アナ・ログ

2012年 夏の総決算

林 佳緒里

2012/08/27

もう8月も終わりますね・・・。
夏の終わり、ちょっと寂しい気もします。
この夏は、とにかく育児の夏、あっという間に過ぎていきました。

長男は2歳10ヶ月、次男は4ヶ月。
次男の生活リズムもだいぶ出来上がり、2人の息子を育てるリズムもゆっくりではありますが、出来つつあります。

食事のタイミング、お風呂にいれるタイミング、寝かしつけるタイミングなど、2人同時に色々しなければならないなんて・・・と、てんてこまいだったちょっと前に比べると、落ち着いてきました。
そんな感じでしたので、この夏はあっという間に過ぎていきました。

そんな中でも、この夏総決算にふさわしい?、夏を締めくくるにふさわしい?出来事がありました。

長男のオムツがようやくはずれました。
これまで、いくら言ってもダメだったのに、ある時急に、「おしっこでる~」と教えてくれるようになり、トイレでできるようになったのです。

いつもお世話になっている保育の先生によると、おそらくもっと早くオムツが卒業できたみたいですが、次男が生まれ、長男なりの赤ちゃんがえりというか、私に対する甘えだったのではと、言われました。
分かりやすい赤ちゃんがえりがなかった長男、そういう形もあるのだなと納得したりして・・・。

そんな長男もはれて「パンツマン」(パンツをはいている人をこう呼びます)になりました。
弟に「まだオムツはいてるんだよね?赤ちゃんだね」と自慢げに話す姿をみて、あ~また一つ成長したなと嬉しくなりました。
この夏は、彼にとっても記念の夏となりました。
(★写真★友達とスイカ割りを楽しんだあとのご褒美、贅沢にスプーンを使って食べました)

明日は、おぐっちゃんです。
仙台の夏はいかがでしたか?

あー夏休み!

林 佳緒里

2012/08/07

仙台七夕は、きのう初日を迎えました。
この日を楽しみにしていた夏休み中のお子さんたちもたくさんいるのではないでしょうか?
我が家も同じです。

運動量も多くなってきたまもなく3歳の長男は、本来ならば夏休みこそ、近所のお兄ちゃんたちと毎日遊ぶ!または公園にプールにといきたいところでしょうが、今年の夏は、生後3ヶ月の弟がいるため、そうもいきません。

だからこの七夕は、彼にとってちょっとワガママを聞いてもらえる楽しみなイベントなんです。

そして張り切って中心部のアーケード街へ・・・。
(★写真中央で仁王立ちしているのが長男です★)

私が今年もいろんな飾りがあるな~と楽しんでいるその傍らで、長男は何を見ているかというと、出店。
長男の目的は飾りではなく出店、もっと言えば、好きなキャラクターのお面を手に入れることなんです。
今、彼を夢中にさせているもの。それは、戦隊ヒーローや仮面ライダー。
親が知らない歴代のライダーの名前を全て覚え、得意げに教えてくれるほど大好きです。
そのお面をおねだりということです。

欲しかったお面を手に入れた息子よ!
いくつになったら、七夕「飾り」を楽しんでくれるんでしょう?

あ~夏休み!普段、我慢を強いている分、つい甘くなってしまう毎日です。

明日は、寺っちです。
まだワガママを言わない息子さんとどんな夏休みを過ごしていますか?

夏にご用心!

林 佳緒里

2012/08/03

このテーマも今日でおしまいです。
梅雨明けと同時に、本当に暑く、寝苦しい夜が続いています。皆さんの体調はいかがですか?

とにかくこの暑さを乗り切るためには、やはり「冷たいもの」が欠かせません。
夏にご用心!それは「冷たいものの食べすぎ」でしょうか。

今年も節電の夏。
せめて、体の中はひんやりと・・・。
涼をとるために、どうしても冷たいものに手がでてしまいます。アイスクリームにかき氷、そしてゼリーにと・・・。

中でも今年私が口にする機会が多くなったのは、バニラアイスです。
実は、今年初めて、我が家で採れた「ユスラウメ」という赤い実を使ってジャムを作ったので(★写真★)、それをバニラアイスにかけて食べる美味しさを発見してしまいました。

冷たいものを食べた後のあの涼しさ!幸せですよね。しか~し!食べすぎると、後悔することもしばしば。

夏にご用心!冷たいものの食べ過ぎにご用心ですね!

次回からは新しいテーマ「あ~夏休み!」が始まります。

文月の出来事

林 佳緒里

2012/07/11

毎年7月に入ると、我が家ではあることが恒例になっています。
それは山形県東根市で楽しむ「サクランボ狩り」。
ここ5年ぐらい同じ農園に通っています。
もちろん今年も行ってきました!

去年は、原発の風評被害でサクランボ狩りに訪れる人も少なかったようですが、今年は元に戻ってきているとのこと。
しかも、今年のサクランボは、梅雨に入ってからの雨が少ないため、実割れも少なく、粒が大きくて甘いということで、いざサクランボ狩り開始!

好きなだけ食べられる幸せ、たまりません・・・。
親はもちろんですが、まもなく3歳になる息子は、低い場所になっている実を自分でとって、食べられるようになり満足の様子。(唯一難点を言えば、自分で種が出せないので、1粒食べるたびに種をとってあげなければならず、意外と面倒だったりもしますが)。
一方、今年初めてサクランボ狩りに連れて行かれた次男は、ベビーカーに乗って、何が何だかわからないまま1時間を過ごしましたが、おのおの楽しいひと時を過ごしてきました。
毎年通っていると、子供の成長をいろんな面で感じられるのも楽しみの一つになっています。

我が家には欠かせない文月の家族行事「サクランボ狩り」。
来年は、次男も少しは参加できるようになっているでしょうか?これまた楽しみです。

明日は寺ポンです。
まもなく4ヶ月になる息子さんは、順調に大きくなっていますか~?

梅雨の季節に思う事

林 佳緒里

2012/07/02

今年の梅雨は、太陽が顔を出してくれますね。
4月に生まれた次男を連れて、散歩にも行けるようになり、なかなか充実した梅雨を過ごしています。

そんな中、先日、義理の父の古希のお祝いにと、家族揃って温泉旅行に行ってきました。
結婚して5年が経ちましたが、主人の両親と一緒の旅行は初めてでした。
梅雨時の温泉もなかなか風情があっていいかなと思っていたんですが、当日は梅雨どころか、晴れの1日。
帽子に日焼け止めにと、夏のような天気でした。

肝心の旅行はというと、料理も温泉もとても良く、普段は現役でまだ働いている父もこの日ばかりは、ゆっくり休めたとリラックスの1日を過ごしてくれたようです。

とにかく私は、義理の両親にお世話になりっぱなしで、実の両親のようです。
保育ママに預けている長男の迎えに行けない時、急な病気の時、仕事で夜遅くなる時の食事、そして次男出産の時は長男の世話など、とにかく色々面倒をかけ、感謝してもしきれません。

その感謝の気持ちも込めてプレゼントした梅雨の温泉旅行。
この先も梅雨が来るたびに思い出すであろう、思い出深い旅行になりました。
(★写真は、客室の窓から撮影したものです。旅館の裏は森になっていて、緑多い場所でした★)

明日は、浅見さんです。

水無月

林 佳緒里

2012/06/07

水無月、「水」という漢字が入っていると、私だけかもしれませんが、なんとなく風情があり、幻想的な月という感じがします。
実際に、雨とアジサイなど、水と植物の美しいきょう演が見られるのもこの月の特徴かもしれません。

そんな水無月に、我が家で目を楽しませてくれるのが、アジサイではありませんが、こちらも咲き誇るととても美しい「モッコウバラ」です。
でもこのモッコウバラが意外と厄介な面もあり・・・。

植えて4年目を迎えるモッコウバラは、とにかく成長の勢いがすさまじく、剪定方法がわからない私にとっては、どう樹形を整えればよいのか?試行錯誤中。本を読んでも私には理解できず、モッコウバラはその勢いをとめません。
その勢いは、車を置くスペースさえも奪っていきます。植木屋さんにご指導をうけるのが一番なのでしょうが・・・。植木屋さんもこの時期は忙しいらしく。

育児に専念の毎日の今、庭仕事は気分転換にも良いのですが、このモッコウバラのお相手は一筋縄ではいきません。
水無月、目下の悩みです。

明日は、広瀬君です。

若葉の頃に思う事

林 佳緒里

2012/05/29

目にうつる葉も、若葉からだんだん色濃い緑になってきました。
去年は、桜にしても新緑にしても、ゆっくり楽しめませんでしたので、こうしてゆっくり眺めることができることに幸せを感じます。

さて、ようやく次男も沐浴できるようになり、これまで1ヶ月、家の中にこもりっきりだった生活も終わりました。あ~こんなにお日様が気持ち良いものとは・・・。

そんな中、体にも良いからと、先日たくさんの海藻類が贈られてきました。(★写真★)
そうです、パッケージを見ていただくと分かりますが、雄勝町船越の漁師の皆さんが作った、ワカメ、フノリ、ヒジキ、とろろ昆布などです。

震災の被害が大きかった、船越地区。
取材でお話を伺わせていただいた漁師さんご夫婦がおくってくださいました。

漁も少しずつ再開され、復興市などを定期的に開くなどして、生計を立てていらっしゃいます。
生命力あふれる若葉の頃にいただいた貴重な海産物。
船越地区も復興にむけ、力強く前進している証ですね。

母乳は、自分が食べたものが、直接赤ちゃんの栄養になります。少しでも体に良いもの、良いものをと気になりますが、栄養面だけでなく、こうしたお気持ちをいただいていることもかみしめながら、今、大切にいただいています。

明日は、拓雄さんです。

五月晴れ

林 佳緒里

2012/05/09

5月に入り、その時期らしい気温にも恵まれ、家の木々も花をつけ、そろそろ実をつけそうです。
「五月晴れ」という特有の言葉がある通り、この時期の晴れはとてもきれいで、気持ちが良いですね。
私は今、家の中から眺めるこの青空がとても癒しになっています。

私事ですが、ご報告です。
先月20日、無事、二男を出産いたしました。
予定日より10日も早い出産でしたが、安産でした。
とても幸せな瞬間でした。

そして今は、長男の時もそうでしたが、里帰りをしないでの出産でしたので、退院後も仙台の自宅で子育てを続けています。
産後1ヶ月はゆったりと体を休めなければいけないといわれていますが、普通に家事をしている毎日です。
性格的にもじっとしていられないのですが・・・。

とはいえ、さすがに外出は控えなければなりませんので、そんな時に、窓から見える五月晴れのきれいな空は、心を癒してくれます。

心の癒しがある一方で、一人目の出産とは違う悩みもあり・・・。
2歳半になった長男の世話です。
どうしても、下の子の世話に重きをおいてしまい、長男をもっとかまってあげたいのにそれができないもどかしさ・・・。
長男もそれが分かってか、ワガママ放題で、手に負えないことが多々あります。
保育ママや幸い仙台にいる主人の実家に長男の面倒をお願いしている毎日が続いています。

思っていた以上に大変な子供2人の世話、私と同じような経験をお持ちの先輩お母さん達は、どのようにこの時期を過ごしていたのでしょうか?
是非教えていただきたいなと思っているこの頃です。

ともあれ、また新たにスタートした育児。
懐かしさを感じつつ、新鮮な気持ちで頑張っていきたいと思います。

皆様も、季節の変わり目、お風邪など召しませんよう、お体大切になさってくださいね。

続いては、梅ちゃんです。

新たなスタート!

林 佳緒里

2012/04/03

4月になりました。
幼稚園入園、小学校や中学校、高校、大学への入学、社会人デビューなどこれまでとは全く違う環境に身を置く人がたくさんいると思います。
震災から1年経って初めて迎える新年度。
皆さんが少しでも明るい気持ちで新たなスタートをきれるといいなと思っています。

さて私は、出産に向けたお休みを頂き、2週間が経ちました。
ある意味、新しい生活がスタートしています。

休みに入る前に拓雄さんに、
「出産までの間が、上の息子さんとゆっくり過ごせる一番良い時間かもね?」と言っていただき、「そうですね」と私も返事をし、毎日を想像していたのですが・・・。

なかなかどうして、そうは上手くいきません。
普段は仕事のため、起きている長男と過ごす時間はほんの数時間。それがフルに1日となると、長男も知ってか知らずか、ワガママ放題です。
「魔の2歳児」とは、よく言ったものです。

ゆっくり長男と・・・となるはずが、「あ~何してるの!」「もう、いい加減にしなさい!」こんな言葉が飛び交う毎日です。
しかも、産まれてくる子供のための必需品の洗濯、部屋の家具の配置変えなどもしなければなりません。
2人目の出産は、楽な部分もたくさんありますが、体力的、そしてある意味精神的にはそうはいきません。
お腹の子供とゆっくり向き合う時間などはほとんどありません。
2番目の子供は要領が良いなんていわれますが、すでにお腹にいる時から、その要素が備わるようになっているのかもしれません。

お腹の子供に会えるのは確かに楽しみでもありますが、今から2人の子育てはどうなってしまうのか?若干の不安もあります。
ま、何とかなりますかね?楽観的にいきたいものです!

明日は、3人のお子さんのお父さん!拓雄さんです。

ともに(3)

林 佳緒里

2012/03/19

3月11日、私は東松島市内で取材をさせていただきました。
1年前から取材させていただいていた「青い鯉のぼりプロジェクト」です。(写真)
震災で亡くなった弟の供養のため、大好きだった青い鯉のぼりを空高く泳がせようと始まったプロジェクトで、震災から1年となったこの日、再び青い鯉のぼりが泳ぎました。

プロジェクトを進めてきたのが、この春、高校を卒業したお兄さんです。
同じように家族を失った方たちにむけて「この1年間を乗り越えられたのですから、復興にむけても進めると思います。ともに進みましょう」と、心強い言葉を残してくれました。とても印象的な瞬間でした。
皆さんはどんな1年を迎えられましたか?

さて、この場をおかりしてご報告があります。
私事ではありますが、今、2人目の子供がお腹にいます。4月末に出産を予定していて、明日から1年間ほどお休みをいただくことになりました。

今回の震災では、数え切れない命が一瞬のうちに失われました。命の尊さ、はかなさ、命についてこれほどまでに考えさせられ、教えられたことはなかったように思えます。

この時期に、宮城で宿した命、運命的なものも感じます。長男はもちろん、まもなく産まれてくる命を、どんなことがあろうと守り、命をつないでいきたいと思います。

アナウンサーという仕事からは少しはなれますが、しばらくは妻、母親に専念しながら、宮城、そして1人1人の心の復興にむけて、皆さんとともに歩んでいけたらと思います。これからもよろしくお願いいたします。

次は稲垣君です。私も、産まれてくる子供も、そして稲垣君もみんな辰年です。

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