伊藤 瞳
2025/03/10
東日本大震災14年。
この14年の間には、熊本地震や能登半島地震など、全国他の県でも大きな被害をもたらした地震がありました。宮城でも、私が入社した2020年からのこの5年間の中で、ひやっとする地震が何回もありました。30年以内の南海トラフ地震の発生も示唆されている中、あの日から月日が経つにつれて、また新しい震災に近付いているということも、考えなければなりません。
家族と電話をするときに、防災に関する話題を意識的に共有するようにしています。
この間は、購入した防災グッズの話をしました(写真がそのグッズです)水のいらないシャンプーや歯磨きシートを常備するようにして、その買ったグッズを紹介すると、数日後に親も同じような商品を買ったという報告がきました。
一方で、実家では寝ているときに地震がきたときのために、寝室にもヘルメットを置くようにしたそうです。私も取り入れました。
停電したときにも明かりを灯せるように、コンサートの時にしか活用しないペンライトをオブジェのように飾っているのも、実家とお揃いです。
こうして家族と会話をしたり、グッズを生活空間に置いたりすることで、自分の防災意識が「日常」になったような気がします。
明日で東日本大震災14年。あの日の出来事に思いをはせる1日になると思います。
ですが、未来の震災から命を守るためには、3月11日のみならず、「日常」から意識することも、改めて大切にしていきたいと思います。
明日は、佐藤拓雄アナウンサーです。