堤 勇高
2026/08/10
近年、体を暑さに慣れさせる「暑熱順化」の重要性を耳にする機会が多くなりました。
簡潔に言えば先んじて暑さに体を慣れさせることで、体温調節機能を高め、熱中症のリスクを抑えるということです。
少し暑い環境での運動や、入浴、サウナなども暑熱順化には効果的だそうで、一般的には数日から2週間ほどかかるとのこと。
私はここ数か月、ジムに定期的に通っており、世間から大幅に遅れてではありますがサウナも定期的に嗜むようになりました。
部活をしていたころには及びませんが、少なくとも社会人になって以降はどの夏よりも暑熱順化ができている年のはずです。
ところが先日、屋外で取材をした日に早速暑さにやられました。
気温としては30度になるかならないかでしたが、取材の直前まで雨が降っていて、猛烈な湿気の中での取材、終わった後は体力が「赤ゲージ」になっているのを感じました。
普段サウナで90度前後の世界に身を置き、いつもより暑さに慣れた状態で迎えた今年の夏。準備万端で迎え「今年の自分は例年とは一味違うんじゃないか」とある種の自信すらありましたが、湿気という壁にあっけなく敗れる形となりました。
逆に例年より湿気に対する不快感が強い気がするのは、単純な高温に対しての暑熱順化の成果と言えるのかもしれません……。
ここからもう一段階、二段階と暑さのギアが上がってくるかもしれません。
現代の暑さに対しては、どれだけ慣れていても「安全圏の人」はいないようです。
皆さんも体調にはお気を付けください。
写真は去年の夏ごろに福岡で食べたイカ刺しです。
見た目も涼やか、味は濃厚ながらさっぱり。
福岡にいったらもう一度食べたいものの一つです。