アナ・ログ

まつり

堤 勇高

2023/07/19

お祭り、大好きです。
その場の雰囲気がいつもより少しだけ熱を帯びたような非日常空間。
多くの人出と活気。
おのずと自分のテンションも上がります。

祭りと言えば和太鼓のリズムと横笛の音色。
どこか遠くからそんな音が聞こえてくると「お?お祭りかな?」とふと足が止まりませんか?

そんな和太鼓も横笛、どちらも演奏できますというのが私のちょっとした自慢です。
というのも、子どもの頃に地元の祭りに参加しており、小太鼓、大太鼓、笛と地域の「師匠」たちから習ってきたのです。

小学生の頃は小太鼓を担当するのですが、大太鼓を叩く中学生以上の大人たちがやけにかっこよく見えました。

もちろんレベルとしては素人の域を出ませんし、しばらく触れていないので今や満足に演奏できなくなっているかもしれませんが、一応しっかりと音が出てメロディーも奏でられる(はず!)ということで特技未満の「自慢」ということにしています。

今回の写真はそんな横笛を吹く幼少期の私です。若い!

そしてそして!
来月5日と6日には仙台放送のお送りする「みやぎ元気まつり2023」が開催されます。
和太鼓のリズムと横笛の音色は……おそらくありませんが、来場者の皆さんにとって少しでも思い出に残る祭りになるように私をはじめアナウンス部一同も頑張ります。
当日は夢メッセみやぎに是非お越しください!

次は西ノ入アナウンサーです。

夏と言えばこの曲!

堤 勇高

2023/07/11

「夕方6時のチャイムが~」
「夏といえば!」というよりは「夏の終わりといえば」の曲ですが、フジファブリックの「若者のすべて」が好きです。
冒頭の歌詞、決して「5時」と「6時」を間違えたという凡ミスをしているわけではありません。

富士急ハイランドなどがある静岡県の富士吉田市。
大学生時代、車に乗ってその富士吉田市を通った際、夕方6時を知らせるために街の防災無線(おそらく)で流れていたのが鐘の音でカバーされた「若者のすべて」でした。

後に調べてみるとフジファブリックのボーカルで、2009年に亡くなった志村正彦さんが富士吉田市出身で、彼の誕生日である7月10日前後に、期間限定で夕方6時のチャイムを「若者のすべて」に変更しているのだとか。

私はあの曲の特にBメロ(夕方5時のチャイムが~のところです)が好きなのですが、チャイムで流れていたのもまさにその部分からサビにかけて。
夏の夕方、街全体に響き渡る「若者のすべて」は実際の曲にも負けないほどノスタルジーで、忘れられない雰囲気でした。

それ以降夏になると、あの時の光景は「何年たっても思い出してしまう」ものになりました。

写真で少しでも真夏感をということで先日の晴れた日の空withパラソルです。
最近撮った写真の中では一番夏を感じる1枚ということで……。

次は寺田アナウンサーです。

気分が上がるお弁当

堤 勇高

2023/06/20

今回の写真のような、見た目にも美しい懐石料理のような弁当。
いくらやウニなど高級な海鮮がこれでもかと盛り付けられた海鮮弁当。

「携帯食料」という枠を大きく超えるような高級弁当は見た目でも味でもテンションが上がります。

しかし私が「テンションの上がるお弁当」で最初に思い浮かんだのはから揚げ弁当でした!
ザ・庶民ですね(笑)

恐ろしいほどにご飯が進むあの味、冷めてもある程度維持されるジューシーさ、他のフライ類と比べてより多くの味のバリエーションがあることなどなど……から揚げは圧倒的に弁当向きのおかずだと思います。

宮城県内でもこれまで様々なから揚げ弁当を食べてきました。
お気に入りのお店などもいくつか見つかり、この先も増えていったらいいなと思っています。

さらに気づいたこととして、やはり大学の近くにあるお弁当屋さんは「盛り」が良いということ。
食べ盛りの学生さんを思ってか、比較的安い値段でとんでもない量のから揚げが食べられる、しかもおいしいということで大学近辺は私の中のから揚げホットスポットとなっています。

から揚げのカロリーは大学周辺に行くまでの徒歩で消費できているという完ぺきなプラン。
から揚げが食べられなくなる歳になるまで、楽しんでいこうと思います。

次は下山アナウンサーです。

学生時代のアルバイト

堤 勇高

2023/06/12

「肉バル」でアルバイトをしていました。
私が担当していたのはキッチンで、レンガブロックくらいの大きさの肉を夏でも冬でも網にのせてひたすら焼いていました。

肉の外側に素早く火を入れるため、油を垂らして火柱を上げたりもしていました。
腰くらいの高さにある網から頭より高いところに上がる火柱、さながら護摩行です。

当然冬でも汗だくになるほどの熱さ。
特に夏は「灼熱地獄」という言葉が合うような状況で、数リットル単位で水を飲まないといられないハードなアルバイトでした。

ただ、もともと料理を作ること自体は好きだったので、毎日楽しく仕事していました。
(嫌いなのは片づけることです……)

そんな学生時代の経験が存分に活かされる季節がやってきます。
初夏あたりから始まる「バーベキューシーズン」です。

肉の大きさや硬さから何となく「ベストな焼き上がりかどうか?」を判断できるので、最高の焼き加減のお肉を一緒に来た仲間たちに提供できます(笑)

アルバイト時代ガブガブ飲んでいた水の代わりに、バーベキューではビールを……。
しっかり働けますので、どなたかお誘いお待ちしています(笑)

写真は定禅寺通りの一枚。
「全国都市緑化仙台フェア」の「SENDAI」モニュメントを見かけたのでまわりのキレイな花と一緒に撮りました。
曇りだったのが何とも惜しい!

さて「学生時代のアルバイト」は今日で終了です。
次回からは新テーマ、トップバッターは牧アナウンサーです。

旅あれこれ

堤 勇高

2023/05/15

行動制限のないゴールデンウイーク、新型コロナウイルスの5類移行とお出かけが日々しやすくなっている昨今。
この数か月、度々観光地を取材していますが、宮城県内でも国内から海外まで多くの方が久々の旅行を楽しんでいて、報道の仕事をしながらも気運の高まりを感じます。

当の私はというと、思い返してみれば新型コロナの感染拡大以降本当に一度も「旅行」をしていませんでした。

沖縄、北海道、海外……漠然とした「行きたい旅行先」は多いですが、具体的に行きたい場所を一か所挙げるとすれば大阪、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンです。
大学時代などに「夢の国」は度々行きましたがUSJは人生でまだ一度も行ったことがありませんでした。

理由があって行くのを避けていたというわけではなく、単純に偶然行く機会がなかったのですが、これから先、私が「旅行再開」を迎える際の目的地有力候補です。

正直どんなアトラクションがあって、どんなコンテンツが人気を集めているのかも詳しくない状態ですが「絶叫マシーンが好きなら楽しめるはず」と以前友人も言っていたので、きっと私も楽しめると思っています。

写真は人生数少ない海外旅行、ヴェネツィアで撮った一枚です。
今回のこれを書きながらも思うのは「気運」は高まっているもののコロナ自体は消滅していないということ。
この旅行をしたときのように、感染のリスクがほぼゼロになるまではコロナ禍の「終息」とはならないと思うと同時に、その「終息」が一刻も早く訪れることを願います。

次は下山アナウンサーです。

お茶の話

堤 勇高

2023/04/27

飲み物に関して、一度ハマるとしばらくはその飲み物を買い続ける習性があります。

たしか2年前くらいは無糖の紅茶にハマっていました。
去年はほうじ茶でした。
そして今年のマイトレンドは玄米茶です。

飲むと玄米の香ばしさが感じられる玄米茶。
落ち着くような、深みのあるあの香りがたまりません。

全く根拠があるわけではありませんが、普通の緑茶より体に良い気もします。

ただ玄米茶にはこれまでブームになっていたお茶たちには無かった難点があります。
コンビニなどで飲み物を探しているときに、玄米茶が売っていないことが度々あるのです。
自動販売機に至っては売っていることのほうが稀(私の体感ですが)です。

最近ではどのスーパーやどのコンビニに玄米茶が売っているのか、自分の身の回りの店舗に関しては把握しつつあります。

果たして私の中での玄米茶ブームはいつまで続くのか?
そして「ネクストブレイク」のお茶は一体何茶なのか?
おすすめのお茶がありましたら教えてください。

写真は会社の近くにあるお菓子屋さんのフルーツタルトです。
フルーツの甘酸っぱさとカスタードの濃厚さが絶妙なバランスでした。
玄米茶ではなくコーヒーといただきました。

次は金澤アナウンサーです。

子どものころに読んだ本

堤 勇高

2023/04/04

幼い頃、読書が大の苦手だった(じっとしていられなかった)私ですが、「トム・ソーヤーの冒険」は何度か読んでいました。
主人公が当時の私と同じくらいの年齢で、いたずらや冒険を通してハラハラドキドキの日々を送るという内容も含め自分に合っていたのだと思います。夜に家を抜け出すシーンが何度か出てきますが、ものすごく憧れを抱いていました。(実際に行動に移す勇気はないのでなおさら)

小学生の頃、人生で初めて書いた読書感想文も「トム・ソーヤーの冒険」を題材にしました。ただ、最初に書いた文章は感想文というよりも内容紹介や「読書報告文」になってしまい、親から指導を受けながら、一から書き直す羽目になりました。
感想文の何たるかをよく理解していなかったのです。

そんなサイドストーリーも含めて、思い出深い「トム・ソーヤーの冒険」ですが、中学に上がって以降読みなおしていませんでした。今回この文章を書くにあたって改めてあらすじなどを調べてみると、意外と記憶から抜け落ちているシーンが多いことに気づかされました。

さらに、「トム・ソーヤーの冒険」はその前書きに、かつて少年少女だった大人にもお勧めするという内容が書いてあるそうです。
それを知って以降、いま改めて読んでも案外新鮮な気持ちで読めるのでは?と思い始めています。大人になっても、読書自体は得意なほうではありませんが(笑)

さて写真は仙台放送本社の前にある花壇で咲いていたチューリップです。
久々にまじまじとチューリップを見ましたが、子どものころ見た記憶と比べ花の部分が大きいような?
ただの記憶違いなのか、このチューリップが特別なのか、いずれにせよ存在感がありました。

次は伊藤アナウンサーです。

ホワイトデー

堤 勇高

2023/03/16

ホワイトデーのお返し選び、非常に苦手意識があります。流行りや人気のスイーツに詳しい方ではないのが最大の理由です(笑)

しかし、贈るのなら相手に喜んでもらいたい、そしてあわよくばセンスが良いなと思われたい!(これはほんの少し思っているだけです)
そんな私の見栄と欲が、なおさらにお返し選びを難航させます……。

ホワイトデーの時期(バレンタインデーの時期もそうですが)には限定商品を出すお店も多くあると思います。パッケージがおしゃれな物、その季節の果物のフレーバーを使ったもの、何かとコラボしたものなどなど……。

はじめ「今年のお返しはこれにしよう!」と心に決めてお店に行っても、いざそういった限定商品を見るとどうしても心が揺らぎます。「限定商品の方が特別感あって喜ばれるのかな?」などと考え始めると、どんどんとドツボにはまっていきます。

多分、真にセンスの良い人はこんなに考えず、サラッと選んだものにセンスがあふれ出るのだろうと思います。私はいわゆる「足で稼ぐ」、努力型ということで……。

さて写真は3月11日に撮った南三陸さんさん商店街の様子です。
3月11日の南三陸にはここ3年、毎年伺っていますが、今年は新型コロナウイルスの感染者が下火になっているということもあるのか、過去2年より多くの方が訪れていた印象です。

次は伊藤アナウンサーです。

東日本大震災12年

堤 勇高

2023/03/09

東日本大震災の発生から間もなく12年。
今も復興は進んでいます。

先日、震災前の街の様子を集めた写真展を取材しました。その中で、写真展を見に来ていた、震災前からその地域に住んでいたという方に話を聞く機会がありました。
その方は昔の街の姿を懐かしみながら「この姿の街はもう戻ってこないからなあ」とポツリ。復興が進む中ではありますが、決して取り戻すことができないものも数多くあると、改めて思い知った瞬間でした。

一方で、震災に関する話題に触れる機会は、良い話題も悪い話題も、減っていると感じます。宮城に来て5年の私がそう感じるとなると、震災直後から宮城で生活している方はなおさらそう感じるのではないかと思います。

そこで私が思うのは、3月11日という日の重要性です。日々の生活の中で、震災に関する話題に触れる頻度が減るほど、全員があの東日本大震災に思いを向ける3月11日という日の役割が大きくなるのではないかと思います。
懸念されている風化も、毎年3月11日にあの日の教訓や後世に語り継ぐべきことをしっかりと確認することが、これまで以上に大切になってくるのではないかと思います。

もちろんこれは、今も続く日々の復興をないがしろにしてもよいということではありません。報道に携わる者として、日々の動きにもしっかりとアンテナを張る。そして3月11日については年を追うごとに、よりしっかりとお伝えできるように、私自身の力もつけていきたいと思いつつ、今年の3月11日を迎えます。

写真は以前も少し載せましたが、南三陸で取材した「化石発掘体験」の際の写真です。表面的には「人気アクティビティ」と言えるこの発掘体験も、その奥には「被災地南三陸の新たな観光資源となり、復興へ」という思いがあります。

次は高橋アナウンサーです。

チョコレート

堤 勇高

2023/02/15

子供の頃食べ物は、自分の中で好きなものの順位をつけて、1位のものを1番最後に食べる派でした。

最後の最後、口の中を1番好きなものの味で締めくくりたいという思いでした。

さて話は変わって小学生時代のバレンタインデー。
友人伝いに、当時好きだった女の子からチョコをもらったことがありました。
超のつくビッグイベントです。

可愛らしくラッピングされた箱に3つほどの手作りチョコ。
どんな味がしたかまでは覚えていませんが(あまりの緊張で味がしなかったのかもしれません)、とてもうれしかったのは覚えています。

そして残り一つとなったとき……
好きなものを最後に食べるという当時の習性が発動しました。
いっぺんに食べてしまうのが非常にもったいなく感じたのです。

堤少年は一旦チョコの箱を閉じ、家の勉強机の中にしまい、最後の一個を後日食べることにしました。

しかし、一度「後日までとっておこう」と思った最後の一個、それ以降食べるタイミングが見つからず……。
今日食べようと思い立つものの、なくなってしまうのがもったいないという思いに駆られて結局とっておいてしまう日々が続きました。

最終的に最後の一個を食べたのは14日から1か月ほど経ったタイミングだったと思います。
多分本当においしくいただくなら食べるタイミングは早ければ早いほうがいいはずですが、舞い上がった私と当時の習性がそうさせてしまったのです。

今思うと作ってくれた人には申し訳ないと思いつつ……
幼少期の思い出話でした。

さて今回の写真はスイーツつながりということで、先日食べたティラミスです。
子どものころは苦みが苦手だったティラミス、美味しさが分かるようになってきたところに成長を感じます。

次は千坂アナウンサーです。

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