アナ・ログ

2023年を振り返って

佐藤 拓雄

2023/12/30

漢字能力検定協会の今年の漢字は「税」でしたが、私は正直全くピンときません。

私が勝手に選ぶ今年の漢字は、「露」。
「露見」の「露」です。

ジャニーズ、宝塚、ビッグモーター、日大、そしてここへ来て、自民党の裏金、ダイハツ。

どれも、これまで続いてきた異常な状態が、表沙汰になった・露見した、という共通点があります。閉じられた小さな世界の内部や仲間内の論理だけで、世間の目が届かないのをいいことに、およそ世間的良識からかけ離れたことを、組織ぐるみで当然のように続けてきた、という点も全く共通です。
神戸の病院の若い医師の自殺も、医師の世界で当然のように行われている、異常な実態が露見した出来事という点で、同じだと感じました。

露見したことで、事態が好転すればまだ救いがありますが、だとしても、そこまでにどれだけの人が犠牲になったのかと思うと、やりきれません。

【写真】は内容とは全く関係なく、冬の広瀬川。先日通りかかり、仙台らしい風景だと感じましたので。


さて、今年も、仙台放送アナウンサーによるリレーエッセー「アナ・ログ」をお読みいただきありがとうございました。
年内の更新は今日までとさせていただきます。皆さま、よいお年をお迎えください。
年明けは1月4日から始めます。来年もご愛顧の程よろしくお願いいたします。

梅島 三環子

2023/12/29

今年も総じて楽しかった一年だった思います。
もちろん仕事においても。
それもこれも、周りの方々に恵まれていたおかげと感じます。
本当に有難い限りです。

さて、今年は新型コロナ5類移行もあって結婚式の話題をよく聞く年でした。
喜ばしいかぎりです。
私自身も、10年以上ぶりに結婚式に出席しました。
司会をさせて頂いたので、正しくは出席ではありませんが…。
司会は、高校の友達の結婚式以来。
かれこれ15年近くご無沙汰しておりました。
打ち合わせをしてみて、いまどき結婚式では常識なのか、15年前には無かったアトラクションが盛りだくさんで驚きました。
飲んで騒いで盛り上がるだけではないのですね(笑)
お二人のおもてなし感を強く感じる素敵な式でした。
私は結婚式をしていないので、苦労は想像でしかありませんが
この日を迎えるまでにはたぶん相当な準備がなされていたのだろうと思います。

とは言え、どんな式でも幸せそうな仲間の姿を見るとこちらまで嬉しくなります。
久しぶりに頂いた「幸せのおすそ分け」ですね。
有難い、有難い。

明日は佐藤部長です。

下山 由城

2023/12/28

約1年ぶりに同じことをまた言います。
あっという間でしたねぇ!!!

行動範囲がとても広がった(元に戻った)のが1年前とは大きく異なります。海外にはまだ行けていませんが、それなりに遠出はできた気がします。体調を大きく崩すことが無かったので、計画が崩れるということもありませんでした。どんな状況下でも健康は大切だなと改めて感じますね。

仙台放送主催の「みやぎ元気まつり」や「東北・みやぎ復興マラソン」といったコロナ禍で中止が続いていたイベントの復活がうれしかったです。30代になってもお祭り大好きなので、また来年もいろんなものに携われたらと思っています。

プライベートではことしも日本酒の話題が多かったです(笑)
去年は行ってみたい飲食店が増えたと書きましたが、その目標はいくつか達成することができました。好きな酒蔵のイベントに参加して蔵元の方にお話を聞く機会もありましたし、飲みたいと思った日本酒はたいてい飲めました。ご縁に感謝ですね。お酒だけではなくすべてにおいて、いただいた恩をしっかりと返せるように…2024年も精進します。
そういえば来年こそ…何かしらお酒関連の資格を取りたいと目論んでいます。自分の努力次第。

写真は友人から誕生日プレゼント?で貰ったネームタオルです。
外で使いどころがまったくありません(笑)
楽しい2024年になりますように。
その前に2023年を駆け抜けましょう!よいお年をお迎えください。


お次は梅島アナウンサーです!

千坂 紗雪

2023/12/27

今年最初のアナ・ログ
「2023年にやりたいこと」に

■365日悔いなく過ごす
■情報へのアンテナを高くする
■「興味」に身を任せる

と、目標を書きました。

どれくらい達成できたのか、
自己採点してみます。

■365日悔いなく過ごす【60点】
1年の前半と後半は毎日充実していましたが、
中盤は中だるみが出てきてしまったと反省です。
来年は1年間、集中力を切らしたくないです。

■情報へのアンテナを高くする【70点】
テレビ、新聞、本、SNSなどまんべんなく情報を取り入れられました。
来年は野球でも何でも、興味をもった情報を
より深く時間をかけて調べていきたいです。

■「興味」に身を任せる【80点】
気になった本を片っ端から読んだり、
ポストカード集めに夢中になったり、
英語の勉強をしてみたり、旅に出たりと、
やりたいことに時間やお金を上手に費やせました。
来年はもっと行動して自分の趣味や好きなことを増やしたいです。

平均70点、まずまずです。
来年は今年よりも10点高く、80点の1年を送りたいです。
目標は年始の「アナ・ログ」で書きます。

2023年、ありがとうございました。
去年にならい、最後は2023年の「23」で締めました。

次回は下山さんです。

金澤 聡

2023/12/26

2023年は光陰矢の如しの1年でした。

1年が早く過ぎることを「ジャネーの法則」というそうで、
“人生のある時期に感じる時間の心理的長さは年齢に反比例する”というもの。
もう少し調べてみると、”50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間にあたり、5歳の人間の1日が、50歳の人間の10日にあたることになる”とのことです。
簡単に言えば、年をとるほど時間が早く経つように感じる現象のことなのだと思います。

51歳の私。
時間が早く感じる訳です。
まず、一日が早い。ついさっきまで朝だったのが、もう日が暮れています。
そして、一週間があっという間。きのう見たサザエさんをまたきょうも見ている感覚。
「カツオの着ているトレーナーの文字 ”K” は”カ”ツオの ”K”か…」と思っている自分が連日いるような感覚です。サザエさん症候群になる暇もないくらい1週間はあっという間です。

そんなことを考えているうちに、1カ月が過ぎ、半年が過ぎ、猛暑も一瞬で通り過ぎ、紅葉もページェントも秒で終えて、年末を迎えたこの1年です。
ふと、ベッドの周りを見てみると、読みかけの本が10数冊も堆く積み重ねられています。
私の場合、時が経つスピードと読書のスピードは反比例しているようです。
残り5日、5歳児であれば50日ありますで、童心に帰り全て読み終えて新年を迎えたいと思います。
こんな1年のまとめで反省しております…。

写真:6月くらいにスーパーで買ったアボガドを食した後、試しに種を植えてみたらこんなに成長しました。植物の生育をジャネーの法則に当てはめたら…うーん、無意味な思考ですね…

今年1年「アナ・ログ」をご覧下さり誠にありがとうございました。
来年は皆様にとって良い1年となる事を陰ながら祈っております。
少し早いですが(51歳にとっては一瞬ですが…しつこいですね・汗)良いお年を。


次は千坂アナウンサーです。

寺田 早輪子

2023/12/25

2023年。皆様、今年も一年お世話になりました。
私にとってこの一年は、初めて制作番組のディレクター業務に挑戦したり、大人の女性の健康をテーマに初開催した座談会の司会を務めたりと、初めての経験を通して、たくさんの人々との出会いにあふれた日々でした。
また、仕事でも、プライベートでも、コロナ禍の行動制限が明けて、今まで会いたくても我慢してきた友人や親戚、お世話になった方々にやっと会うことができ、久しぶりに大好きなお酒を酌み交わすこともできました。楽しい時間と空間を、大切な人たちと直接会って共有できた一年でした。
年末恒例の今年の漢字一文字を表現するならば、私の場合は迷わず、「会」です。
人と会って、言葉を交わす。コロナが流行する前の日常は、当たり前ではないということを実感しました。相手と向き合って会話することが、私の心の栄養になってきたのだと、つくづく思います。

来年も、「はじめまして」と「お久しぶりです」を言える機会に多く恵まれますように。そう祈りながら、12年に一度の「年女」となる2024年を穏やかに迎えたいと思います♪

☆今年は、披露宴にも久しぶりに出席できました!!素敵な披露宴にうっとり。
「アナ・ログ」、続いては金澤アナウンサーです。

飯田 菜奈

2023/12/22

今年最初のアナ・ログ「2023年にやりたいこと」に書いていましたね。
ピラティスを始めたいと。
実際に始めました!通いたいと思っていたスタジオのオープンを待って、月に2回通っています。緊張や疲れで凝り固まった背中や肩まわりを、トレーニングしながらほぐしていくので、レッスンを終える頃には身体がすっきり軽くなります!整体に行く感覚で楽しく通えているので、次は続けることが目標です。

咲良アナのアナ・ログにも書いてありましたが、今年はコロナ禍前の生活にだいぶ戻ったように感じます。仙台駅周辺の賑わいや、スーツケースを引いて歩いている人の多さなどを見ても。私自身も、休みを利用して、可能な限り国内旅行に出かけ、県内に新しくオープンした飲食店や気になっていたお店に行きました。春は桜、梅雨時は紫陽花、秋は紅葉と、四季を感じられる自然を見に出かけました。

その甲斐あってか、S-style12月号の「編集部&グルメ通が厳選!仙台・宮城グルメ大賞2023」に記事を書かせてもらっています。嬉しい限り。まだ読んでいないという方は、ぜひ手に取ってみてくださいね!

担当している『あらあらかしこ』は、秋から1人でMCを担当することになりましたが、週替わりで来てくださるファミリーゲストの方と一緒に、これからも息の長い番組を目指して、頑張りたいと思います。土曜日の午前、ごゆるりとお付き合いいただければ…。
明日はいつもより20分拡大のスペシャルで放送するので、年内ラストのあらかしも、ぜひ見てくださいね!

次回は寺田アナウンサーです。

高橋 咲良

2023/12/21


先日、宮城の伝統的工芸品「堤人形」を取材しました。
来年の干支「辰」にちなんだ置物づくりが最盛期を迎えていて、
職人の芳賀強(つよし)さんが、お一人で、1つ1つ丁寧に、
色を付ける「彩色」の作業をされていました。

置物は、雲と波の間から、天へと向かう「昇り龍」のデザイン。
よく見ると波しぶきまで再現されていて、その細やかさに感動しました。
龍の鮮やかな緑色と、波の澄み渡る青、雲のまっさらな白など、色合いが爽やかな作品で、
来年も良い年となりそうな予感です。

今年も全国から注文が入り、来年2月まで作業は続くとのこと。
新年を迎える準備が、着々と進められていました。

本当にあっという間に、今年も終わってしまいますが…!
日本漢字能力検定協会が選ぶ「今年の漢字」のように、
私の今年の漢字を選ぶとしたら…!「進」です。

今年5月に、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行され、
時と場合に応じて、依然として感染対策は必要なものの、
世の中が次の段階へ「進」んだ気がしました。

ニュースでも、4年ぶりに通常規模で開催されたイベントや行事を、沢山お伝えしました。
私自身も、久しぶりに県外の友人と旅行をしたり、アーティストのライブへ行ったり、海外へ行ったり、ここ数年我慢していたことを、少しずつ実現することが出来ました。

来年は、さらに世の中が良い方へ進みますように…

続いては、飯田アナです♩

伊藤 瞳

2023/12/20

2023年の伊藤瞳的最大のトピックスは、「結婚式」です。
…と言っても私の結婚式ではありません(^^)/
コロナも5類に移行したことや、26歳になる年で時期的に友人の結婚が増えたため、
結婚式への「参加」が怒涛の勢いで増えました。
どの結婚式もとても幸せな空間で、感動と共に心に残っています。

その中でも、「名古屋」での結婚式は、感情のジェットコースターでした。
中学生のころからの親友の結婚式です。

結婚式当日、午後からの挙式・披露宴に向けて、
朝、名古屋に行く予定だったのですが、
台風の影響で、交通手段の東海道新幹線が「運休」となってしまったのです。
前日の夜に仙台から実家の埼玉には移動していたのですが、大ピンチに!!

友人たちとどうなるかも見通せない中、とにかく東京駅に向かいました。
東京駅の新幹線改札前は、想像通り、前も見通せないほどの混雑でした。
幸い、昼には全席自由席で運転再開となり、始発から数えて2番目の新幹線に乗車。
座席は、さすがにすぐに埋まってしまったので、
私たちは座席と座席の間の通路にスペースを見つけ、立ったまま名古屋に向かいました。
超満員で、通路に隙間がないほどの混雑でした。

乗車してからも、すぐ動くわけではなく、発車まで1時間半あり、気が遠くなりましたが、友人たちと、まるでカフェで会話をしているかのような温かな近況報告を繰り広げながら気を紛らわし、共に到着を信じました。

そして、立ったまま車内で過ごすことおよそ4時間、ついに名古屋駅に到着した際には、最果ての地にたどり着けたかのような喜びを感じました。乗客の中には、拍手をしている人もいました。

結局、挙式には間に合わず、出席できたのは披露宴からでしたが、親友の晴れ姿を見た瞬間、やっと会えた嬉しさと安堵感で、号泣しました(笑)
2023年、「一生」忘れられない思い出が出来ました。

写真は、やっと会えた親友に「最高だよ!」と感動を伝えているところです。

今年もご覧いただきありがとうございました(*^^*)
どうぞ、良いお年をお迎えくださいませ。

明日は、高橋咲良アナウンサーです。

西ノ入 菜月

2023/12/19

時の流れは年を重ねるごとに早く感じるとよく聞きますが、今年は今までで最速だったと個人的に感じます。

それは、この写真には載せきれないほどたくさんの方々を取材させていただき、様々な仕事をご一緒させていただいたからです。貴重なお時間をいただきありがとうございました。

写真はその一部です。

左上は、今年の1月に春の高校バレー日本一に輝いた古川学園高校バレーボール部の皆さんが、「スポルたん!NEO」に生出演をしてくださったときのものです。
23大会ぶりの優勝の瞬間、そして優勝までの軌跡を話してくださいました。古学は来年1月も全国の舞台で戦います!全力で応援します!

右上は、5月のマイナビ仙台レディースの新潟との試合を、仙台放送が中継した際のものです。チームの「サンキューアンバサダー」パンサー尾形さんとともに、ピッチリポートをさせていただきました!

真ん中の写真は9月。楽天モバイルパークにて、W杯バレーの告知を兼ねて「セレモニアルピッチ」を佐藤あり紗さんと共に務めさせていただいたときの写真です。
あり紗さんはナイスピッチング!私は残念ながらワンバウンドピッチングでしたが、自分の人生でこのような貴重な機会を頂けるとは思ってもみなかったです。ありがとうございました。

左下の写真は、そのセレモニアルピッチの権利をかけて、楽天モバイルパークにて在仙局対抗ティラノサウルスレースを行った際のもの。(笑)
杜の都で開かれた熱すぎるバトルを制することが出来ました。(レース時の気温が高く、暑さとの戦いもありました笑)

そして、同じく9月~毎週木曜・金曜の「仙台放送Live News イット!」は、堤アナウンサーとお伝えすることになりました。写真はこのコンビ初日の時のものです。
イットでは、毎週県内様々な場所へ伺い、今年もたくさん取材をさせていただきました。
街で突然お声がけして、お話を聞かせていただいた方も多くいらっしゃいます。お忙しいところ足を止めてくださった皆様、そして、取材にご対応いただいた皆様、本当に本当にありがとうございました!

来年も仙台放送の番組をご覧いただけるように、一回一回の放送を大切にし、一生懸命取り組みます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

続いては伊藤アナウンサーです。

堤 勇高

2023/12/18

今日から新しいお題「2023年を振り返って」です。

あっという間に年の瀬です。
ようやく何も迷わずに日付に「2023」と書けるようになったのですが……
(これは去年の年末にも言っていた気がします)

ちなみに元号についてはいまだに令和4年と書いてしまいます。
これは今年に入ってから出現した新たな症状です。マズいです。

さて、兎年だけに「脱兎のごとく」過ぎ去っていったこの1年ですが、その中でも9月から夕方のニュースでスタジオキャスターを務めるという大きな変化がありました。

初めの頃は日々の放送を無事に終えられるか?という点がなかなか頭から離れませんでしたが、回を重ねるうちに「もっとこうやってみよう」「こうしたほうが伝わるのでは?」というチャレンジの意識が少しずつ芽生えてきました。

迎える2024年。
さらに多くの回を重ねる中で、芽生えつつある意識をさらに成長させていければと思っています。
もちろんニュースを「伝える」という基本は忘れずに日々のニュースと向き合っていきたいです。
最後まで気を抜かず、画竜点睛を欠くことのないように……辰年だけに。

写真は先日親戚の結婚式に出席した際、会場の窓から撮った1枚です。
夕暮れの雰囲気、魚眼レンズで撮ったようにも見える構図など相まって、個人的2023年の風景写真部門でベストショットだと思います。

次は西ノ入アナウンサーです。