナウンサーです。

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