アナ・ログ

2024年どんな年に?

金澤 聡

2024/01/11

新年早々心が痛むことが多く
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。
そして、
震災に遭われた方の1日も早い復興をお祈り申し上げます。


去年の年末、冬至の日に知人からいただいたゆずを風呂に浮かべて湯船に浸かりました。
2024年はどんな年にしようか、年始のこの「アナ・ログ」に何を書こうかと
思案しながらゆったりゆず浴をしました。

この日は、64歳のベテラン監督が率いる
全国出場常連校の県外のバレーボール部へ取材に行った日でした。
取材を終えて挨拶をした後にその監督は、
「この年になってもバレーについて知らないことがたくさんあります。まだまだ学ばなければならないことがたくさんあります。奥が深いし、楽しいものです。生徒たちに感謝しないといけないですね」と穏やかな表情で話されました
聞いていた私も心が穏やかに温まりました。
こういう監督のもとで練習ができる選手たちは幸せだろうなと思いました。

湯船に浸かり、冬至の出来事を反芻しながら思ったのは、
私こそ学ぶことがまだまだたくさんあるので、
今年は、謙虚に学ぶ生き方を志してもいいのかなということでした。
この日は寒波が襲来して冷え込みが厳しかったこともありましたが
新たな年に思いを馳せながらゆず風呂に入っていたら、
想像以上に身体の芯から温まりました。
今年は皆が温まるいい年になるといいですね。
もちろん、財布もですけど…。

(写真)
去年の年始は、ウサギを飼っているという理由から
トップバッターで「アナ・ログ」を書かせてもらいましたが、
さすがに、“龍”を飼うことができませんでしたので
ゆずで表現しました。
色んな意味で温まります、よ、ね…。笑

今年も
仙台放送を何卒宜しくお願い申し上げます。

次は寺田アナウンサーです。

2023年を振り返って

金澤 聡

2023/12/26

2023年は光陰矢の如しの1年でした。

1年が早く過ぎることを「ジャネーの法則」というそうで、
“人生のある時期に感じる時間の心理的長さは年齢に反比例する”というもの。
もう少し調べてみると、”50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間にあたり、5歳の人間の1日が、50歳の人間の10日にあたることになる”とのことです。
簡単に言えば、年をとるほど時間が早く経つように感じる現象のことなのだと思います。

51歳の私。
時間が早く感じる訳です。
まず、一日が早い。ついさっきまで朝だったのが、もう日が暮れています。
そして、一週間があっという間。きのう見たサザエさんをまたきょうも見ている感覚。
「カツオの着ているトレーナーの文字 ”K” は”カ”ツオの ”K”か…」と思っている自分が連日いるような感覚です。サザエさん症候群になる暇もないくらい1週間はあっという間です。

そんなことを考えているうちに、1カ月が過ぎ、半年が過ぎ、猛暑も一瞬で通り過ぎ、紅葉もページェントも秒で終えて、年末を迎えたこの1年です。
ふと、ベッドの周りを見てみると、読みかけの本が10数冊も堆く積み重ねられています。
私の場合、時が経つスピードと読書のスピードは反比例しているようです。
残り5日、5歳児であれば50日ありますで、童心に帰り全て読み終えて新年を迎えたいと思います。
こんな1年のまとめで反省しております…。

写真:6月くらいにスーパーで買ったアボガドを食した後、試しに種を植えてみたらこんなに成長しました。植物の生育をジャネーの法則に当てはめたら…うーん、無意味な思考ですね…

今年1年「アナ・ログ」をご覧下さり誠にありがとうございました。
来年は皆様にとって良い1年となる事を陰ながら祈っております。
少し早いですが(51歳にとっては一瞬ですが…しつこいですね・汗)良いお年を。


次は千坂アナウンサーです。

冬に思うこと

金澤 聡

2023/12/07

冬はいちご。いとつきづきし。
(注:つきづきし=似つかわしい・ふさわしいの意)

私の冬のイメージはイチゴです。
おそらくクリスマスケーキの印象なのだと思います。
我が家はイチゴのないクリスマスケーキは、いとわろし。
趣がないのです。勝手ですが…。

親としてこの時期にふと思うのが、
子供たちがサンタクロースの存在をどう思っているかです。
実在する、しないではなく、どう思っているかです。

子供たちにとっては嬉しいクリスマスです。
イチゴのクリスマスケーキにクリスマスプレゼントがありますから。
大事なのは、プレゼントに対する考えです。
親にクリスマスプレゼントをお願いした上に、
サンタさんにもプレゼントをお願いする訳です。
みなさんはどう対応されていますか?
いや、違いますね…、サンタさんにどう伝えていますか? 知りたいです。
うちの子供たちは大きくなりましたので、
サンタさんのプレゼント調達方法は知っていると思いますが
子供が小さいときには、どうしたものかと悩みました。
皆さんのお宅ではどうなさっているのか、ふと冬に思います。
いずれにしても、朝起きて子供たちがプレゼントを見た時の表情は
なんとも幸せな気持ちになります。
クリスマスはあけぼの。いとをかし。です。


次は、下山アナウンサーです。

そろそろ冬支度

金澤 聡

2023/11/15

きょうからテーマは「そろそろ冬支度」。
私、金澤からスタートです。

タイミングが悪いというか運が悪いというか、
先日そんなことがありました。

先月末頃、朝刊に冬タイヤの広告チラシがあるのを目にして、
そろそろ車も冬支度をしないといけない時季になってきたな、
なんて何となく思いました。
その日、ガソリンスタンドで給油ついでに
このところ朝晩冷え込んできたので、
念のためタイヤの空気圧をチェックしてもらいました。
すると店員さんから、タイヤに数か所亀裂があり、すぐに交換した方がいいと告げられました。
確認すると、間違いなくタイヤに数か所亀裂はありました。
秋が深まってきたとはいえ、日中は20℃前後あり、
まだ冬タイヤに交換するには時期尚早。とはいえ夏タイヤは交換必須。
あと3~4週間で冬タイヤの交換時期だというのに、このタイミングで夏タイヤを購入するという運のなさ。
もちろん自分と家族の安全を考えてその日に新しい夏タイヤに交換しましたが、
大きな出費になりました。
翌日、車のエンジンをかけようとすると、なかなかかからない。
何度か挑戦してようやくエンジンスタート。
この状態でエンジンを切ったら、次はエンジンがかかるか保証はない…。
ということで、バッテーリー交換に急いでいきました。
朝晩冷えてきたからでしょうね…。経年劣化もあると思いますが…。
まさかの連日の出費です。

さて、タイヤを冬支度する時には
亀裂やひび割れがないか、よ~くチェックします。
何事もタイミングが大事です。


次は、千坂アナウンサーです。

力を付けたいときに食べるもの

金澤 聡

2023/11/06

力をつけたい時に食べるものと言えば、『焼肉』と答える方は多いのではないでしょうか。
今は大好きで、それこそ『チカラ飯』『勝負飯』として食べることは多々ありますが、小学生の時まで何故か肉全般が苦手でして、焼肉屋さんやBBQに行ったときは、野菜しか食べませんでした。
ピーマンとご飯でお腹を満たしていたのを覚えています。いつ、どういうきっかけで肉が好きになったのか記憶がありませんが、当時肉を好きなってくれた自分を本当に褒めてあげたいと思っています。
“でかした自分!”

さて、現在、力をつけたい時に食べたいものは、「唐揚げ弁当」です。
私にとって仕事で最も力をつけたいときは、スポーツ実況の時。実況前に、必ず食べるのが写真の唐揚げ弁当です。
10年以上もこのお弁当にお世話になっているので、ある意味ファミリーです。(あれ?おかしなことを言ってます?)
これしか食べたくありません。ファミリーですから。中継弁当がハンバーグやカレーのときも当然ありますが、そういう場合は、実況後に食べたりします。唐揚げ弁当を食べなくても実況が自分なりにうまくできたことはありますが、そこはかとなく違和感があるような感じがします。

試合2時間前に唐揚げ弁当を食べて、いざ実況開始!
これが私のルーティン。
面倒くさいと思っているディレクターがいるのは知っています(笑)
このルーティンで実況が上手くいったとき、心の浄化と開放感、まさにカタルシスを感じます。
“でかした自分!”
唐揚げ弁当こそが力をつけてくれるマイファミリーです。
(あれ?おかしなこと言ってます?)

次は梅島アナウンサーです。

マラソンあれこれ

金澤 聡

2023/10/20

小中学生のころは持久走が得意でした。
35年以上も前の話です。いまではその形跡が跡形も微塵も残っていませんが…
とにかく走ることが好きでした。
学校の駅伝の選手や地域の選抜選手に選ばれたこともありました。
走るたびにタイムが良くなっていく過程が、
RPG(ロールプレイングゲーム)の主人公のレベルアップと似ていて
自分の経験値が高くなっているような感覚が楽しかったのを覚えています。
まさに “ランナーズハイ” を感じていたのだと思います。

その当時、
日曜日の朝に子供たちのマラソン大会を放送するテレビ番組がありました。
走るコースは、主に皇居の周りでした。
実況は志生野温夫さん、コント赤信号さんと日高のりこさんが司会の番組で
低学年の部と高学年の部に分かれてそれぞれ優勝を競うものでした。
(おそらく20代30代の方はご存じないと思います…)
私もこの大会に出たくて出たくて何度も何度も応募しましたが、
残念ながら一度も当選されませんでした。
その番組が放送されなくなると、一気にマラソン熱は冷めて
他のスポーツへと興味が移っていきました。
私の走るモチベーションは、テレビに映って優勝することだったのかもしれませんね…。

あれから40年近くが経ちますが、やっぱり走っていません。
トライしては止め、挑戦してみては断念を何度も繰り返すという、
精神的な持久力がなく困っています。
せめて、5年ぶりに再開する『東北・みやぎ復興マラソン2023』(11/5開催)で
颯爽と走るランナーの皆さんを全力で応援させていただければと思っています!

(写真は、国立競技場で行われたパリvsインテルの試合開始前の様子です。あの当時私は大人気サッカーマンガ・アニメの影響で陸上からサッカーへ。やはり色んな持久力が足りないようで…)

次は、飯田アナウンサーです。

秋に楽しみなこと

金澤 聡

2023/10/05

秋といえば、スポーツの秋です。秋はスポーツのイベントが目白押しです。
いままさにFIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023の男子大会が開かれていて、
日本代表はパリ五輪出場権をかけて後半戦を戦っています。

そして今月7日(土)は、鹿児島で国体が開幕します。
高校野球の部では、夏の甲子園で準優勝した仙台育英が出場します。
1回戦で早くも夏の決勝の再現となる慶応との対戦となりました。
仙台育英にとっては雪辱を期す大会となります。
夏の熱戦の再現なるか!これは大変楽しみです。
さらに、高校野球ではセンバツ出場をかけた秋の東北大会が秋田で16日(月)から始まります。
東北からは3チームがセンバツに出場します。
夏の甲子園で東北の3チームがベスト8入りするなど、
東北の高校野球のレベルも全国の強豪地区と比肩するほどの力を付けています。
センバツで紫紺の優勝旗が初めて白河の関を越えるかどうか!
そして、26日(木)にはドラフト会議があり、夏で輝いた高校球児がプロへの道を開くのか!
いまから楽しみです。

高校スポーツ繋がりでいえば、
今月28日(土)には春の高校バレー宮城大会男女決勝が行われます。
女子は、今年1月の春高バレー全国大会で日本一を達成した古川学園を中心とした戦いとなりますが、
3年生にとっては集大成の大会ですので気持ちの入った熱戦が期待されます。
来年1月、迎春の東京体育館のコートに立つのはどのチームなのか!
『青春は密』が戻ってきた高校スポーツ。
勝っても負けても躍動する選手たちが楽しみで仕方ありません!

(写真:仙台育英・準優勝盾)

次は飯田アナウンサーです。

好きな寿司ネタ

金澤 聡

2023/09/11

年齢がアラフィフになってきた頃から、
お寿司でよく食べるようになったのは、『巻き物』です。

かんぴょう、カッパ、鉄火、納豆、ネギトロなど
巻き物であれば何でも好んで食べます。
具材の美味さは酢飯と海苔の香ばしさに包まれると
より引き立つということを今更ながら認識しハマっています。
今夏の猛暑で食欲がなくなっても
巻き物だけは不思議と食べられました。

さて、今年は久々にお盆に帰省しました。
実家は連日酷暑で、
日中の気温が38℃を超えた日もありました。
日差しは皮膚を刺すように照らし、道路は陽炎でもやもやとゆらめき、
外に出れば汗でしとどになる危険な暑さでした。
熱中症予防のためにと、お腹が水でタプタプに膨れるほど
塩分入りのドリンクを喉に流し込んでいました。
当然、食欲はなくなります。

日が沈んでも気温が下がらない夕食時、
夕飯を作るのも面倒だということで
珍しく父親が夕食を近くのスーパーで買ってきてくれました。
食卓に並べられたのは、
大量の「鉄火巻」「ネギトロ巻」「納豆巻」です。
父親は言いました。『こんなに連日暑いと巻き物しか食べられないよ』

間違いなく親子であると認識した久々の帰省でした。


次は、梅島アナウンサーです。

再会

金澤 聡

2023/08/28

この夏、函館・五稜郭タワー内の土方歳三像に再会してきました。
前回は、北海道新幹線が開業して2年後くらいに訪れたので、5年ぶりの再会でした。
今回は、北海道を舞台に描かれたマンガ「ゴールデンカムイ」の展示会が函館で開催されたので、息子の夏休みに合わせて訪れました。

「ゴールデンカムイ」のストーリー上、(ネタバレでしたらすいません)最後の決戦の地が函館で、しかも、土方歳三も重要なキーパーソンとして出てきます。ですから、今回の函館での「ゴールデンカムイ展」は、ファンにとっては、いわば聖地巡礼となる展示会となるわけです。
我々親子は、聖地でメモリアルなものは嬉々として写真に収めてきました。

五稜郭にいって、このあたりで戦いが行われたのではないかとか、マンガに描かれた建物があれだとかこれだと言いながら、探訪してきました。せっかく函館五稜郭に来たならば、タワーに上ろうということで行った先に土方歳三像があったわけです。私の過去の写真を見ると、撮影された形跡があるのでたぶん、おそらく、間違いなく、再会なのだと思います。

前回は、ただの観光、今回は聖地巡礼ということで、土方歳三像に対してのインパクトが全然違うので、記憶の格差が生じたのだと思います。

ちなみに今回の函館は、日帰り弾丸ツアーでした。ゴールデンカムイ展と五稜郭にいって、すぐ仙台に帰りました。
レンガ倉庫に行くのを忘れました…。もったいない…。

次は、堤アナウンサーです。

暑い日のお供

金澤 聡

2023/08/14

毎年、夏になると「アナ・ログ」でスイカのことを書いているような気がしますが、今回のテーマ「暑い日のお供」は、そのスイカです!
また登場です。
書くことも尽きた感じがしますが、夏の暑い日は、ほぼ毎日スイカを食べます。まさにお供です。この季節になると、スイカの移動販売のトラックが家の近くにやってきます。
トラックから演歌を流してやってくるのですぐ分かります。毎週水曜日と日曜日の決まった時間にやってきます。
水曜日は比較的、買いに来るお客さんが少ないので穴場です。
ときに、1500円の大玉を「きょうはお客さんが少ないので1000円でいいですよ」なんて粋なことをおっしゃるので、水曜日はスペシャルデーになる事があります。穴場です。

なぜこんなにスイカが好きになったのか。
かつてMCをしていた仙台放送の情報番組『ヨジテレビ!』でスイカの美味しい切り方を教わってからだと思います。写真のスティック状にした切り方がそれです。
スイカを地球に例えると、糖度が高いのは、マントル部分ではなく、中心部の「核」の部分です。
その「核」の部分が、必ずカットしたスイカのトップの部分にくるようになる切り方です。目からスイカの種ではなく、うろこでした。
この方法ですと、カットしたどのスイカを手にしても、糖度の高いスイカを食べることができます。

あれこれ書いてもなかなかカットの方法は伝わらないのでスタッフが許してくれるなら、毎週土曜、午後6時30分の『スポルたん!NEO』で実践したいと思います。その時は、スイカ切り包丁も紹介させていただきます。
スタッフが許してくれるならです…。

次は飯田アナウンサーです。

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