アナ・ログ

甘い思い出

金澤 聡

2010/02/16

小学、中学、高校の同級生で親友の話。
高校1年生のとき、彼とは別のクラスでした。
私のクラスにはマドンナ的な(死語ですかね・汗)存在のAさんという人がいました。
男子の間ではいつも話題になる憧れの人でした。

2月14日、親友と一緒に帰ろうと正面玄関を出ようとしたとき、
後ろから呼び止める声がしました。
ハッと振り向いた瞬間、Aさんがこちらに駆け寄ってくるではありませんか。
チョコらしきものを手にしながら。

「はい、これ」とチョコを渡すAさん。照れくさそうにする私。
差し出された手の方向は、親友の彼。
『よかったな』と一瞬、間が開きながらもなんとか言葉を発した私。びっくりしている親友。


それから6年後、親友とAさんは結婚。いまは二人の子供に恵まれて幸せな家庭を築いています。
チョコにはそんな力があるんです。


次は寺田アナウンサーです。

大好きだったアイドル

金澤 聡

2010/02/01

私が最初にアイドルを意識したのは、家のトイレに貼ってあったカレンダーでした。そこには“アグネス・ラム”さんが健康美を惜しげもなく表現していました。初めてアイドルという存在を知った瞬間でもありました。
 私は、キャンディーズ解散時が6歳。ピンクレディー解散(1回目)が9歳の世代。
 キャンディーズはあまり記憶がありませんが、ピンクレディーの振り付けを周りの女子たちが一生懸命マネをしていたのを覚えています。

 その後、アイドルをやや意識しはじめたのは、中学時で小泉今日子さんでした。使用しませんでしたが、下敷きをいつもカバンに入れて登校していました。(こうやってアイドル変遷を書くのって結構恥ずかしいですね・・・笑)

 そして、一番大好きだったアイドルは、「ribbon(リボン)」という3人メンバーのアイドルグループで、その中の永作博美さんでした。高校生のときでした。いまから20数年前です…。(いやぁ、時が経つのは本当に早い!)
 最近は女優として映画やドラマでご活躍ですが、全然変わっていない!それにびっくりです。
 まさに、私にとっての吉永小百合さん的な永遠のアイドルです。


 次回は、原アナウンサーです。

大人になってもやめられないこと

金澤 聡

2010/01/28

幼少の頃、我が家の朝食は、ほぼ毎日、「ごはん・味噌汁・のり・納豆・お新香・目玉焼き」でした。
パンと牛乳の朝食は、3ヶ月に1度くらいでした。子供にとってめったにないイベントは相当うれしいものです。ですから、私にとって朝のパン食は盆と正月が一緒に来たくらい欣喜雀躍する一大イベントでした。
焼きたてのパンに多目のバターを溶かしながら全面にまんべんなく塗り伸ばし、その上にたっぷりとたっぷりとイチゴジャムをのせて食べるのが大好きでした。バターの香りとジャムの甘さが口の中でお互いが強調しすぎるくらいでないと半年に一度のビッグイベントは満足できませんでした。

さて、30代終盤となった今。朝に食パンを食べるとき、やはり多目のバターとイチゴジャムは欠かせません。
現在パン食は半年に一度のイベントではなく、週に数度とパンを食べる頻度は多くなりましたが、バター&イチゴジャムは卒業できません。血中のコレステロールやメタボが気になるお年頃だというのに…。
『大人買い』ではなく『大人食い』がやめられません。
バターだけでもジャムだけでもダメなんですね…。両方がマッチしないとダメなんです。
その他にもやめられないことがたくさんあるので、悲しいかな、まだまだハナ垂れ小僧です。
いつ一端の大人になれるんだろうか…

次回からのテーマは『大好きだったアイドル』です。トップバッターは寺田アナウンサーです。

おみくじの思い出

金澤 聡

2010/01/12

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

2010年は自分にとってどんな年になるのか占ってみたいのですが、
正直、おみくじはあまり好きではありません。
誤解のないように申しますと、おみくじを引くという行為はもの凄く好きなのですが、
おみくじの結果内容が嫌いなのです。
いかんせんこれまでの自分史の中でおみくじの結果に一喜一憂したことがないのです。

記憶にある中で過去に出た運勢は、「小吉」、「吉」、「末吉」しかありません。
そうです、普通です。可もなく不可もなくです。
友達や家族でおみくじをしても、自分の運勢で盛り上がったことがありません。
悪魔に魂を売るがごとく、いっそのこと「大凶」でも出てくれればいいのにと思ったこともありました。

今年こそ「小吉」以上の良い運勢を引き当てることができるよう気合を入れておみくじに臨みます。

さて、今年も宮城のスポーツ界は、楽天にベガルタ仙台にと活躍が楽しみです。
どんな1年になるかは、私がおみくじを引いて占わない方がいいですね。
たぶん、いや、九割九分、可もなく不可もなくでしょうから・・・。

今年1年も地に足をつけ、着実に歩みます。
改めまして、よろしくお願いいたします。

次は、原アナウンサーです。過去の運勢よさそうな感じがしますが、どうなんでしょうか?

2010年は…

金澤 聡

2009/12/30

来年の抱負の前に2009年の総括を。

私自身の今年を一字で表すと『叫』でした。

楽天球団初のクライマックスシリーズ進出決定に「叫」び、第2ステージまさかの満塁被弾に「叫」び、ベガルタの7シーズンぶりの昇格に絶「叫」し、クラブ史上初のタイトル獲得“J2優勝”に絶「叫」。
仕事で悔しいことがあれば、トイレで自分の胸のうちで『悔しいですっっ!!!』と何度か「叫」んだこともありました。

家では、息子がつかまり立ちの瞬間にうれしい雄「叫」び、歩き始めれば喜びの雄「叫」び、走り始めると『あぶなーーーーい!!!』と絶「叫」。まさに2009年は公私ともに『叫』の1年でした。どちらかというとうれしい悲鳴が多かった年でした。

さて、来年2010年は・・・。

健やか、健康の『健』も大事ですし、宮城のプロスポーツの『勝』も祈願しないといけないし、景気の安定回復や生活の安心など『安』も重要ですし・・・。来年もとにかく前進あるのみの1年になりそうです。
2010年の年末の総括に、喜びあふれる一字が選ばれるよう頑張ります。

今年も大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


次回がアナログ2009年ラストです。取りは浅見アナウンサーです。

お勧めイルミネーションスポット

金澤 聡

2009/12/18

イルミネーションの名スポットといえば、宮城では仙台光のページェントや石巻サンファンバウティスタ号などありますが、何度見てもいいですよね。
冷たい空気と温かい光。このマッチが幻想的な雰囲気をかもし出す要素でもあるのかなと思ったりもします。 

装飾を施しイルミネーションに輝いている家もありますが、これはこれで趣きがあり、思わず足を止めて見入ってしまします。作り手の思いが映し出されているようで、ぬくもりみたいなものを光に感じます。

 なんて評論めいたことを書きましたが、私のおすすめイルミネーションスポットは『東京ディズニーランド』です!定番中の定番です。何ていったって年中イルミネーションですから!
 あの地にいるだけで夢心地なのに、イルミネーションのパレードが行われたらそりゃもうかないません。口が開いたまま眺めてしまいます。
 いつ訪れても変わらないもてなしとファンタジーには、いつも感動を覚えます。隠れディズニーファンです(笑)
 どんなにつらいときも『ディズニーたれ』の精神で笑顔を絶やさず前向きに頑張りたいと思います。あぁ、来年で38歳。もう少しましな事が書けないものかと反省している師走。仙台のイルミネーションに癒されて家路に帰ります。

次回は、寺田アナウンサーです。このテーマのラストを飾っていただきます。

おすすめ温泉スポット

金澤 聡

2009/12/01

私のお勧め温泉スポットは、白石市の鎌先温泉です。
仙台市中心部から車でおよそ40分。ドライブを兼ねて行くには絶好の距離です。

まずは、古くからの湯治場の雰囲気を残した温泉郷のたたずまいが癒してくれます。
そして、決して広くはない温泉地が、自分だけの領域という優越感に浸れて癒されます。
なんといっても薬湯といわれる温泉につかって、体をメンテナンスしている感覚に癒されます。

春と夏に訪れたことはあるのですが、秋・冬は未体験。
紅葉、雪の鎌先温泉もさぞ趣があるのだろうと、勝手に想像しています。
休みの日に、家族とゆっくり宿泊したいと思っています。
白石うーめんも食べたいですし…。

近くにたくさん温泉があるのは仙台の魅力だと思っています。(宮城観光大使ではありません・笑)
このアクセスのよさは温泉好きにはたまりません。最高です。

次は、梅島アナウンサーのお勧め温泉スポットです。

芸術の秋

金澤 聡

2009/11/25

先月、宮城スタジアムで行われたサッカーキリンチャレンジカップの日本対トーゴ戦。日本が5-0で勝利しました。
岡崎のハットトリックは気持ちよかった~!! 失礼しました、サッカーの話題ではなく、芸術の話でした。

その日本-トーゴ戦の試合前に、サッカーを愛する芸術家・日比野克彦さんプロジェクトリーダーの「マッチフラッグプロジェクト」が行われました。

マッチフラッグとは一枚の布のうえに、試合で対戦する両国のナショナルカラーを用いて作る旗のことで、ピッチ上でボールを通じて交流する選手たちのように、布の上で両国のナショナルカラーが交流するという趣旨のもと開かれるプロジェクトです。何度か国内の日本戦のときに行っているものです。

今回私も初参加してきましたが、趣旨に賛同した人が初めて会った人たちと楽しそうにフラッグを作る姿を見て、スポーツや芸術には友好の輪ができる力があると改めて感じました。
そして、芸術家・日比野さんという人も、周りに人が集ってくるパワーを持った方だなあと思いました。
みなさんの周りにもいませんか?太陽のような、人が集ってくる中心的な人。そういう人ってうらやましいですよね。
何か不思議なオーラがあるというか、なんと言うか…。

とにかく、久々に芸術を体験した貴重な一日となりました。
写真はそのときのフラッグと日比野さんです。

次回のテーマは「お勧め温泉スポット」です。早坂アナウンサーから始まります。

学問の秋

金澤 聡

2009/11/02

最近よく思うことがあります。
『まさに今、大学で勉強したいなあ』です。
もちろんアナウンサーの仕事に飽きてしまったというわけではありません(笑)。

スポーツに関すること、経済に関すること、政治に関すること、哲学に関することなどなど知らないことが多いなあと秋の夜長に思ってしまったのです。いわゆる「無知の知」です。
どうも表層的な知識ばかりで、深く勉強してみたいと思うことがたくさん出てきたのです。
大学生の頃にアルバイトばかりしていた自分に猛省です。
「少年老い易く学成り難し」を地で行くとは思いもしませんでしたが…。

学生の頃、大学は社会に出るまでのモラトリアムだと思っていまして、学業以外のことをたくさんやるべきだ!なんて自分に都合のいい解釈をしていたのが間違いでした。
「若い時の苦労は買ってもせよ」といいますが、後になってわかることなんですね…。

「後悔先に立たず」です。
くよくよしてもしょうがないので、最近は時間を見つけて独学で学問に触れています。
毎日が驚きと発見の連続です。
1歳の息子の飛躍的な知能の発達に目を細めながらも、自分の衰え始めた記憶力にショックを受ける日々です。

つぎは、広瀬アナウンサーです。学問とは?

読書の秋 その2

金澤 聡

2009/10/15

どちらかといえば、あしたのジョーです。力石が好きなので…。それにしても梅島アナがスポ魂ものが好きだとは思いませんでした(笑)

30歳を過ぎた頃からですが、生涯であと何冊くらい本を読めるだろうかと考えるようになりました。限られた時間の中で良い本にどれだけ出会えるかと思うと、読書の時間が尊いものに感じます。
どうしたら良い読書ができるのか?考えた末に書店へ行き、読書のための本、つまり、『読書のガイド本』なるものを数冊買って、読書することにしました。
それには読書推薦本や、読書の仕方などが当然書いてあるわけですが、とりわけ気になった読書方法がありました。
それは、「10冊平行読書法」でした。10冊の本を常に平行して読むことで、論理的な思考やコミュニケーション能力などが身に付くとのことでした。
ものは試しと思い、小説、スポーツ専門書や自己啓発、ビジネス本など種々雑多なジャンルの本を10冊購入して平行読みを始めました。
論理的な思考が身に付いたかどうかは知りませんが、飽きっぽい性格の私にはこの読書法はぴったりでした。ちょっと読んで飽きたら次の本、また飽きたら次の本と読書のはしごをしていると、色んな言葉と知識の海にどっぷりと浸っている感覚になり、ストレス解消になるのです。もうかれこれ5年くらい続けていますが、この読書法はまだ飽きていません。
秋の夜長、読書の時間がいま至福の時です。

次回は飯田アナウンサーです。どんな本を読んでいるのでしょうか?

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