2012/04/11
4月1日に松元ヒロライブ「ひとり立ち」に行ってきました。
ヒロさんは大学の後輩、「先輩!先輩!!」と言って
私を立ててくれます。
腰の低い見事なピン芸人です。
1年前の3月12日のライブもお邪魔する予定でしたが、あの3.11が…
ヒロさんのライブも中止になり、紀伊国屋ホールで一夜を過ごしたそうです。
知らない人には、ヒロさんを説明のしようがありませので、一度見て下さい。
仙台でも、10月3日にライブがあります。
今回のライブの中で、ヒロさんは、「清貧の画家」「奇跡の画家」と呼ばれている石井一男さんの話をしました。恥ずかしながら、別に恥ずかしい訳ではありませんが、私はこの石井さんのことを知りませんでした。2年ほど前に、「情熱大陸」で紹介されたそうです。
ヒロさんの話から、どんな絵を描く人か?興味がわきました。
「産経抄」には、こんなことが書いてありました。
~あまり期待していなかった画廊主は、作品の中の女性像の前で息を呑んだ。少女の顔にも聖画にも見えた。「女神像」と名付けて個展を開くと、最初は半信半疑だった観客の表情が、みるみる変わっていく。
芸術に何ができるのか。東日本大震災の発生以来、よく耳にする問いかけだ。石井さんの絵には、本人はそんなつもりはないのに、苦難に直面し、悲しみに沈む人たちを、そっと支える力を持つ~と。
確かに、その顔は、仏様にも、お地蔵様にも、大仏様にも、マリア様にも見える優しい、安心を与えてくれる表情でした。
石井さんの暮らしぶりといい、作品といい、春からいい話をヒロさんから教えてもらいました。
あすは、寺田アナウンサーです。