佐藤 拓雄
2023/09/04
今年、小学生の時以来、およそ45年ぶりの再会がありました。
と言っても、再会したのは、人ではなく、原爆を描いた漫画「はだしのゲン」。
要するに、「はだしのゲン」を、この夏、読み直したのです。
多くの人がそうだろうと思いますが、小学生の時に学校の図書室で読み、非常に大きな衝撃を受けました。
原爆投下の直前直後を描いている1巻2巻は、特に衝撃が大きく、恐怖に震えながら、それでも繰り返し読んだため、今でもかなりの場面が記憶に残っています。
大人になってから、いつかまた読もうと思っていましたが、今年の「原爆の日」を機に、電子版を全巻購入し、2日間で全10巻を読み終わりました。
(便利な世の中で、思い立ったその日に読み始められました。)
45年ぶりの再会、いや、再読で、子どもの頃には気がつかなかったことも多く、色々なことを考えさせられました。
そして、改めて思ったのは、後世まで読み継いでいきたい作品だということ。
私自身は、これから、少なくとも毎年8月には読み直そうと決めました。
【写真】広島を訪れる度、必ず原爆ドームには足を運ぶことにしています。
明日は、伊藤瞳アナウンサーです。