アナ・ログ

耳に残るあの音

佐藤 拓雄

2010/10/25

家庭の事情で長い間仕事を休ませていただいていましたが、おかげさまで今月から復帰いたしました。またどうぞよろしくお願いいたします。

自分にとって、一番耳に残る音、というよりずっと耳に残しておきたい音、それは、自分の子どもたちの声です。
生まれたばかりの頃の泣き声に始まり、意味不明な喃語、話し始めの片言の言葉、そして、どんどん成長して大人びた口を利くようになっても、その全てを記憶しておきたい、というのが親としての自分の心情です。実際、今も耳に残って離れないあのときのあの一言、あるいは、ああいうしゃべり方してたよなあ、という心満たされる印象的な「声の記憶」がいくつもあります。
ところが、人間の記憶など頼りにならないもので、残念ながらそうした全てを覚えているかというと、次々に忘れてしまっているのが現実で・・・
そこでありがたいのが、ビデオです。ビデオのいいところは、何と言っても音が残っていること。
我が家では、毎年、子どもたちのそれぞれの誕生日に、生まれた日から始まって、1歳2歳3歳・・・と、毎年の誕生日に撮ったビデオ映像を見返しているのですが、はっきり覚えていると思っていても、この頃こんな声だったっけとか、こんなこと言ってたっけとか、いい加減な記憶を改めて確かめることができたり、それによって記憶自体が補完されて修正されたりします。
今回のテーマは、「耳に残るあの音」ですが、耳に残りきらない音まで記録媒体に残しておくのもいいものだ、やはりビデオはちょこちょこ撮っておくべきだなあ、といつも思っています。

次回からは新テーマです。

寺田 早輪子

2010/10/22

『仙台放送スーパーニュース』をお送りしております、我が仙台放送報道局。本社の「ニュースセンター」では、24時間、「耳に残る音」があちらこちらで響いております。

「原稿はあがったのか!?」「字幕スーパーは発注したのか!?」デスクの怒号。
「発注しましたー!!」応える記者。「発注されてませーん!!」指摘する美術さん。
「…す、す、すみません!!」謝る記者。「原稿がありません!!」眉間にシワを寄せる私。
「コピーしてーーー!!」デスクの叫び。

近づくオンエア時間。喧騒に包まれるニュースセンター。

その時、予告なしに突然、大音量でやってくる「あのアナウンス」…

「オンエア、5分前です。オンエア、5分前です。スタンバイボタンを押してください。」

これは、林佳緒里アナウンサーの美声。

仙台放送ニュースセンターでは、「どんなにバタバタしていても、5分前にはオンエア体制を整えましょう…」ということで、生放送5分前になると、自動でアナウンスが流れる仕組みになっています。現在の青葉区上杉の新社屋に引越してきた際に林アナウンサーの声で録音し、取り付けました。

「オンエア、5分前です。オンエア、5分前です。…」

この美声を聞いて、私たちは、落ち着いて生放送に臨むことが出来ております。

林さん、ありがとうございます( ̄▽ ̄ )

★伊達武将隊の取材で、名古屋城に行ってきました!!
「名古屋城の金のしゃちほこ」、輝いていました!

続いては、「耳に残るあの音」ラストバッターの拓雄さんです!!

柳沢 剛

2010/10/20

「風の匂いと風の音」

日々の生活では、あまり感じることなく慌しく生きていますが…。
先日大分県の「湯布院町」に行って来ました…。
写真は由布院温泉から見た「由布岳」
田んぼの稲穂は黄金色に輝き、静寂なる山の頂を見ていたら、金木犀の香りを風が運んできて…
小川のせせらぎと小鳥の囀り…
タイムスリップしたような、なんだかとっても懐かしい気持ちになりました。
自然回帰を体が望んでいるのかもしれません…。

ところで皆さんは、ここまで読んで何か気が付いたことはありませんか? 

では! ここに注目!!
「湯布院町」の「由布院温泉」「由布岳」…。
「漢字」と「感じ」がちょっと違います。
皆さんは「ゆふいん」と聞いたら、「湯布院」と「由布院」のどちらの漢字をイメージしますか?

☆ではここで「ゆふいんの豆知識ぃ~!」

かつては「由布院村」
昭和23年、町制変更で「由布院町」へ
昭和30年、「由布院町」と「湯平村」が合併し「湯布院町」へ
平成17年、平成の大合併で「由布市」に

で!!
★「由布院」…由布院盆地・JR由布院駅・由布院温泉・由布院小学校 
      (かつての地名・固有名詞)
★「湯布院」…湯布院町・湯布院映画祭・高速道路の湯布院I.C
     (合併によって出来た新しい言葉・町全体をさすことが多い)
ということなのです。
ちなみに…「由布市の湯布院庁舎は大分県由布市湯布院町」にあるのだそうです。

小川のせせらぎと小鳥の囀りでリフレッシュしながらも、湯布院と由布院の違いが気になり…調べてました…トホホ・・・
職業病でしょうか~?


さ~!次は言葉のニュアンスの違いに神経を研ぎ澄まし、日々時間に追われまくっている、寺田アナウンサーの「耳に残るあの音」です。

林 佳緒里

2010/10/18

まずはご挨拶を・・・。

皆様大変ご無沙汰しておりました。
アナログは、お休みをいただいている間も書かせていただいていましたが、1週間前、1年間の育児休暇を終えて、復職いたしました。

1年間のブランク、アナウンス技術への不安もありますが、昼のニュースなどを担当しながら、ゆっくりと仕事のペースを取り戻せたらと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

ということで?わが息子も無事に元気に一歳を迎えました。子供の成長は早いものですね。

さて本題の“耳に残る音”ですが、今の私にとっては、やはり“息子の泣き声”ですかね。
生後2ヶ月ぐらいまでは夜中に何度か起こされ、寝不足気味に。
寝たと思い、ベッドに寝かせるとなぜか目がパッチリと開き、大泣き。
さっきまで寝てたのに~!と何度思ったことか。
これが最初に経験する育児へのストレス?不安?。

しかもこの泣き声は、不思議なことに、どこにいても気づくんです。2階に息子がいて、1階の離れたところにいても、なぜか泣いていることに気づく。

どうやら子供の泣き声は、親、特に母親には必ず聞こえるようになっているというではありませんか。
自分の子供の泣き声は、耳に残るというか、残るべく音のようです。

今でこそ、朝まで1回もおきずに寝てくれるようになった息子。
これからは、保育ママに預けての仕事となりますが、仕事を終えまた息子に会える楽しみを胸に、色々バランスをとりながら頑張っていきたいと思います。

(★写真★は、 息子と通っているママヨガでの一コマです。息子を通したくさんの友人ができました。これもこの1年間の宝物です)

お次は、席が隣になりました!柳沢部長です。

2010/10/15

「耳に残るあの音」という何とも昭和を感じるテーマですね。ああ~それは「心に残るあの歌」ですか?
しかし、アナウンサーにとって「音は命」です。
音感です。
わたしの場合は、歌になると音を少々外しますが・・・・・・・・・・

いっぱい耳に残っていますよ!昭和歌謡の前奏が!!
恋愛ものより、何といっても人生への応援歌が好きですね。
元気が出るではありませんか。

前奏
♪ジャーンジャ・ジャーンジャ、ジャカジャカジャカジャカ、ジャーンジャ・ジャーンジャ、ジャカジャカジャ、ジャカジャンジャンジャーン・・・・・
ですね。
そうそう「東京ラプソディー」

♪パパパパッパパパッパ、パパパパパッパパー・・・
これ長いのですよ。前奏だけで50秒近くあるのです。
そうそう「丘を越えて」
バックの演奏は、明治大学マンドリンクラブですね。

♪ジャンジャンジャンジャカジャン、ジャジャジャジャジャジャジャ、ジャンジャカジャンジャンジャン・・・
これももっと長いのです。
そうそう「夢淡き東京」

いつの間に「耳に残る昭和歌謡」切りがありません。
では、ジャンジャン。

お次は、林アナどうぞ。

梅島 三環子

2010/10/12

耳に残るのは、「あぶない刑事」のサントラです。
シーンシーンで流れる歌が、みんな耳に残るのですが…
中でも、ランニングショットが劇中に流れてくるとなんだか血が騒ぎます。ユージに、「いくぜっ!」といわれると、なんだかゾワっとします。あぶ刑事は、実にかっこいいいですね。

残念ながら、ドラマをリアルタイム見ていた世代ではないのですが、映画はレンタルなどもして完全制覇済みです。

98年の“フォーエバー”は、いち早く見たくて試写会に応募して見に行きました。確か、ともにあぶ刑事ファンの、りえちゃんと見に行きました。いい席で見たくて、上映の何時間か前から並んだ記憶が…。

05年の“まだまだ”は、本場で見たいと大学4年、当時の私が考えた「あぶ刑事」の本場、丸の内の東映劇場で鑑賞しました。
初日の舞台挨拶の場所です。
しかし、映画を一人で見る勇気がなかったこの頃。一緒に映画に付き合ってくれる友達を探すのに大変苦労した記憶があります。
かなりしぶしぶでしたが、あぶ刑事デビューしてくれた、りさちゃんには心から感謝しています。

ちなみに、私の小学校の通学路には、柴田恭平さんの実家があるという都市伝説があります。
6年間毎日通過したユージの実家。
こんなところから、私のあぶ刑事好きは始まったのかもしれません。

次は浅見さんです。
鉄砲むけて、ごめんなさい。

金澤 聡

2010/10/08

『耳に残るあの音』

先日、八木山動物公園に行ってきました。息子と二人で。
平日でしたが、小学生がたくさんいました。おそらく学校の授業の一環だと思います。
とても楽しそうでした。
こんな課外授業ならパラダイスだろうなぁと、アラフォーにとっては羨望しきりでした。

子供たちで賑やかな中、気になることがありました。
象です。
巨体を揺らしながらゆっくりと歩くさまは、勇壮そのもの。
しかし、何か違和感を覚えました。想像とは違う何か…。

それは、足音がまったくしないんです。
『ドシン』とか『ドスン』とかいうのを想像していましたが、
歩くたび、『・・・』『・・・』『・・・』『・・・』 何も聞こえませんでした。

見た目の想像で、耳に音が残っていることってあるんだなぁと感じました。
息子には色んなことを経験して感じたことを知識として蓄積してほしいと思いました。
ただ、たぶん走れば象も『ドシンドシン』音がすると思いますが・・・。


次回は、梅島アナウンサーです。

2010/10/06

芸術の秋まっさかり!
そんな秋の仙台の街をを舞台に、今年も「せんクラ」( ̄▽ ̄)ありましたよね!

10月1日(金)からの3日間開催された「せんだいクラシックフェスティバル2010」。今年で5回目のこのフェスティバル。各公演1000円、2000円とリーズナブルで時間も通常のコンサートよりも短く、クラシックをより身近に感じられるイベントです。そんなフェス(!)に今年は私も「朗読」で初参加してきました。

10月1日(金)仙台市青葉区のエルパーク仙台で沢山のお子さん&お母さんの前、ピアニストの仲道祐子(なかみちゆうこ)さん、チェリストの長谷川陽子さんとともに。演目は宮沢賢治の童話「セロ弾きのゴーシュ」を基にした、楽しいステージです。

「ゴーシュは街の活動写真館でセロを弾く係りでした。けれどもあんまり上手でないという評判で…」
ゴーシュのもとを夜な夜な三毛猫・カッコウ・狸の子・ねずみの親子などが訪れ、セロを弾いていると…と言うこの物語。宮沢賢治の優しくも厳しい描写に思わずひきこまれてしまいます。
ちなみに宮沢賢治もチェロを弾いていたそうですが、そのチェロには大きな「穴」が空いていたそうです。

一体、どんな音がしたのでしょうか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今もあのチェロとピアノのメロディーが耳に残っています。来年もぜひ挑戦したい…ので、また起用していただけると嬉しいですね(笑)

さて、次は
ってあら?前のテーマもこの方に振ったような
金澤さ~ん(^▽^)!

2010/10/04

『カット!はいOKです』

所狭しとセットが並び、照明ライトが天井を埋め尽くすスタジオに響き渡る声。10月12日からスタートの新ドラマ『ギルティ~悪魔と契約した女』の撮影現場にお邪魔してきました。

毎週火曜10時放送の新ドラマ『ギルティ』制作発表会見後に主演・菅野美穂さんにインタビューをさせて頂いたところ、翌日の収録見学の許可を頂いたのです。

入念なリハーサルの後に迎える撮影本番。様々な角度から撮るため、30秒ほどのシーンでも2時間近く時間がかかります。張りつめた雰囲気の中、撮影が行われ、一瞬の間を置いてから『OK!』の声。
緊張から解き放たれた後、頭の中では、『お疲れさま』の声が心地よく響き渡ります。

その現場で、なんと助監督さんから驚きの指令が!
写真は、刑事役の玉木宏さんが所属する捜査一課の衣装。
ということは…。
この様子は10月9日16:10放送の番組でお送りします!

さて、続いては原さんのお話です。

飯田 菜奈

2010/10/01

みなさんは、何か新しいことを始めるとき、『何』がきっかけとなりますか?私は、「耳で聴いた音」かもしれません。

ピアノを習っていた頃、先生がお手本として弾いてくれた曲が大好きになると、早く自分もその曲を弾けるようになりたくて、猛練習していました。

小学校の卒業式で流れていた「カノン」。卒業式と言えば定番の曲ですよね。それを私もヴァイオリンで演奏してみたくて、高校生の頃、ヴァイオリンの授業を選択しました!大学では、第二外国語として韓国語の授業を選択し、勉強していましたが、それを始めたのも、韓国語の「発音」と言いますか、「しゃべりのリズム」に惹かれたからです。

振り返ってみると、私は「音」から入ることが多いなぁと気付きました。i-Podに入れる音楽も、一度聴いて耳に残った曲。なので、特にこの人!と断定はしていないのです。どんな人の曲を聴くの?と聞かれる事が多いですが、本当に、聴いて好きになった曲を入れています。

みなさんは、いかがですか???
私と同じように「音」から入る人も多いのではないでしょうか?

P.S.写真は、仙台放送まつりのステージでMCを担当した際、広報の方が撮ってくれた写真です。

お次は、隣に映っている広瀬アナです。

2010/09/29

今回のお題は『耳に残るあの音』。
仙台クラシックフェスティバルが10月に開催されますが、先月は定禅寺ストリートジャズフェスティバルも開かれました。
街中に素敵な音色が広がるって素敵ですよね。
そこで、「音」にまつわるエピソードです。

画像は、皆さんご存知クリネックススタジアム宮城。野球の試合を見ていると、気になるのが「選手の登場曲」。けっこう選手の好みキャラクターが表れるところなので、面白いのですよね!そしてワンフレーズしか球場に流れないのに、耳に残るのですよ。

山崎武司選手はダイアモンド☆ユカイさんに「Babeなタケシ」というオリジナルの曲を作成してもらっていたり♪ 岩隈久志投手は、日華(にっか)さんの「NO.1」。なぜこれを選曲したのか伺ったら「日華さんとお友達。家族ぐるみの付き合いで東京でたまにご飯食べに行くんですよ」とのこと。
個人的に、この曲を聴くとワクワクする♪というのは
有銘兼久投手のラッツ&スター「め組のひと」です!

外野席の楽天イーグルスファンが、音楽にあわせて「めっ!」と一緒にポーズをとるのが大好きなのです。

皆さんもスポーツ観戦での音楽気になるものあるのではないでしょうか?!

お次は、飯田アナの「音」です。